2001年6月9日土曜日

鬼ごろしと地鎮祭




伐採予定樹木に鬼ごろしを献上。

今回は土曜朝8時にサイトに到着した。
東京を朝5時半にスタートしたがこの季節は朝4時半から明るい。
今日は10時半に工務店の方と現場立会い、位置確認などをする予定である。
朝はOn the wayで購入した朝食をサイトで楽しみ建築予定地などを確認しながら
打合せの準備をした。
予定通り工務店の方がサイトに到着。
今日は現場代理人の方とも会い位置、工程の打合せをした。
来週から伐採を行い井戸掘削、浄化槽設置、倉庫移動、基礎工事....という段取りで
進めていくこととなった。 打ち合せ後、黒磯で昼食、買出しをしてサイトに戻った。
いよいよ来週早々から伐採という事なので自分たちだけで地鎮祭を行うことにした。
地鎮祭とは「建物を建てる時、地の神様が怒らないようになだめる行事。」
らしいと自分で勝手に解釈している。建物を建てるために環境(植生)を
破壊してしまうことはやはり人間のわがままなのだろう。
しかし1本の植物も伐採せず自然林に建物を建てるのは不可能に近い。
建築物を建てる以上植生は犠牲にならざるえないのが現状である。
だとすれば伐採せざるを得ない樹木には私どものわがままをお許しください
(できるだけ伐採がすくないプランを追求したつもりであるが)
という意味合も込めて許しを乞う事が必然であると思う。
という理屈のもと伐採予定樹木に日本酒を捧げ許しを乞いたのである。
またサイトの大きな岩を「地の神様」ということにしてそこにも酒をたっぷりそそいだ。
地の神様が酔っ払って何だが分からない内に着工してしまおう。という作戦である。
これで地の神がほんとうに鎮まるかはちょっと疑問であるが
「何にもしないよりいいだろう!」
という事で決行した。
ちなみに鎮めるために献上した酒は地元酒の一つである十一正宗の「鬼ごろし」という日本酒である。
地の神を鎮めるならこのくらいのネーミングの酒のほうが効き目がありそうである。
我流地鎮祭を強行してからひさびさにグリーングリーンにいった。
夜はイタリア食堂でゆっくり食事をして早めに床についた。
翌日は朝からあいにくの雨であった。今回は東京で昼から予定があったので
朝食もとらずに8時に雨がお神酒を流しきる前に帰路についた。

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