那須で天ぷらをするときはデッキで行う。油が部屋に飛び散るのを防ぐためだ。
天ぷらをすると油が蒸発するように見えるが、油が蒸発してるのではなくて、天ぷらの具の水分が油によって蒸発して、そこに油がくっついて部屋の中に拡散するとの事だ。デッキですれば部屋は汚れないが油が無駄に拡散してしまうのは変わりない。天ぷらをすると油を非常に消費してしまう。最近サラダ油も高いのでなるべく倹約したいところだ。
そこで今回オーブンフライと言うものに挑戦した。油であげるのではなく、衣に油を含ませてオーブンで加熱すると言う方法だ。こうすることによって、油の消費を極端に減らすことができる。これは低カロリーでヘルシーなフライにもなる。
普通のフライと同じよう小麦粉をまぶし、そこに卵のとぎ汁を絡ませ、最後にパン粉を表面につけるのだが、このパン粉にあらかじめオイルを染み込ませておくのである。
そしてこれを200度で予熱したオーブンで約20分焼けばフライの出来上がりとなる。
今回乾燥パン粉がなかったので、食パンをミキサーで細かくして使ったのだが油を染み込ませるためには、この生パン粉では水分が多く不向なのでフライパンで炒る作業が必要。これによってパン粉が全体に茶色くなり見た目にもフライらしくなるのだ。この炒ったパン粉に油を少量混ぜて全体がしっとりとなるようになったらこれを具材につけて焼くわけである。
今回これで鶏胸肉のフライを作ってみた。まだまだ改良の余地はあるが、おいしいフライにこれからも挑戦していきたい。
ちなみに、天ぷらは油の高温によって具材の水分を一気に蒸発させることによって、具材内に油を染み込ませると言うことで、オーブンでの天ぷらと言うのは不可能のようである
前回スーパーで豆板醤を買おうと思ったが、間違えて豆豉醤(トーチジャン)と言う調味料を買ってしまった。
これは塩とニンニクの香りがするペースト状のものだが、中華風塩麹のようなイメージと言えばわかりやすいかもしれない。これは野菜炒めなどに使うとプロっぽい味になると言うことで試してみたが、ほんとにその通り。普段の野菜炒めがいきなりお店の野菜炒めに様変わりである。油に豆豉醤を加えて、それから野菜を炒めるだけである。
那須でのクッキングを今後も楽しんでいきたい。
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