SR500(バイクです)とは25年間付き合ってきた。
しかし最近はロードバイク(自転車)に乗るようになりSRにはすっかり乗らなくなってしまった。
往復50km以内の移動であればロードバイクが便利で健康にもよい。 遠距離であっても電車で輪行(自転車を分解して袋に入れる)すればOKである。
(先日も新幹線で京都まで輪行して京都市内の庭園をロードバイクで巡ってきた)
という訳でSRは東京のマンションの駐輪場でお留守番状態が続いていた。 かなり古いバイクなので売る事は不可能だと思い、廃車にするのももったいないのでそのままの状態が続いていたのである。
先日ネットでたまたま「バイク王」のホームページを覗いていて査定ページがあったので調べてみたら この年式でもなんと18万円とあった。これは極上車の場合であるが半額の10万前後では売れるのではないかと思い 誰かが乗ってくれるならこのまま飼い殺しのような状態にしておくよりSRも喜ぶだろうと思い査定をお願いをした。
しかし査定の結果はなんと取引不可能。 バイクの状態が極端に悪いという分けではない、年式と走行距離38000kmであれば相応との評価だあったが 根本的な問題はフレームに刻印してある車体番号であった。 これはフロントフォーク上部あたりに刻印されているのであるが、この辺はケーブル類が取り回してありハンドルを切るたびにケーブルで擦れる部分であった。
そのためか長年の経過で擦れた部分の番号が判読不可能になっていたのだ。バイク王担当者の話によると当時のヤマハのバイクではこのような現象が稀にあるとの事、刻印が浅いのが原因らしい。
はっきりいって製造者責任だと思うのであるが、結果的にこのバイクでは取引できないのである(廃車は可能との事)。 まだ乗れるので廃車にするのは忍びなくしかたなく飼い殺し状態(駐輪場も月4000円かかる!)を続けるしかないか思っていたとき一つのアイデアを思いついた。
那須サイトはSRの第二の舞台となる。
ということで仕事の都合をつけ平日にバイクで那須サイトに向かった
高速は利用せず一般道をひた走る。久しぶりの一般道であったが思ったより道路が整備されていて 埼玉を抜けた辺りからは立体交差が多いため信号も少なくちょっとした高速道路状態であった。
8時に東京をスタート、宇都宮のバイパス沿いのジョイルフル本田で休憩ついでに買い物などをして サイトには12時半到着であった。晩秋の那須は天気もよくとても気持ちのよいツーリングとなった
バイクをサイトに納め、2時15分にサイトを出発し徒歩で那須街道のバス停を目指す。 約50分で守子坂という東野バスの停留所に到着。と同時に3時5分の黒磯駅行きバスがやってきた。 超ラッキーであった(次のバスは1時間後)。平日のバスは私の他は乗客一人で車窓を眺めながらのどかな時間を たのしんでいたが途中「お菓子の城」から年配の女性グループが大人数で乗り込み急に賑やかになった。
黒磯駅手前のバス停でおり(料金610円)黒磯の街を歩きながら駅に向かった。黒磯からは普通電車で宇都宮乗り換えで東京を目指す、料金は2940円。東京には7時過ぎに無事到着した。
これからは那須でSRのセカンドステージを十分堪能することができそうである。
(車検が面倒くさそう~!)
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