2002年3月10日日曜日

丸太割り


02/03/10



直径40cm近くある丸太である。
斧を振り降ろしてもとても割れるとは思っていなかった。
それがものの見事に縦にまっぷたつに割れたのである。
薪割りではなくまさしく丸太割である。
さすがに一発で割ることは出来なかったが同じ場所に何度も斧の歯をくいこませていくと
丸太は最後に悲鳴のようにバリッという音をたてて割れた。
この偉業をなしとげたのは今回参加した久保田兄弟。
とくに剣道の達人である修ちゃんの斧の威力は絶大であった。
その後も丸太割は続きログサークル用の薪は大分確保できたのである。 今回の参加者は大人8名、子供6名で総勢14名の大所帯となった。
我々3名と仁さんとヒカル君、久保田兄ファミリー3名と弟ファミリー5名、さらに
母屋完成後初登場の西沢氏である。
金曜夕方に仁さんパジェロで那須へ
途中那須塩原で西沢氏をピックアップしてサイトには9時ごろ到着した。
今回、家からテレビとDVD5.1chシステムを持ち込んで来ていた。
前回スカパーに加入したのでそれなりのTVが欲しかったためと
さらに那須で5.1chの大音響で楽しみたかったからである
那須まで来てテレビなんか見るのはもったいないと以前は思っていたが
非日常ライフを楽しんでいたキャビン時代とは違い
日常の週末住宅として利用するのとは意味合いが違ってくる。
非日常ライフでは電気、ガス、水道もない生活の不便さを逆に楽しんでいた。
しかし日常の週末住宅となるとこの不便さを楽しむというのはちょっとツライ
「東京では楽しめない事を楽しむ」
これを那須サイトのコンセプトとしたい。
東京では5.1chの音源をMAXのボリュームで楽しむのは周辺住民に
迷惑がかかり不可能である。
その点このサイトの周りは民家がない。あるのは雑木林だけなのである。
前述の薪割や焚き火なども東京ではなかなか楽しめない。
仮に公園で薪割りをしようとして斧などを持って歩いていたら間違いなく
警察に連行されるであろう。
ということでテレビとDVDシステムを階段棚にセッテングして母屋初来訪の
西沢氏と毎度の仁さんと3人でビールを楽しんだ。
深夜1時ごろ久保田兄弟ファミリーが到着。総勢14名の大所帯となったのである。
翌朝は全員でマウントジーンズに向かう。天気は文句無しのピーカン。
風もなく絶好のスキー日よりとなった。
マウントジーンズには9時過ぎに到着。
天気は申し分ないが雪質はこの時期なのでザラメ状態であった。
1時近くまで各自スキーを楽しんだ。
我々(守屋家3人)は比較的空いていたのでゴンドラを5本分(ノンストップで2本を含む)、
クワッド2本分を滑った。
スキーを楽しんだ後は黒磯のラーメン屋までみんなで行って昼食。
改装のための閉店セールということで味噌ラーメン&餃子が500円という破格の値段であった。
昼食後は買出し等をしてサイトに戻った。
人数が多かったのでグリーングリーン温泉組と内風呂組に分かれ
おのおのの時間を楽しむ。
西沢氏は今回燻製に挑戦ということで自作の燻製器を持ってきていた。
さっそく燻製の作業に取り掛かったが燻材(煙りの素)として利用しようとした
期限切れの紅茶の葉がうまく燃えないため無念のリタイア。次回に期待という結果になった。
日も落ちてきて夕食となる。メニューは板長西沢氏のポトフがメインである。
子供たちはみんな喜んで食べていた。
恭ちゃんが前回焚き火で挫折していたので今回は焚き木を購入。
やはり乾いた木はすぐに燃え出し前回のように苦労することなく
焚き火は安定して燃えつづけた。
この焚き火の火を利用してシラスコをやり大好評であった。
デザートはマシュマロを焚き火であぶったマシュマロ焼き。
ビールとバーボンを飲み続け夜は更けていく。
そこで5.1chDVD映画鑑賞会となった。
東京ではとても出来ないMAXボリュームに挑戦。
ちなみにDVDソフトは仁さんが持ってきた「猿の惑星」。
あまりにもすさまじい音響で腹に響く。
那須に持ってきてよかったと改めて実感した。
前日寝不足気味なのでみんな10時ごろには就寝した。
翌朝も快晴。若干風が強いようだ。
この日はタツキの学童クラブのお別れ会のため
タツキとユキは早朝の新幹線で東京に向かった。
その後お釜で炊いたご飯で朝食。
予定では久保田ファミリーはスキーに行くはずであったが
朝からデッキでビールを飲んでいるうちに急遽予定を変更。
サイトで遊ぶことになった。
そこで文頭の丸太割となったのである。
昼前にはみんなでサイトをあとにした。

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