2001年7月21日土曜日

カブトムシ捕獲大作戦。



サイトのコナラを登る菊地誠商店カブトムシ

今回は関越道から金精峠を超え那須に向かった。
木曜からユキとタツキは中之条にある杉並区の宿泊施設にグランマたちと
行っている。金曜日の朝、迎えにいきそこから那須に向かったためである。
夏休み突入3連休初日だけあって関越道は朝から40km渋滞であった。
寝坊して6時にスタートしたためあえなくこの渋滞にはまり中之条到着は
10時過ぎとなってしまった。
タツキたちはグランマが年間契約で利用している貸し農園の作業で
張りきっていたらしくジャガイモやトウモロコシを山のように収穫した。
中之条から沼田を抜け金精峠に向かう途中、丸沼でランチとなった。
ここは湖畔の景色がすばらしくさほど人間も多くないので
穴場である。ランチはラムの鉄板焼。昔ジンギスカン屋でアルバイトをしていたので
ラム肉の焼き方はちょっとうるさい。まず野菜から焼くのがポイントなのだ。
隣のテーブルはその基本を守れなかったらしく、黒焦げでまずそうだった。
湖畔のランチのあとは那須に向かって金精峠、戦場ヶ原、いろは坂などを気持ち良く走った。
今市市から矢板に抜け那須に到着したのは4時近くである。
サイトには予想しなかった構造物がたち上がっていた。
足場である。
建物の基礎周りに高さ約6mほどの足場がそそり立っていたのである。
自らサルと名乗り、筋肉番付(TV番組)のサスケのファンであるタツキは
この突如現れたサスケセットもどきに狂喜乱舞し、早速登り始めたのである。
つられて上ってしまったが地上6mからの眺めは今まで見なれていた場所が
また違った見え方がしておもしろい。

今回タツキにはどうしてもゲットしたいものがある。メスのカブトムシである。
カブトムシを飼い始めたタツキの次の目標は産卵なのだ
そのためにはメスカブトムシが必須である。
そこでカブトムシの捕獲作戦となった。
ランプのケースを逆さにしてクヌギの木に吊るし
その中に餌を入れておく方法だ。
餌の匂いにつられてケースに入ったカブトムシはケースがすべるため
もうそこから這い上がることはできなくなるというトラップである。
サイトの近くにクヌギ林があるのでそこで2箇所にトラップをしかけ
翌朝確認することとした。
夜は前回行ってタイソウ気にいったカレー屋ぱくぱくにいった。
夏休み突入3連休であって店は超満員。
カレーが出てくるまで1時間もかかってしまった。
チーズケーキとワインは次回に繰越。

翌日早朝さっそくカブトムシトラップを見にいった。
祈るような気持ちでタツキが中を覗き込んだが残念ながら収穫なし。
蟻しか入っていなかった。
タツキはかなり残念な様子。トラップをしかけた木の間違いだったのか?

その後サイトのコナラの木を見上げてユキとタツキが騒ぎだした。
まずクワガタが飛び廻っていたのをユキが見つけ
その動きを追っていくとコナラの木の高いところに着地したのである。
よく見るとクワガタ以外にもオスとメスのカブトムシがそこにいたのだ。
どうにかして採りたいと思ったがかなり高く、登っていくことも出来ないので
どうしたものかと諦めかけていたその時である。なんと木から
メスカブトムシが落ちてきたのである。
棚からボタ餅のごとく落ちてきたメスカブトムシを
すぐに掴み飼育ケースに入れた。
タツキは突然のメスカブトムシゲットに狂喜乱舞状態の大喜びであった。
こうなるとオスカブトムシもいっしょにしてあげたいと思い
サイトにあるパイプをつなぎ合わせて超長い虫取り網をつくった。
まるでTV通販の高枝切りバサミのような形状ではあったが、やや不安定な
ユラユラするパイプを持ち上げカブトムシが止まっている場所まで
どうにかたどり着いたので網の中に入れようとしたとき網に当たったカブトムシが
落ちてきた。
カブトムシは羽があるが木から落ちると途中から飛び立つことはできないようである。
羽を広げようと試みるがそのまえに地面に落ちてしまうようでメスもオスも地面に
落ちた瞬間は広げきれなかった羽をたたもうともがいているようであった。
という事でゲットしたサイト純正カブトムシカップルはタツキの飼育ケースに収まった。
ちなみにケースが狭いので今まで飼っていた
菊地誠商店カブトムシはサイトのコナラに放してあげた。

9時過ぎに建築業者の方と打ち合わせをして
外壁や屋根の色決めをした。
その後、西那須野の展示場でサッシ関係の確認をし、
矢板IC至近の城の湯に立ち寄ってから帰路についた。

足場ではしゃぐ小猿タツキ

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