今回は東京から那須に挑戦した。距離は当然同じであるが決定的な違いは高低差である。 サイトの標高は約540m、東京は0m 那須→東京は下り、東京→那須は上りとなる。そして長距離を走り疲労困憊の状態で最後に上りが続く事になる。
これはキツイことが容易に想像出来るので挑戦する気はまったくなかった。
しかしタツキが挑戦したいと言い出した。彼は普段大学まで往復45kmの道のりを雨の日でもロードで走っている。年間10000kmに近い走行距離になる そのタツキが夏休みで里帰りをしていた。2台なら1台よりなんとなく心強く感じたのでこのイベントに挑戦する事にした。
東京を朝4時半にスタート、まだ日は出てないが都会の日の出前の静かな道は照明に照らされ走るのに支障はなかった。 神田岩本町で国道4号に入りひたすら北上する。千住新橋は残念ながら自転車は車道通行禁止なので自転車を降り側道の歩道橋を渡らなければならない 非常にもどかしい。都内の橋では自転車の車道通行を禁止している場所が多々ある。幅員が狭く速度の遅い自転車が走るのは円滑な交通の障害になるという判断だと思われるが...
さらに走ると自転車の事をまったく無視している標識がある。竹の塚近くの手長川橋の陸橋である。ここは東武線の陸橋になるが東京方面から草加方面 へ自転車で向かうと突然自転車通行禁止の標識があり他の道に行きたくても行き場がなくその場にとどまるしかなくなるという自転車トラップのような標識なの だ!(写真1)(写真3)
手前の交差点にも「この先自転車通行禁止」といった標識は見当たらない。(写真2)何を考えて標識を設置しているのか!きっと何も考えていないのであろう。
春日部あたりから埼玉を抜けるまではダンプでアスファルトが歪んだ道が続き自転車には難所である。利根川を渡り少し走ると片側2~3車線ある高速 道路のようなバイパスが宇都宮まで続く。ほとんどの交差点は陸橋になっているので車であれば高速道路のようにノンストップで走る事ができる。しかし自転車 では陸橋を渡るために右に車線変更をする必要がありストレスを感じる。
走行距離も100km近くなり腰と右膝に痛みを感じ10時ごろ宇都宮の手前のジョイフル本田で休憩した。その後バイパスは一般国道と合流する。腰 と膝の痛みでスピードは多少遅くなったが休憩を小刻みにとりながら昼過ぎに矢板のバーミアンに辿り着いた。ここで1時間ほどのランチ休憩をとりサイトを目 指した。
サイトから矢板に向かう時は県道30号線を走るがここはアップダウンがあり厳しいので国道4号で黒磯を目指した。腰と膝の痛みは増してきて休憩を 頻繁にとったため平均スピードはかなり遅くなってしまった。黒磯手前の那須塩原駅からサイトに向かい緩やかな上りの農道を腰痛と喘ぎながら登る。途中パン ク修理などでさらに時間を浪費したがサイトには5時前にたどり着くことができた。
東京出発から12時間以上が過ぎていた。
今回はタツキと二人でロードサイクルで土曜夕方にサイトにやってきた。 日曜日は12時間ロードで疲労した体を休める。月曜は早朝にサイトをスタートして東京に向かったがタツキが膝の痛みを訴え蒲須坂駅から輪行で東京に戻った。
今回のメニュー
9/21日
9/22日
9/23日
でした
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