2001年10月20日土曜日

「林の中の板場」誕生!



はだかデッキ

母屋がようやく完成しました。
「林の中の板場」をメインテーマにした2F建ての住宅です。
1Fは瓦敷の土間をベースにした空間で
芦野石を積み上げたアイランドキッチンがシンボルです。
光と風を贅沢に味わえるように窓を配置しました。(天窓もあります。)
アイランドキッチンを中心にまるで林の中で料理をみんなで楽しんでいるような
空間にしたいと思いました。
1Fには雪見障子のある和室もあります。
4畳半+αといった広さです。
トイレも洋式の水洗トイレです。(今までの原始的なトイレではありません)
そして足を伸ばしてゆったり入れるお風呂もあります。
朝日に輝く雑木林を見ながら入浴できます。、
また昼下がりは陽光がお湯の中まで差し込みまぶしいくらいです。
このお風呂にはもう一つの楽しみがあります。
「はだかデッキ」です。湯船から直接出られるデッキです。
このデッキにはゆったりとくつろげる背もたれ椅子があります。
長湯をして少しのぼせ気味の体をやわらかい空気で包んであげてください。
2Fは板の間のみです。雑魚寝であれば結構泊まれます。
写真による紹介


今回は両親と親戚のおばさん4人で土曜の早朝那須に向かった。
タツキは学校があるので昼過ぎにユキといっしょに新幹線で那須にくる予定である。
交通量は多めであったが8時過ぎには那須に到着。
外構もほぼ完成していた。
家から持ってきたおにぎりで朝食を簡単に済ませると工務店の方が見えた。
前回からの懸案事項である有馬温泉の打合せである。
改善するために除鉄槽を1基追加しフィルターも設置したらしい。
全部で滅菌装置+除鉄槽2基+フィルターという大規模な装置となった。
はたしてこれで有馬温泉は変化するのであろうか?
しかしお風呂に水を溜めてみたが残念なことにやはり茶色く濁ってしまう。
先週よりは多少薄めであるが透明な水にはなっていない。
その後再度お風呂に水を入れていると今度は透明なきれいな水が溜まった。
使い始めにある程度水を出してから溜めればきれいな水になるらしい。
とりあえず湯船が汚れてしまうのは回避できそうであるが
やはり飲める水ではない。
ということで他の浄化方法を検討しないとこのシステムでは限界のようである。
井戸水の問題はなかなか難しいと痛感した。
昼食の買出しに池上まで行って戻る頃には工事のため取り外していた
ウッドフェンスが設置された。これで浄水器問題を残し工事はすべて完了である。
3時にユキたちが那須塩原の駅に到着するとの連絡が入ったので駅まで迎えに行く。
予定通りユキたちをピックアップして夕食の買出しのためにダイユーによった。
今夜のメニューはブイヤベース。エビ、魚などを仕入れた。
母屋完成のサイトについたユキは非常に喜んでいた。
本当にイメージ以上の出来栄えで大満足である。
夕方透明になったお湯の風呂にゆったりつかる。夕日がさしこんでくる。
少しのぼせた体をはだかデッキで癒す。
至極の時間である。
夜はユキが腕をふるったブイヤベースをみんなで食す。
この時期はさすがに夜は冷え込むが暖をとるには石油ストーブで1つで十分であった。
翌朝は若干曇っていたが家の中は明るく気持ちよかった。
恒例の田舎道ウォーキングを楽しみさらに朝風呂も楽しむ。
やっぱりお風呂があるのは最高である。
午前中は思い思いの時を過ごす。タツキはおばあちゃんとおばさんといっしょに
蔓を採りにでかけた。おばさんは最近蔓細工に凝っているらしい。
サイト周辺はナツフジなどの蔓が豊富に取れる絶好の場所である。
昼はパスタを食し、12時過ぎにはユキたちを駅まで送った。
サイトに戻り1時過ぎに東京に向かう。道路は順調で3時過ぎには東陽町に到着した。

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