2006年4月8日土曜日

SPF材

SPF材とは木材の名称で那須サイトの自作デッキなどでよく利用している。
SPFとはSpruce(米トウヒ)・Pine(マツ類)・Fir(モミ類)の3種類の材の総称で
SPFという単一の木材があるわけではない
主産地はカナダ、アメリカで成長が早く加工がしやすいことから、
建築材であるツーバイフォー材に適しているとして昔から使われている
そして日本で一番流通しているツーバイフォー材である
ツーバイフォー材(2×4材)というのは木材の断面が2インチ×4インチという意味で
2×4工法というのは2×4材で「面」をかたち作る枠組みを構成して
その「面」で建物を支える建築工法である
実際のツーバイフォー材は乾燥させる段階でサイズが変化するため
実寸では厚さが1.5インチ(38mm)、幅が3.5インチ89mm程度で規格化されてる。
ホームセンターではSPF材が長さ910mm、1820mm、3640mmなどで売っている。
規格化されていて入手しやすくそしてなによりも魅力的なのは「安い!」ということである
そのためデッキなど大量に必要な場合はほとんどこの木材を利用している
しかしこの木材には欠点がある。それは水に弱いということだ。
雨にあたる屋外などでは腐りやすい
はっきりいってウッドデッキなどにはもっとも向かない木材なのである
(長持ちさせるためペンキ塗りを頻繁に行ってはいるがペンキ代も馬鹿にならない...)
正直いって多少高く、入手が面倒でも材質にこだわった方がよいと思っている
どこでも手に入り、安いという魅力に勝てないでいる自分が情けない。
SPF材の特徴にしたがいサイトの自作デッキはところどころ
腐りかけていて部分的に取替作業を随時行っている。
しかし腐るといっても木材1本が丸ごと腐るのではなく端部や水気が溜まりやすい場所が腐るだけで
その箇所以外はわりとしっかりしているので腐った場所のみカットして
何かに利用しようと思ってストックしていた。
そこで今回このSPFの端材を利用してデッキ裏に階段を自作することにした。
生ゴミをコンポストに捨てに行くときや水抜き作業をするときに
キッチン前のデッキから下に下りる必要がある
段差が90cm程度あるので踏み台をひとつ置いてあるのだが上り下りに不便であったのだ。
図面なしでメジャーなども一切使わず現場合わせで思いつくままに作ってみた
新たな材料は釘1本も購入しないですべて現場にあるもので
製作するのは結構クリエイティブな作業であった
そして良くいえば味のある、悪く言えば極端にヘタクソな階段が出来上がった
ただグラ付くようなことはなく機能的には満足の出来るものとなった
この場所は庇の下になるので多少の雨なら濡れずにすむのでデッキより長持ちしそうである。
ということで腐りやすいSPF材だがとことん利用しつくし、
最後はダッチオーブンの焚き木として成仏させてあげたいと思っている

今回は3人で土曜午後那須に向かい黒磯で買出しをして夕方にサイトに着いた。
東京はもう葉桜になりかかっているのだが那須周辺ではまだ蕾状態でコブシが満開であった。
秋に植えていたスイセンが可憐な花をつけていた。ウグイスも元気良く鳴いている
まだ肌寒く感じたが那須の春である。
翌朝は強風が吹き荒れていた
今日はタツキの14歳の誕生日である
昼は手作りの釜焼きピザとパスタ&チーズケーキでお祝いした。
そのときちょうどテレビでピザ釜の作り方をみた。かなり面白そうである
そして次の那須サイトでの目標はピザ釜つくりとなった。
夜は久々にビストロ伊良部で誕生日ということでコースディナーを楽しみ東京へ向かった。

今回のメニュー
04/08

  • 夜 たこ焼き
    04/09
  • 朝 サンマ定食
  • 昼 パスタ&手作りピザ
  • 夜 ビストロ伊良部
     

    でした。
    [おやじからの一言]
    東北自動車道下り101kmポスト付近にオービスが設置されました。
    みなさん那須にお越しの際はお気をつけください!
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