ゴールデンウィーク時期は近くの農家の庭先は花で彩られる。トサミズキの黄色い花が枝先に垂れるように咲き、ミツマタも洒落た花を見せてくれる、モモ、サクラ類も真紅、薄紅色などの 花を咲き誇る。
ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ムラサキケマン、ムラサキハナナ、スイセンなどの草花もすばらしい。
ツバキは盛は過ぎているがまだまだ多くの花をつけている。
畑の畦にも様々な草花が植えられている。畑の作物と草花が共生している姿は生活の豊かさを感じる。農家の人たちはファーマーでありガーデナーなのだ。
この地域は杉林、自然林、牧草地、畑、田んぼがモザイク状に共生して様々な風景を見せてくれる。
スイセンは農家の春の庭先の定番である
素朴な石積
スイセンとレンギョウのコントラスト
シバザクラと石積は定番
青空に映えるコブシ
コブシは農作業の始まりを告げる
ムスカリもよく見られる
地中海沿岸原産の球根植物
ヒヤシンスの仲間
ブドウのような小花を咲かせるので
英名でグレープヒアシンスという
石積による草地の段差
杉林の縁に咲くコブシ
5月上までツバキの花が見られる
スイセンと納屋の大屋根と背景の杉林のバランスがいい
農業用水添いにもいろいろな植物が咲き誇っている。
イタヤカエデの花
5月中旬
ズミ(リンゴの仲間)
ズミの花
田んぼの畦のり面
多様な植物が混生
プリムラ・ベリス?
ムラサキツユクサ
ヤツシロソウ
九州の八代で発見された多年草
キキョウの仲間
ヒナゲシ
項羽の妃(虞美人)の流した血からこの花が生まれたという伝説から虞美人草(グビシンソウ)とも呼ばれる。
ケシの仲間だがアヘンは含まない
5月下旬
アヤメとネギ
アヤメは乾燥地でも生育する
同じ仲間のハナショウブ、カキツバタは湿地、湿原 が必要。
シャガも同じ仲間で日陰地の植物として見かける。
5月下旬
シャガの花
マムシグサ
林縁部でよく見る
茎の模様がマムシの模様に似るため
ハナモモ
観賞用のモモ
実は食さない。
シナシャクナゲ
高さ3m程度になる。
花も7-8cmと大型
5月下旬
ムラサキケマン
林縁や湿った場所に自生。
春植物:春先に花をつけ、夏まで葉をつけ、あとは地下で過ごす。
モモ(源平)
同じ木から赤い花と白い花が咲く品種を源平と呼ぶ
ヤブデマリ
林縁部で見かける
オオデマリ、ムスカリと同じガマズミの仲間
ガクアジサイに似た花を咲かせる。
コデマリはバラ科で別種。
5月下旬
フタリシズカ
林縁部で見かける。
花序が2本なのでフタリシズカ。
たまに1本のものもある。
ヒトリシズカは花序が1本だがブラシ状
5月下旬
カルミア5月下旬
アメリカシャクナゲ
1915年、桜寄贈のお礼として
ハナミズキとともにアメリカから贈られた常緑低木
カルミアの花
別名:ハナガサシャクナゲ(花笠石楠花)
確かに傘のように見える
ムシトリナデシコ
道祖神?
「大黒さま」のようである。
ニゲラ
ハーブの一種(インドでは香辛料として利用)
ニゲラは黒いという意味で種が黒いため
別名:クロタネソウ(黒種草)
アカツメクサ
明治期に牧草として導入。草原、道端に自生する
別名:赤クローバー
ビンカミノール
別名:ヒメツルニチニチソウ
花がスクリュウーのように見える。
ブルーデージー
フランスギク
5月下旬
道路沿いの庭先でよく見かける。
ナツシロギク(6月上)
イタチハギ(6月上)
ツルオドリコソウ(5月中)
カキドウシ(5月中)
オダマキ (5月中)
モッコウバラ 5月下
刺がないバラ
ハクウンボク(花) 5月下
エゴノキの仲間
ハクウンボク 大きな葉が特徴
ウリハダカエデ
フサザクラ
谷などに自生
葉の先が細くとがっていて私はカブトガニを想像した。
赤い花で、樹全体が赤くなる。
サクラ(バラ科)の仲間ではない
別名
タニグワ、サワグワ他
ヤマナラシ
(ポプラの仲間)
ヤマナラシの葉
柄が長く風が吹くと葉がすりあって音がする ので山鳴らしというらしい。
ギボウシのような葉をもつ。
ギボウシスイセンとも呼ばれる。
シロダモ
葉の裏が白っぽく、タブノキに似ているから
シロタブがシロダモになったらしい。
11月中旬撮影
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