2004年7月10日土曜日

一束十円


スーパー池上は那須サイトにおいて非常に重要な食料供給源となっている。
このスーパーは99年に戸田の交差点で開業した。
なにしろ安い。さんま1匹28円!特価と書いてあったがいつ行っても28円である。
この28円さんまもすごいと思っていたが
今日はニラが一束十円であった。
東京のスーパーなら百円してもまったくおかしくないニラである。
特に野菜、果物類の安さは目を見張るものがある。
そしてこの店は何時来ても駐車場が満杯に近い状態でレジも混んでいる。
ちなみに営業時間は朝9時~夜8時
ちかくのレストランやペンションのプロまで買出しにきている。
(ノビローのマスターを見たことがある)
一日の売上は幾らぐらいなのだろうと意味もなく考えてしまう。

今回は3人で土曜の早朝那須に向かう。
そして7時半には広谷地のココスで朝食を取っていた。
天気は快晴でとても梅雨真っ只中とは思えない。
ゆっくりと朝食をたのしんだあと9時のオープンに合わせてスーパー池上に買出しにいった。
するとニラが一束十円ということで夕食のメニューは餃子に即決定した。
朝一買出しのあと黒磯図書館まで本を返却しにいきサイトに戻った。
さっそく気になっていたシジュウカラの巣を覗いてみる。
いました!
雛が7~8羽ほど必死に口を開けてエサをねだるようなポーズをしていた。
(残念ながらシャッターチャンスと思って撮ったときは口を閉ざしてしまった)
親鳥も頻繁にエサやりに巣を出入りしている。
あと1~2週間で巣立ちといった感じである。
昼は池上で購入した中華麺でユキのラーメンを真夏のような日差しの中
パラソルをだしデッキで食べた。噴出す汗に林を抜ける風が心地よい。
昼を過ぎるとヒグラシが鳴き出した。夏最高のサウンドスケープである。
2時を過ぎると天気が急に悪くなり辺りが暗くなってきた
どうやら那須名物の雷がくる気配である。
そしてやはり思ったとおりにそいつはやってきた。
ザーという地響きのような音を上げ雨が近づいてきたかと思うとあっというまに
豪雨となった雷鳴が響き渡る。那須の夏がやってきた。
豪雨の中、風呂場の窓を全開にして風呂につかりながら雨を見つめる。
するとこのすさまじい豪雨の雨音に負けないように
必死にヒグラシが鳴いているのがわかった。
雷鳴などには負けていられないセミの必死な生命力を感じ
結構感動してしまった。
はだかデッキをたたきつけるように降っている雨を見ていたら
はだかデッキで雷鳴BGM付天然シャワーを浴びてみたいという衝動にかられた。
さっそくデッキに出てみる。
体中にあたる雨が痛いのではないかと思ったらそうでもない。
水の出が悪い海の家のシャワー程度の貧弱さである。
そんな時先日読んだ高木美保さん(那須で暮らす女優)のコラムを思い出した
彼女は雷鳴の中那須の露天風呂を楽しんでいたら近くに雷が落ち
入っていた風呂がビリビリしてきてあわてて前も隠さず逃げ出したというものである。
ちょっと怖くなり風呂場に戻った。
夕食は十円ニラをふんだんに入れたニラ餃子をみんなで作り楽しんだ。
その後は3人で人面魚親子冒険CG映画をDVDで鑑賞した。雨は夜遅くまで降り続いた。
翌朝は気持ちよく晴れ、すがすがしい朝であった。


もうすぐ巣立ち?
今回のメニュー
7/10


  • 朝 広谷地ココス
  • 昼 ユキのラーメン
    とんこつスープ
  • 夜 ニラ餃子 
    7/11
  • 朝和食(炭焼さんま)
    でした。
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