2008年11月1日土曜日

まだら紅葉


サイトも紅葉のシーズンを迎えた
キッチン窓の前に移植したイロハモミジの葉も赤くなり始めた
以前にもレポートしたが紅葉のしくみは
秋になると葉緑素クロロフィルの分解とともにアントシアニン系の色素が大量につくられるためである
このモミジは全体的に赤くなっていくのではなくまだらのように赤くなっている
これは何かの原因でアントシアニンの分布に偏りが生じたためらしい
黄色に黄葉する樹木はアントシアン系の色素ができにくく(イチョウ、ポプラは色素ができない)
葉緑素の分解により緑色が消え、葉のなかにもともと含まれていたカロチノイド系の黄色の色素が目だってくるためだ。
赤くするアントシアニンは低温や紫外線が強くなるとより多くつくられるので
紅葉は冷涼地でかつ日当たりがよいほど美しいということである。
一本の木で日当たりのいい部分の葉は紅葉し日当たりの悪い部分は黄緑色というのを見かけることもある。
なぜアントシアンが合成されるのか
それは葉緑素が分解されると活性酸素が発生してしまい
これが植物体に悪影響を与えるためアントシアンがこの活性酸素の発生を抑制するためという説があるらしい



今回は土曜日の深夜サイトに訪れた
外気はだいぶ冷え込んでいたがまだ本格的な寒さではなかった
翌日は9時過ぎにトノがBMW(ALPINA)で久々に登場
BMWのミーティングのため那須に来たのだが
途中抜け出し、売出中の隣地の様子を見るためで
隣地は刈り込み後、シノダケがポツポツと伸びだしている状況であった。
トノはミーティングに合流するため昼前に出発した
我々も買出しのため黒磯市内にむかった。
3連休のため東北道那須IC付近はかなり渋滞しているとラジオの交通情報が伝えていた
黒磯のカインズホームでタツキが目覚まし時計を購入した
電波時計という誤差なし時計である
これが温度計&電池付で780円という価格である
絶対狂わない時計がこの価格が買えてしまうということに愕然とした
夜はチゲ鍋を楽しみ、翌朝東京に向かった 今回のメニュー
11/01


  • 夜 羽生PAレストラン
    11/02
  • 朝 さんま定食(最近タツキはさんま焼きがうまくなった)
  • 昼 ユキのパスタ
  • 夜 チゲ鍋
    11/03
  • 朝 北矢板PA
    でした。
  • 綱の湯の綱

    この所いろいろなイベントが重なり那須へなかなかこれなかった。

    もう12月も半ばになるのでそろそろ水抜き作業が必要な時期となり
    どうにか一日だけ時間を作り日帰りで那須へやってきた。
    タツキは学校行事でオーストラリア(ケアンズ)まで2週間のホームステイ中なのでユキと二人である
    サイトの木々はすっかり葉を落としテラスの屋根やデッキは落ち葉が吹き溜まりのように積もっていた
    落ち葉掃きや部屋の掃除などをしていると以前利用していたグリーングリーンの回数券の残りが出てきた
    有効期限はないようなので使えそうである
    ということで久々にグリーングリーンにいくことにした。
    なつかしい道路をドライブして昼ごろに到着、概観は以前とほとんど変わりなかったが
    中に入ってみるとやたらと注意書が目に付く。
    休憩室では「座布団を枕代わりに寝てはいけません」
    湯のみ用の流し台には「ここで入れ歯を洗わないでください」と書いてあった
    風呂場には「湯船でヒゲを剃ってはいけません」、「湯船で歯をみがかないでください」
    「毛染めはしないでください」などなどあげたらきりがないほどであった
    最近は利用者のモラルがかなり低下しているらしい。
    そんな中、脱衣室である写真をみつけた
    「綱の湯のいわれ」といった説明書の中の昔の共同浴場の写真である
    綱の湯というのはグリーングリーンの露天風呂のひとつで屋根の梁から綱が3本ほど垂れ下がっている風呂である
    以前からこの綱はなんなのか気になったがその頃にはこの写真付の説明文はなく
    「以前は縄につかまって入浴していた」といった案内であったので
    なぜ綱につかまる必要があるのか理解できなかった。
    湯船につかり綱につかまると体が湯船の中で浮き上がってくる
    お湯の中で浮遊する感覚がおもしろかったがこのために綱があるとは思えなかったのだ
    しかしこの写真付説明文でよくわかった。
    この綱はのびのびと温泉につかるといったイメージとは正反対な利用のされ方をしていたのだ
    広さが限られていた共同浴場の湯船ではより多くの人が入れるように深くしたのである
    ようするに立ってお湯につかるということである
    写真を見るとまるで満員電車状態である。そしてこの綱は満員電車におけるつり革と同じで
    体を安定させるものであったのだ。
    はっきりいってこの写真をみて「こんな温泉に入りたいな・・」と私は思えなかった。
    さらにこの写真は女風呂で誰一人としてカメラに視線を向けていない。
    どういう状況で撮影したのか不明である。
    とはいうものの久々のグリーングリーンをゆっくりと満喫させてもらった。


    昭和30年頃の共同浴場

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    綱の湯とは・・・
    昭和30年代前半には1箇所の共同浴場を中心に5軒の旅館があり、湯治客で賑わいを見せていました。
    写真はその頃の入浴風景で、浴槽の底から源泉が湧き出す共同浴場は、
    より多くの人が入れるように浴槽が深くなっており、湯治客は安全のため綱につかまって入浴をしていました。
    綱の湯」は、かつての板室温泉湯治場風情を再現したものです。綱につかまってゆっくりと下野の薬湯をお楽しみください。

    -----------------------------------------------------------------------那須塩原市施設復興公社ホームページより

    今回のメニュー
    12/14

  • 朝 佐野SAの朝食バイキング
  • 昼 黒磯のガスト

    でした。