ノコギりクワガタがその湾曲した鍬でカブトムシをガッチリと挟み込み ジワジワと押し込んでいく。 身動きを封じられたカブトムシは後ずさりするしかないきびしい状態であった。 枝が曲がっていたせいか後ずさりするカブトムシは徐々に体が浮き上がってしまい 最後にはクワガタに鍬で完全に空中に差し上げられた体制になっていた。 そしてその直後クワガタはカブトムシを樹上から下に叩きつけるように放り出したのである。 なすすべもなくカブトムシは地面に落ちた。
この決闘に完敗したのは 去年このサイトで捕まえたカブトムシの子供である。 前回に続き東京で育てたカブトムシのオス1匹、メス2匹を サイトのふるさとであるOKツリーに返したのである。
OKツリーとは佐藤家にあるコナラの木で幹が丸く曲がっているの特徴で 指でOKと丸くサインをだしているように見えるのでOKツリーと呼んでいる。 去年感動的なオニヤンマの羽化ライブが繰り広げられたのもこの木である。
OKツリーに放したカブトムシは幹を上り始めOKの丸く曲がった幹にくると そこにはノコギリクワガタのオス。メスがいたのだ。 ここは俺たちの家だといわんばかりに守屋家カブトムシを威嚇しはじめたのでる。
守屋家カブトムシはクワガタを見たのは初めてである。 自分よりも薄くて小さいノコギリクワガタは カブトムシには楽勝の相手に写ったのかもしれない。
しかし現実はきびしかった冒頭で紹介したようにカブトムシの惨敗であった。
こんなはずはない!
と思ったのかカブトムシはその後も計3回にわたりノコギリクワガタに挑戦したが
結果は3戦3敗という悲惨なものとなったのである。
さすがに自然界のノコギリクワガタは強い。
プラスチックケース屋内培養カブトムシでは歯がたたなかったようだ。
この一部始終を見ていたタツキはノコギリクワガタの強さに魅了されてしまった。
3戦3勝で勝ち誇り幹で休んでいたクワガタのペアを私が捕まえた。
今度はこのクワガタムシを守屋家で飼う事になったわけである。
2世は無事誕生するであろうか?
金曜に半休を取り夕方那須に向かう。
今回は西澤氏が参加予定だ。黒磯駅前ののスーパーで午後6時過ぎに合流。
西澤氏は母屋ができてから2度目の登場であるがサイトの通算参加回数はダントツ1位である。
土曜は上記のとおりのOKツリーの決闘を堪能した。午後は食事のあとノビロー近くの道の駅で
西澤氏、タツキ、私の3人でサッカーを楽しむ。
結構広い芝生広場があるのだ。これからはどんどん利用したい。
日曜は午後から用事があったので昼前に西澤氏を駅まで送り帰路についた。
ちなみに今回のメニューは
- 金曜夜 手巻き寿司
- 土曜朝 和定食
- 土曜昼 ノビロー
- 土曜夜 餃子&麻婆豆腐
- 日曜朝 パン
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