2005年9月3日土曜日

気になる木



以前から名前がわからない気になっていた木があった
はだかデッキに生えている高さ3mほどの落葉樹である。
家を建てるときこの木は伐採予定であったが工事業者さんが気を利かせて
デッキに穴をあけ残してくれた木である。
調べてみたが何の木かわからずそのままになっていたのである
この時期に黒い丸い実がなるのが特徴といえば特徴であるが
そんな木は数え切れないほどある訳で決定打にはならなかった。
ところが今回何の気なしに樹木図鑑をパラパラとめくっていると
猫の乳(ネコノチチ)という風変わりな名前の木が目に付いた。
樹形や葉の形が非常に似ている
はだかデッキの木はこの木ではないだろうかと思いさらによく調べてみると
ネコノチチの実は丸ではなく楕円形の実でその形状が猫の乳に似ているため
ネーミングされたらしいといったことが書かれていた
猫の乳がどんな形状であるかじっくり見たことがないので
早速我が家のクロの乳を探してみた
すぐには発見できずかなり苦労してようやく蚊に刺されたようなポチッとした小さな突起をみつけた
考えてみればクロはオス猫だからこんなものなのだろう(この間クロは非常に迷惑そうであった。)
さらにこのネコノチチという木は神奈川以西に自生するとの事で那須での自生は考えにくい
という事で残念ながらこの木はネコノチチではなさそうという事になった。
ネコノチチなら名前もユニークなのに残念だと思っったが
木のイメージからしてネコノチチと近縁の樹木に違いないと思い同属
(ちなみにクロウメモドキ科クロウメモドキ属)の樹木を探していたら
これまたかなりイメージに近い木を発見した
しかし名前が「磯の木」といういかにも海辺に生えていそうなネーミングでった。
名前からすると違うのかと思ったがさらに調べてみると特徴がほとんど一致する
考えてみたら「磯=海」というイメージは私の勝手な思い込みかもしれないと思い
磯について調べてみると

(1)岩石の多い、海・湖などの波打ち際。
(2)水際の岩石。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
という事であった
ようするに海には限定していないのである
考えてみれば黒磯市(現那須塩原市)には海などないではないか
私の勝手な思い込みはおそらく磯野カツオから来ているのかも知れない
それではなぜ黒磯という名前なのだろうかと思いこれについても調べてみた
結果は諸説あるらしいが
1那珂川の磯が黒いから
2土地開拓者の名前から(黒館五郎と磯勝光)
などが有力らしい
くわしくはこちらのホームページを見ましょう。 話を戻すが「磯の木」が海のない那須に自生していてもまったく不思議ではないわけである
ということで以前からズ~と気になっていたはだかデッキの木は「磯の木」と個人的に決定した
めでたしめでたしである。

はだかデッキの「磯の木」

今回は土曜の早朝守屋家3人でサイトにやってきた
高速はETC早朝割引+通勤割引を活用し全線半額となった。
8時前にはココスで朝食
その後黒磯買出し昼に再びサイトに戻った
午後ははだかデッキと北側のウッドスクリーンのペンキ塗りをした
夕方からお約束の雷雨となり一時停電になった。
翌朝はフライに挑戦したが朝もやで川面のフライがまったく見えない状態でリタイヤとなった
今回のメニュー
9/3

  • 朝 広谷地ココス
  • 昼 ユキパスタ
  • 夜 ポークの香草焼 
    9/4
  • 朝 焼き魚定食  

    でした。
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