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ヤマユリとエントランス脇のギボウシ
かつて大英帝国は世界中のめずらしい植物を集めるため
プランツハンターと呼ばれる人間を世界中に送った。
そしてプランツハンターは日本にもやってきた。
そのとき彼らの目にとまったのがヤマユリであった。
道端に咲くヤマユリの花をみて驚愕したプランツハンターは
それをイギリスまで運び育てた。
今ではユリはイギリスでは常に人気の高い花としてその地位を築き揚げている
そのヤマユリはサイトの廻りでもよく見かける
この時期その華やかで巨大な白い花弁と黄色く輝くおしべのコントラストが強烈である。
このユリと同じようにイギリスで人気がある日本原産の植物がある。
ホスタと呼ばれる植物で日本名はギボウシである。
このギボウシの品種であるサガエ、ホッカイドウなどは大変な人気のようだ。
このギボウシの一種であるコバギボウシは
この時期サイトの周りにたくさん花をつけて自分たちの居場所を主張している
花の色は涼しげなムラサキでロート状の花弁を数個つける
サイト内や廻りの道端にもたくさん咲いている。
誰も気に留めていないようであるがイギリス人が見たら狂喜するかもしれない。
私もプランツハンターの気分でサイト廻りにあるギボウシを集め、
エントランス脇に寄植えしてみた。
涼しげな色合いがこの時期にピッタリとはまる。
金曜の夜那須に向かう
サイトには11時頃に到着。
台風の影響か不安定な空模様で時折雨が強く降ったりした。
翌朝も天気は不安定で時折雨が降っていた
朝食後買出しに出かけ昼にサイトに戻る。
今回は夕食用にカンパチを3枚おろしにした後のカマと中落ちなどを480円で購入した。
夕方タツキとカマ焼き用に炭火をおこし遠火でじっくり1時間ほどカマを焼いた。
こんがりと焼き目がついたカマは驚くほどうまい!
次に中落ちなどに利用する背骨つきそぎ肉を焼く
これもまためちゃくちゃうまい!
そしてさらに残りもの半端部位を照焼にする
申し訳ないぐらいうまい
最後のとどめは魚の骨をだしにした雑炊である。
この480円のカンパチ3枚おろし残りセットによる
魚料理フルコース(一人あたり160円)は究極のコストパフォーマンスであった。
今回のメニュー
7/31
朝 パン
昼 ニラレバ定食
夜 カンパチのカマ焼き
7/25
朝 ペニーレーン買出しパン食
でした。
東京と那須の最高気温の差である。
7月24日の東京の最高気温は34.4°
那須の最高気温は26.8°であった。
ちなみに最低気温は東京27.5°那須17.5°である。
さらに同日の札幌の最高気温は32.9°最低気温21.1°だったので
札幌より那須の方が涼しかったことになる。
先日東京では観測史上堂々の一位となる最高気温を記録した
39.5度である。
この日は外を歩いていると
まさしく灼熱地獄で酸素が薄く感じられて息苦しいぐらいであった。
そしてこの猛暑はその後も続きこの3~4日は35度以上となっている。
この那須の気候は夏ばて気味の体には最高のプレゼントになっている
土曜の早朝那須に向かう
広谷地ココスには8時前に到着。
朝食後那須街道をドライブして黒磯の市内に向かい
まずはセルフのガソリンスタンドで給油。
このところガソリンが急騰しており
価格はハイオクで121円/リットル。通常の2割高といった感じだ
車には猫も同乗するため車内の猫毛被害が限界状態であったので
コイン掃除機と接着テープを利用して徹底的に取り除く。
その後はカインズホーム、図書館、ムラサキスーポーツなどにより
池上で買出しをしてサイトに戻った。
天候は晴れ、東京の酷暑に強制的にならされたた身体には
那須の夏が非常にすごしやすく快適である。
昼はデッキでユキのイタリアンとワインで過ごす
夕方からは恒例の雷イベントとなった。
そしてこのイベントはしばらく続き夜は停電が頻繁に起きる状態となってしまった。
急いでろうそくに火を灯す。なんとなくなつかしい時間が過ぎていく。
まもなく電気も復旧した。雷も峠をこしたようである。
その後ダッチオーブンの蓋を利用したジンギスカンの夕食
窓を開けていると肌寒いほどに冷え込んできた。
連日の熱帯夜から開放され気持ちよく就寝できそうである。
翌日予想通りの気持ちの良い睡眠から目覚めると外は日が射していた
夜遅くまで降っていた雨が染み込んだ大地から
陽炎のように水蒸気が辺りを包みこむようなしっとりとした朝である。
肌寒いためダウンベストを羽織る
ラジオでは東京の連日の猛暑を伝えていた。
今回のメニュー
7/24
朝 広谷地ココス
昼 ユキのイタリアン
夜 ジンギスカン
7/25
朝 ペニーレーンのパン食
でした。
=====後日追記=======
計算まちがえてました!m(_ _)m
34.4-26.8=7.6が正解ですが、なぜか36.8-24.4=12.4という計算をしてました。(おはずかしい)
ただ東京が39.5度の最高記録を樹立したとき那須は26度でその差は13度以上です。
昨年暮れに群れをなして巣箱の廻りに現れたシジュウカラが春に
営巣し、産卵、子育て、巣立ちというステージを私たちに楽しませてくれた
OKツリーの巣箱ではこのサイクルが2回行われた
先週羽毛がほぼ生えそろっていた雛たちは今週はすでに
巣箱にはいなかった。
二つの巣箱とも残っているのは営巣のために敷き詰められた葉、小枝だけである。
このサイトから巣立ったシジュウカラの子供たちが
元気に那須の林を飛び回っている姿を想像するとなんか楽しくなる。
来年はサイトシジュウカラ2世の誕生を期待したい。
土曜の早朝那須に向かう
今回は3連休ということで東北自動車動はいつもより
交通量が多かったが渋滞はなかった。
定番になりつつある広谷地ココスには8時前に到着。
ゆっくり朝食を楽しんでから午前中をサイトですごす。
先週雛たちがにぎやかだった巣箱を覗いてみたが
からっぽであった。みんな無事に巣立ちしたようである。
昼にカインズホームへいき卓球の球が落ちないようにネットを購入した
いままでは網戸を利用していたが
夏になったため網戸は本来の位置に設置する必要があった。
防球ネットは高さ90cm長さ3mで300円
これを2Fの手すりに結び付け完了である。
いままでより大分すっきりとして300円リフォームは効果的であった。
夜は野菜がメインのお座敷てんぷらをゆっくりと楽しんだ。
ちょっとした野菜でも順番にゆっくりと揚げたてを頂くと
なんだか優雅な気分になるものである。
昼過ぎから降り出した雨は夜になるとさらに雨音が強くなっていた。
翌朝は雨もやみ日が射してきた。
朝はたつきが担当で炭焼きさんまを焼く
炭のおこし方から焼き方、後始末まで一通りの作業をどうにかこなしてくれた。
これから炭焼当番はタツキにやってもらうことにする。
ちなみに今回のさんまは冷凍28円さんまではなく
生さんまを黒磯の魚屋(スーパーではなく昔ながらの魚屋)で購入したもので
なんと1匹400円!!である。
さっきまで泳いでいたんだと主張するがごとく青々とした鱗がきらきらと光っていた。
高価な生さんま朝食のあとは池上に買出しにむかった。
昨日は午後、池上で買い物をしたが連休のためか異常に混雑していたため
今日は午前中のうちに買出しを済ましてしまう作戦である。
池上で買出しのあとパンを購入するために久しぶりにペニーレーンに向かった。
連休のせいかペニーレーンの前には多くの人がいたがちょっと異常なほどに人が多い。
そして店も大分拡張され、庭のテラスには結婚式もできる
大きなガーデンハウスのようなものもある。
パンを買うために長蛇の列ができていた。
いったいどうなってしまたのかと思ったら理由がわかった。
ここのパン職人がなんとTVチャンピョンで優勝していたのだ。
どうやら全国からここのパンを買いに人々が押し寄せているようであり、
このタイミングに店は大拡張を行ったようである。
昼はリニューアルデッキでユキのイタリアンを楽しむ。
今日は天気も安定していて雨は降りそうもなかった。
気温も暑くなくとても過ごし易い
このところ東京は35度前後の最高気温が続き夏バテ気味であったので
非常にありがたい。
この日は夕立もなく安定した空模様であった。
翌朝は降ったりやんだりの不安定な空模様でスタートした
たつきが朝食用の焼魚を炭で焼く
どうにか一人でもまかせられるようになってきた。
朝食後は日が射す程度に天気が回復してきた。
そしてデッキに天寿をまっとうしたヒグラシを見つけた。
必死に鳴きつづけたヒグラシ
この時期ヒグラシは朝早くから昼前まで
そしてわずかな昼休みのあと日が暮れるまで鳴きつづける
ただひたすらに鳴きつづけている。
そして短い成虫時代を終える。
夏の主役である。
今回のメニュー
7/17
朝 広谷地ココス
昼 黒磯ラーメン
夜 お座敷てんぷら
7/18
朝 生サンマの炭火焼
昼 イタリアンフォンデュ(バーニャカウダソース)
夜 ビーフストロガノフ
7/19
朝和食(焼魚)
でした。
スーパー池上は那須サイトにおいて非常に重要な食料供給源となっている。
このスーパーは99年に戸田の交差点で開業した。
なにしろ安い。さんま1匹28円!特価と書いてあったがいつ行っても28円である。
この28円さんまもすごいと思っていたが
今日はニラが一束十円であった。
東京のスーパーなら百円してもまったくおかしくないニラである。
特に野菜、果物類の安さは目を見張るものがある。
そしてこの店は何時来ても駐車場が満杯に近い状態でレジも混んでいる。
ちなみに営業時間は朝9時~夜8時
ちかくのレストランやペンションのプロまで買出しにきている。
(ノビローのマスターを見たことがある)
一日の売上は幾らぐらいなのだろうと意味もなく考えてしまう。
今回は3人で土曜の早朝那須に向かう。
そして7時半には広谷地のココスで朝食を取っていた。
天気は快晴でとても梅雨真っ只中とは思えない。
ゆっくりと朝食をたのしんだあと9時のオープンに合わせてスーパー池上に買出しにいった。
するとニラが一束十円ということで夕食のメニューは餃子に即決定した。
朝一買出しのあと黒磯図書館まで本を返却しにいきサイトに戻った。
さっそく気になっていたシジュウカラの巣を覗いてみる。
いました!
雛が7~8羽ほど必死に口を開けてエサをねだるようなポーズをしていた。
(残念ながらシャッターチャンスと思って撮ったときは口を閉ざしてしまった)
親鳥も頻繁にエサやりに巣を出入りしている。
あと1~2週間で巣立ちといった感じである。
昼は池上で購入した中華麺でユキのラーメンを真夏のような日差しの中
パラソルをだしデッキで食べた。噴出す汗に林を抜ける風が心地よい。
昼を過ぎるとヒグラシが鳴き出した。夏最高のサウンドスケープである。
2時を過ぎると天気が急に悪くなり辺りが暗くなってきた
どうやら那須名物の雷がくる気配である。
そしてやはり思ったとおりにそいつはやってきた。
ザーという地響きのような音を上げ雨が近づいてきたかと思うとあっというまに
豪雨となった雷鳴が響き渡る。那須の夏がやってきた。
豪雨の中、風呂場の窓を全開にして風呂につかりながら雨を見つめる。
するとこのすさまじい豪雨の雨音に負けないように
必死にヒグラシが鳴いているのがわかった。
雷鳴などには負けていられないセミの必死な生命力を感じ
結構感動してしまった。
はだかデッキをたたきつけるように降っている雨を見ていたら
はだかデッキで雷鳴BGM付天然シャワーを浴びてみたいという衝動にかられた。
さっそくデッキに出てみる。
体中にあたる雨が痛いのではないかと思ったらそうでもない。
水の出が悪い海の家のシャワー程度の貧弱さである。
そんな時先日読んだ高木美保さん(那須で暮らす女優)のコラムを思い出した
彼女は雷鳴の中那須の露天風呂を楽しんでいたら近くに雷が落ち
入っていた風呂がビリビリしてきてあわてて前も隠さず逃げ出したというものである。
ちょっと怖くなり風呂場に戻った。
夕食は十円ニラをふんだんに入れたニラ餃子をみんなで作り楽しんだ。
その後は3人で人面魚親子冒険CG映画をDVDで鑑賞した。雨は夜遅くまで降り続いた。
翌朝は気持ちよく晴れ、すがすがしい朝であった。
もうすぐ巣立ち?
今回のメニュー
7/10
朝 広谷地ココス
昼 ユキのラーメン
とんこつスープ
夜 ニラ餃子
7/11
朝和食(炭焼さんま)
でした。