2003年10月25日土曜日

野草盛り


03/10/25




国民的一大イベントであるもみじ狩りもハイシーズンを迎えているため
日光は大混雑状態が早朝から続いている。
秋も深まりサイト内の木々も大分葉っぱを落とし始めている

しかしまだ魅力的な野草たちは豊富に残っている
ナツヅタの蔓、シノダケ、サルトリイバラの葉と真っ赤な実
可憐なヤクシソウの黄色い小花
ツリガネニンジン、ノコンギク、ナギナタコウジュなどが
淡い紫の彩りを添える
花器は使わなくなったネコのトイレ、剣山のかわりにコンクリートブロックを重石代わりにして
野草を盛り付けた。
日本庭園には「真」「行」「草」という考え方がある
簡単に言えば「真」はルールに基づいてしっかりと作りこむ世界である
逆に「草」はその場にあるあらゆる物を利用してつくるアイデア溢れる創造の庭である
垣根の竹を組む棕櫚縄も「真」「行」の庭では棕櫚の皮を編んだひもに墨汁を沁みこませて
黒い棕櫚縄を利用するが「草」の庭では染めないで棕櫚の皮そのものの色で利用する。
竹の節の止め方も違う「真」「行」では節目の上で切るが
「草」では2重になった節目の間で切る
このディテールの違いは驚くほどイメージを替える。
前者はエンドが力強く明確になるが後者はやわらかい止めになる
話が大分づれてしまったがこの「草」の精神にのっとり野草の小世界にチャレンジしたのである。
といっても私がつくったのではなく康子叔母さんの作品である。
今回は母と叔母が参加した。
天気にも恵まれた心地よい週末であった。

今回のメニュー
10/25
  • 朝 コンビニ調達朝ご飯
  • 昼 ユキパスタ
  • 夜 秋刀魚焼き&とうがんの煮物
    10/26
  • 朝 和食 
    でした。
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