2003年9月20日土曜日

フライ宣言


エビフライのフライではなく、野球のフライでもない
フライフィッシングのフライである
スペルはflyとなり辞書をひくと
━━ n. ハエ; 【天文】(the Fly) ハエ座; 【釣】蚊針, 毛針.
と出ている。
flyは一般的にはハエの意味となるが釣りの世界では蚊針, 毛針となる
サイトの廻りの渓流でこのフライフィッシングらしきものををやっている人をたまに見かける
私はいままでこのフライフィッシングとルアーの違いもわからないほど
釣りには縁のない人間であった
調べてみるとルアーは水中にいる虫や魚に見たてた疑似餌を
糸の先につけおもりと一緒にとばして釣る釣り方のようである。
生きた餌の変わりに疑似餌をつけるというのが普通の釣りとを違うということである。
フライフィッシングは水中ではなく飛んでいる虫が水面に落ちた状態を疑似餌で表現して
それに飛びついた魚を釣る方法らしい(水中の幼虫を見たてたフライもある)
ルアーと違うのは疑似餌の違いかと思っていたら本質的な違いがあった
ルアーはおもりと疑似餌の重さを利用して狙った場所に餌を運ぶのあるが
フライフィッシングはフライを水面に浮かすためにフライも軽くなくてはならず
おもりもつけられないためフライを狙った場所に飛ばすには
ライン(釣り糸)の重さが必要なのである。
そのため一般の釣りやルアーとは違う太くて重たい糸を利用する
そしてこのラインをつり竿で鞭のように巧みに操って目的の場所に
フライを運ぶことがテクニックとして要求される。(これをキャスティングと呼ぶらしい)
サイトの周りには渓流がたくさんありスキーのオフシーズンの遊びとして面白そうである
ということで私はこのフライフィッシングに挑戦することにした。
とりあえずフライフィッシングに最低限必要なグッズを西那須野の上州屋で
セット(竿、リール、ライン、毛針6個)9800円也で手に入れた
なんの知識もないので入門書も買う。ラインとリールのつなぎ方も判らなかったので
店員に巻いてもらった。
サイトに戻りさっそく入門書を片手に牧草地でキャスティングの練習をしようとしたが
あいに雨が降ってきてお預けとなった。
しかたなく部屋で毛針に糸を結ぶ練習をしたがはやくもここで第一の壁にぶちあたった
毛針(フライ)と釣り糸(リーダー)をつなげる専用の極細糸(ティペット)を用いる
のであるが毛針の針穴が小さく肉眼ではとても通せない(このところちょっと老眼気味)
拡大鏡でどうにか通すしかない。またうまく通してもそれを専門の結び方で結ばなくてならない
入門書の結び方を見ているとこんな細い糸でこんな結び方をするなんてとても人間業とは思えない
これを渓流の足元の悪い状態で結ぶなんて私にはとても不可能だと思った
前途多難である。


金曜日の夜10時過ぎに黒磯駅で西澤氏をピックアップした
西澤氏は一泊二日の平日ゴルフを堪能し福島県いわき市から各駅停車ののどかな旅を満喫した状態で
体中からワンカップ大関の臭いを発散させていた。
コンビニで朝食の買出しをして11時前にはサイトに到着した
肌寒いを通り越し寒い感じであったが西澤氏と1時ごろまで酒盛りをして就寝となった
翌朝はくもり、和風朝定食を楽しみ昼前にまず西那須野のwild-1に向かった
そこでフライフィッシングのグッズの勉強をする。
入門用キットは22000円で売られていたがまずは勉強ということで入門書と
みんなで作れる紙飛行機3機セットを購入した。
wild-1を出て戻ろうとしたがすぐ近くに上州屋があったのでたちよった。
そこで9800円なりを発見し即購入となったのである。
黒磯で昼食をとり、いけがみで夜の買出しをしたころ雨が降ってきた。
サイトに戻り西澤氏、タツキと3人で紙飛行機を製作する。
その後西澤氏は2年ほど前に持ってきた自作燻製器の準備に取り掛かかった
夜はかまぼこ、チーズ、ゆでたまごの燻製、さんま、ほたて、芋の子汁で楽しんだ
翌朝は夕べからの雨が降り続くあいにくの天気だったので
紙飛行機も飛ばせず朝風呂を楽しみ昼前に帰路についた。

今回のメニュー
9/20

  • 朝 ごはんと味噌汁&おかずちょっと
  • 昼 黒磯ラーメン
  • 夜 網焼きBBQ+イモの子汁
    9/21
  • 朝 ごはんと味噌汁&おかずちょっと

    でした。
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