天気は上場である。サイトに着いたのは夜11時頃で
その日はすぐに就寝。
翌朝田舎道ウォーキング
最高の天候に恵まれ21世紀のゴールデンウィークはスタートした。
10時にサイト増築計画の打合せを工務店の方とした。
その時那須町で採れる石の情報を聞いたので午後早速見に行くことにした。
その芦野石と白河石でつくられた芦野石の美術館というものが那須町にある。
この美術館がすばらしかった。
古い石倉と新しく築いた石の建造物、池で構成される空間の調和は
ただただ関心するのみである
すっかり芦野石にはまってしまった我々はそのあと芦野石の採石現場を確認し
サイト増築計画に芦野石を取り込むことを決意した。
サイトに一度もどりグリーングリーンで入浴してからスーパー池上で
夕飯の材料を買い込んだ。今夜はシラスコである。
実はNHKの番組「ためしてガッテン」で紹介されていた
アウトドア料理を実践してみようと思ったのである。
カルビ塊肉800gを炭火で焼きながら削いで食したのであるが
これが七輪炭焼きに最高、絶品、もう大変というぐらいうまかった。
シラスコそのものはブラジル料理であるが炭焼きアウトドアクッキングにマンムキ
(非常に合っているの意味)である。
さすが国民から強引に視聴料をとっているNHKである。
食べきれなかった肉はアルミホイールに包んでおけば
余熱でローストビーフの出来上がりとなる。
翌日(日曜)は9時過ぎに久々西沢氏が登場するとの事で
那須塩原に迎えに行った。
定刻通りに西沢氏登場。池上で買出しのあと
グリーングリーンでくつろぎ昼過ぎにはサイトに戻った
本日のメインイベントは昼間からお座敷てんぷらなのだ。
サイトにはとっても贅沢なお座敷がある。
久々に囲炉裏風テーブルを倉庫から出し土禁デッキに設置した。
中央にはカセットコンロにラ.クルセールの使い込んだホーロー鍋を置き
ごま油を少量加えたてんぷら油を熱する。
食材はもちろん野菜、山菜類である。
とくにこのサイトで採れるタラノメは必須アイテムだ。
残念というか憎たらしいというか近年このタラノメがやたらと盗まれる。
今年も目立つところのタラノメはもうすでに取られていた。
どうにか難を逃れた7~8芽を採取しお座敷てんぷらのスタートである。
冷たい水でといたてんぷら粉を山菜にまぶし
適温の油に落とす。
心地よい音とともにいったん沈んだ食材が浮かび上がる。
そこをさっと救い上げ油切の紙の上に置き
なまら塩(ちかくのそば屋で売っている塩)でアツアツを食す。
サクッという日本人にうまれてよかったと思う触感のあと
素材のうまさを10000%引き出したようなうまみが口の中に溢れ出す。
うまい!うまい!うまい!
言葉には表現できないこのうまさ。
てんぷらといえば一番うまいのはえび天だと思い込んでいる奴は
本当にかわいそうなまずしい輩である。
山菜てんぷらを若葉の中で食す。
あまりのうまさに舌鼓をうつ。
と同時にうぐいすがホーホケキョなどと相槌をうつ。
あ~改めて日本人に生まれてよかったと痛感する一瞬なのである。
日本人の幸福感を満喫したあと腹ごなしに近くの牧草地で
水ロケット遊びをした。西沢氏は初参加である。
私たちはまだ一度も成功していない2段ロケットにトライした。
空気を入れている途中で2段目が発射してしまうのがいままでのパターンであった。
しかし、この日は十分空気が入るまで2段目は発射しなかった。
カウントダウンを始めると何時の間にか沿道には車が4~5台こちらを眺めていた。
ゼロ!の合図をともに1段目のロケットのノズルキャップを引きおろすと
2段ロケットは見事に発射した。そして1段目が水を全部吐き出す前に
2段目が噴射。2段目は空高く舞い上がったのである。
予想もしなかった大成功。
沿道の車からも祝福をしてもらった。
こんなにいうまくいくとは?きつねにつままれた思いである。
よしこの調子でドンドン飛ばそう!とその後も何回もトライしたが
結局うまく飛んだのは一番始めの一回のみであった。
夜は昨日のシラスコが大変おいしかったので西沢氏にも是非食していただこうと
ということで連日シラスコということになった。
このメニューは那須サイトの定番になりそうである。
翌朝は6時起床。ユキが用事があったので朝食もとらずに
サイト撤収。西沢氏を朝7時30分に那須塩原で見送り帰路についた。
芦野石の美術館
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