2002年6月29日土曜日

大量羽化現場遭遇

せせらぎ沿いの木々のいたるところにヤゴが枝にしがみつくようにしていた。
ヤゴの数は20以上はある。
その約半分のヤゴにはオニヤンマが黄色と黒のまだらな十字架のように
枝から垂れ下がっていた。
まるでオニヤンマの聖域に迷い込んでしまったような感じである。
オニヤンマの羽化は前回も見たし、去年も見ることができた。
しかしそれは一匹である。
10匹ほどのオニヤンマの羽化ははっきいって異様な光景であった。
そして2時間ほどでほとんどのオニヤンマが飛び立っていったのである。
サイトのせせらぎはまさしくビオトープとなっている。
一匹のゲンジボタルが草の上で休んでいた。
これからは蛍が楽しめそうだ。
近くのコナラで去年取ったカブトムシのオスメスを東京で育てていたが
産んだ卵から幼虫が生まれどんどん巨大化した。
そして昨日2匹のオスのカブトムシとなって現れたのである。
(一匹はツノが小さくちょっと変だった。)
今回はこのカブトムシを両親のいた木に帰すためにサイトに連れてきた。
6月末だといのにサイトはちょっと肌寒いぐらいであったが
コナラの木に放したカブトムシは一匹(ツノが小さい方)は根元の土にもぐり
もう一匹はコナラの木をどんどん登り続けたと思うと突然大空へと飛び立っていった。
仁丹の粒程度の卵が立派なカブトムシになりサイトに戻った瞬間である。


今回は由紀が仕事の都合のためタツキと二人で土曜朝にサイトに向かう。
土曜はタツキとサッカーを見たり、公園でサッカーをしたりして過ごす。
ユキは夜8時40分に那須塩原に新幹線で到着。
タツキと二人で迎えにいった。
翌朝、この大量羽化に遭遇したのであった。
ちなみに今回のメニューは
土曜昼 カルボナーラ
土曜夜 オムライス
日曜朝 和定食
でした。

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