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ひさびさにキャビンでゆっくりと時を楽しむ。
母屋が出来てからキャビンでこんな風に時間を過ごしたのは始めてである。
キャビンに入ると母屋は見えない。
いきなりキャビン時代に戻ったような錯覚に襲われるが道路沿いに設置した木製のフェンス、
母屋のデッキ、基礎工事の時掘り出した岩などが新たなピクチャーウィンドウの素材となった。
初心に戻れる場所があるのはいい事ただなあとこのレポートを書きながら思っている。
相変わらすウグイスが鳴き、ヒグラシが時を奏で、絶え間ないせせらぎの水音が流れる。
ポンピングでランプに火を灯し、キャンプ場の水やグリーングリーンの風呂、究極のエコロジートイレなどの記憶が
蘇る。
思えば楽しく懐かしい日々である。
母屋が出来てから日常の延長であるサイトライフを楽しむことが出来ている。
それに対してキャビン時代は非日常を楽しむという明快なステージがあった。
非日常から日常への変換の中キャビンの次の時代を模索している。
ちなみに今回のメニューは
- 土曜朝 コンビニサンドイッチ
- 土曜昼 近くのペニーレーンというパン屋で焼きたてパンを購入。サイトで食す。
- 土曜夜 ちらし寿司(サイト初メニュー)
- 日曜朝 納豆定食
でした。
神社にしめ縄といっしょに吊るしてある連続した四角い紙(幣)は稲妻を表現しているらしい。
雷は農作物を豊作にする大事な夏のビッグイベントなのである。
ちなみに雷が発生するということはそれだけ日中の温度が上昇したという証拠で
暑い夏が豊作の絶対条件であるからだ。
そしてサイトはいかづち(雷)のメッカなのである。
今このレポートもサイトで雷鳴を聞きながら書いている
せせらぎの水は増水して今にも溢れそうである。
木々の葉は雨を目いっぱい乗せて重みで垂れ下がっている。
スカパーも雷雲のためか受信できなくなった。
そして突然電気が途絶えた。まだ夕方5時で廻りは多少明るかったためダメージは少なかったが
母屋では電気がこないと困ってしまうと思っているうちにほどなく停電は復旧された。
そのうちあたりが明るくなり蜩が鳴き始め雷の峠は越したかと思っていたらまた停電した。
恐るべし那須いかづちである。
レポートでも何度か紹介しているがここの雷はすさまじくかつ夏はほぼ毎日の定例イベントである。
ちなみに那須は年間雷雨日数35日以上(気象庁公表)という全国でも雷の発生しやすい地域とされており、
耐雷・避雷の研究を目的とする(財)電力中央研究所の塩原実験所も置かれているのだ
母屋で経験するのは初めてだが落雷はすさまじい音量で
DVD5.1サラウンドMAXボリュームなどではまったく太刀打ちできないど迫力である。
本日雷鳴の中梅雨が明けた。
金曜夜から那須に来た。
土曜は朝から快晴。朝風呂などを楽しみ黒磯に向かう。
昼食、買出しののち今回も青木の道の駅でサッカーを楽しむ。
ちなみに今回のメニューは
- 土曜朝 コンビニサンドイッチ
- 土曜昼 久々にビストロ伊良部
- 土曜夜 ポトフ
- 日曜朝 納豆定食
- 日曜昼 カレー
でした。
でした。
サイトにくると色々な音に出会える
せせらぎの水音、ウグイスの鳴き声、かみなりの音、雨が葉にあたる音、近くの民家で吠えている犬、
カラス撃退のための空砲の音などだ。
まさしくサウンドスケープ(音の風景)といった感じである。
そしてわたしがこのサイトのサウンドスケープで最も気に入っているのがヒグラシの'カナカナカナ'という泣き声である。
ヒグラシは光が変化する微妙な時間帯が好きなようで昼間は鳴かない。
夏の早朝と夕暮にのみ聞くことができるこの音は妙になつかしいようなせつないような微妙な雰囲気を持っている。
今回は3人である。
土曜の早朝にスタート。サイトには7時過ぎに到着した。
午前中は思い思いに過ごす。
私は朝風呂半身浴を堪能した。タツキは最近やたらサッカー狂でサイトにくるとスカパーでサッカー観戦である。
W杯の再放送を何度も目を凝らすように見つめている。
ちなみにユキは朝寝を楽しむ。
昼は黒磯に食事と買出しに出かけた。
途中タツキにサッカー用のトレーニングシューズ(puma)を購入。
あまりにサッカーをやるので普段履く靴がすぐダメになってしまうためである。
サイトに戻る途中、前回から利用している道の駅の広場でサッカーをやる
さっそくNewシューズを試してみたがまだ足に馴染まずちょっと戸惑っている様子だった。
サッカー練習を終えサイトに戻るとヒグラシが鳴き始めたのだ。
ちなみに今回のメニューは
- 土曜朝 コンビニサンドイッチ
- 土曜昼 黒磯ラーメン屋
- 土曜夜 うなぎ白焼き&蒲焼
- 日曜朝 焼き魚
- 日曜昼 ユキパスタ
でした。
ノコギりクワガタがその湾曲した鍬でカブトムシをガッチリと挟み込み
ジワジワと押し込んでいく。
身動きを封じられたカブトムシは後ずさりするしかないきびしい状態であった。
枝が曲がっていたせいか後ずさりするカブトムシは徐々に体が浮き上がってしまい
最後にはクワガタに鍬で完全に空中に差し上げられた体制になっていた。
そしてその直後クワガタはカブトムシを樹上から下に叩きつけるように放り出したのである。
なすすべもなくカブトムシは地面に落ちた。
この決闘に完敗したのは
去年このサイトで捕まえたカブトムシの子供である。
前回に続き東京で育てたカブトムシのオス1匹、メス2匹を
サイトのふるさとであるOKツリーに返したのである。
OKツリーとは佐藤家にあるコナラの木で幹が丸く曲がっているの特徴で
指でOKと丸くサインをだしているように見えるのでOKツリーと呼んでいる。
去年感動的なオニヤンマの羽化ライブが繰り広げられたのもこの木である。
OKツリーに放したカブトムシは幹を上り始めOKの丸く曲がった幹にくると
そこにはノコギリクワガタのオス。メスがいたのだ。
ここは俺たちの家だといわんばかりに守屋家カブトムシを威嚇しはじめたのでる。
守屋家カブトムシはクワガタを見たのは初めてである。
自分よりも薄くて小さいノコギリクワガタは
カブトムシには楽勝の相手に写ったのかもしれない。
しかし現実はきびしかった冒頭で紹介したようにカブトムシの惨敗であった。
こんなはずはない!
と思ったのかカブトムシはその後も計3回にわたりノコギリクワガタに挑戦したが
結果は3戦3敗という悲惨なものとなったのである。
さすがに自然界のノコギリクワガタは強い。
プラスチックケース屋内培養カブトムシでは歯がたたなかったようだ。
この一部始終を見ていたタツキはノコギリクワガタの強さに魅了されてしまった。
3戦3勝で勝ち誇り幹で休んでいたクワガタのペアを私が捕まえた。
今度はこのクワガタムシを守屋家で飼う事になったわけである。
2世は無事誕生するであろうか?
金曜に半休を取り夕方那須に向かう。
今回は西澤氏が参加予定だ。黒磯駅前ののスーパーで午後6時過ぎに合流。
西澤氏は母屋ができてから2度目の登場であるがサイトの通算参加回数はダントツ1位である。
土曜は上記のとおりのOKツリーの決闘を堪能した。午後は食事のあとノビロー近くの道の駅で
西澤氏、タツキ、私の3人でサッカーを楽しむ。
結構広い芝生広場があるのだ。これからはどんどん利用したい。
日曜は午後から用事があったので昼前に西澤氏を駅まで送り帰路についた。
ちなみに今回のメニューは
- 金曜夜 手巻き寿司
- 土曜朝 和定食
- 土曜昼 ノビロー
- 土曜夜 餃子&麻婆豆腐
- 日曜朝 パン
でした。