こんなところまで自転車でくるなんて酔狂な人だと思っていたが今回私がこの酔狂な一人になってしまった。
出来心と言おうか、気まぐれと言うべきか分からないが化石燃料を使わない人力のみの自転車でどこまで登れるか試してみたいと突然思ったのである。この週末は50代前半最後の週末だったからかもしれない。
所々立ち漕ぎをして呼吸のリズムと合わせながらペダルを踏みつけて坂を登って行く、
バイクや車では分からない微妙な坂の勾配がここぞとばかりに私に挑戦してくるようである。
標高1040mの八幡平(八幡崎)までどうにか漕ぎ登った。黒磯駅からだと約740m上った事になる。
それなりに達成感はあるが、このコース(舗装路)で最も高いの那須岳の駐車場だ。挑戦する事はあるのだろうか?
下りはマウントジーンズから動物王国へ抜けていくコースにした。 私は今までヒルクライムは地獄だがダウンヒルは極楽だと思っていた。 しかし現実は違った。ダウンヒルは天国ではなく恐怖だったのである
恐怖というのは自分のコントロールできないパワーを感じた時だと思う。エンジンブレーキのかからない自転車は下りでは加速し続ける。 ブレーキワイヤー、ブレーキパッドに命を託している訳だ。それだけではないタイヤ、フレームなど自転車のトータルバランスに命を預けているという感覚を嫌が上でも感じる。ヒルクライムは自分の体力の挑戦と共に自転車への気配り(愛情)が試されるものなのかもしない。
今回は木曜の昼に一人で輪行でやってきた。
世間はお盆休みであるがユキは仕事が忙しく今回は参加できない。 一人のときは車では割高なのでもっぱら輪行である。
このところの東京はクソ暑いが那須では昼間は暑さも感じるが朝晩は冷え込み布団をかぶって寝る状態である 快適な気温とヒグラシ、野鳥の声、そして雷鳴、雨音などで静かでゆっくりとした時を楽しむ事ができた。
今回のメニュー
8/15日
8/16日
8/17日
8/18日
でした
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