2011年9月23日金曜日

黒尾谷岳登頂

黒尾谷岳(くろおやだけ)は当初から気になる山であった。いつか登ってみたいと思っていた
それはサイトから一番近い山で冬であれば2Fの窓から望むことができる唯一の那須五峰の山であったからである。
那須五峰は下記のとおりである
茶臼岳(ちゃうすだけ)(標高1,915メートル)
朝日岳(あさひだけ)(標高1,896メートル)
鬼面山(きめんざん)(標高1,616メートル)または三本槍岳(1,916.9メートル)
南月山(みなみがっさん)(標高1,775.8メートル)
黒尾谷岳(くろおやだけ)(標高1,589メートル)
そして今回この山の登頂を目指した
土曜朝6時半過ぎにユキと二人でサイトを出発、ノルディックウォーキングで最寄りのバス停である「守子坂」に向かう
最寄りのバス停といっても早めに歩いて40分以上かかる
守子坂で7:38のバスに乗りロープウエイ乗り場に向かう
約40分ほどで到着、料金は970円であった。
ロープウエイは以前に乗ったことがあるが乗り場はリニューアルされていた
8:30発のロープウエイに乗る、料金は650円ほぼ満員であった。
本格的な登山アイテムの人もいれば、サンダル履きの人、山ガールもいた。
数分で山頂駅に到着。天気は申し分なかったが結構寒い!昨日まで残暑で嫌気がさしていたのがうそのようである
予備の雨具をウインドブレーカー代わりに着こみ、念の為に持ってきた軍手をして8:50にスタートした
ほとんどの人が茶臼岳を目指したが茶臼岳は以前何回か登っていたので
今回はパスして牛ヶ首から南月山にのぼりそこから黒尾谷岳に向かった。
風は強かったが眺めはすばらしく尾根の左に那須野が原、右に噴煙、姥ケ平などを広がっていた
南月山には小さなお社があった。
ここからコースは狭く、急峻になりすれ違う人もなくなりちょっと心細くなる
ところどころにトラロープがかけてありがけ崩れ注意の看板を見かけた
南月山から1時間ちょっとで目的の黒尾谷岳に昼前に無事到着
頂上は樹木が茂っているため眺望が悪かった
たまたま30年ほど昔の那須のガイド本があったので事前に調べたら黒尾谷岳からの眺めはすばらしいと書いてあったのだが
どうやら当時は樹木がまだ低かったのであろう
頂上で持ってきたパンやゆで卵などで昼食をとる
頂上付近に大きな岩があったので上がってみるとまるで展望台のようにすばらしい景色が眼下に広がった
気になっていた山の頂上にいることを実感した。
ここからは尾根筋を下り続けて1時間強で別荘分譲地である「もみの木台」にでる
ここからは別荘地内の道路を下り、高原道路を突っ切りハイランドにの正面ゲートを超えて
午後3時前にサイトに到着した。

今回は金曜昼過ぎに東京からサイトに向かった。三連休のため午前中は早朝から渋滞があったが
午後は解消されていた(一箇所3kmほどの事故渋滞があった)
夕方サイトに到着。明日のトレッキングに控えて早めに就寝。
翌日は快晴。トレッキングに向かった。
トレッキング後に黒磯に買い出しにでかける。
その後のビールは最高にうまかった。
翌日も晴天。SRで早朝のボルケーノサーキットを楽しだ。 

今回のメニュー

夕食 チジミ
0924
朝食 パスタ他
昼食 パン他
夕食 キムチ鍋
0925
朝食 さんま定食
でした。

0923


[オヤジの独り言」--------------------------------------------------
今回のトレッキングでデジタルアイテムとして「フィールドアクセス」というiPhoneアプリを使ってみた
これは国土地理院の25000分の1地形図を閲覧して現在地を表示するアプリで
前もって行きたい場所の地図を閲覧してメモリーにキャッシュしておけばオフラインでも地図がみれる
これで現在地を25000分の1地形図で確認しながらトレッキングができ、とても有効なツールであった 
またこのアプリではルートデータ(gpx)を読み込めるのでルートラボのようなサイトで
作成したルートデータを活用することもできる。この方法だと立面、距離、高度などの情報も表示される
黒尾谷岳に向かう地点でのフィールドアクセスの画面
ルートラボで作成したデータで同じ場所を表示してみた










2011年9月9日金曜日

みちのく一人旅

今回はいつもとちょっと違うレポートになる。
以前紹介した「青春18きっぷ」を利用して仙台、松島、平泉を巡り帰路に那須に立ち寄ったのである。
仕事関連で仙台平野にある屋敷林「居久根(イグネ)」を視察、311震災半年後の状況、平泉の毛越寺庭園の視察などが目標であった.。
9/8(木)早朝上野から輪行で仙台に向かった。
宇都宮、黒磯、郡山、福島で乗り換えて昼過ぎに名取に到着。
ロードバイクで近くの洞口家のイグネを訪ねた。イグネとは仙台平野などの農家に見られる屋敷林で
田園に浮かぶ緑の島のように見える。この屋敷林は家屋を自然災害から守り、微気候を調整し
さらに食用、建築資材などに利用してきた。まさに屋敷林との共生生活なのである
今回の震災でも津波で漂流した船が他のイグネの樹木で止まり母屋を災害から守ったというレポートがある
屋敷林は全国にもあるが富山県砺波市の「カイニョ」とよばれる屋敷林も有名である。
洞口家は震災による被害は見受けられず、この住宅を利用して自然学校のようなものが行われているようであった
以前NHKで仙台市長喜城のイグネが紹介されていたのでそこも立ち寄ってみたが被害はなかったようである。
名取から松島まで2時間30分ほどでロードバイクで移動したが、私の通った幹線道路ではまったく震災による被害らしいものは見当たらなかった
東京にいてテレビを見ていると仙台平野全体が被害にあったようなイメージを受けてしまうが現実は違っていた
同じ仙台平野でも無傷のところもあれば深刻な被害を受けているところもあるということを改めて認識した
松島は海辺の街なので多少被害は見受けられたが観光客も多く賑やかであった。
松島からJRで小牛田乗換で一ノ関に移動し、一ノ関から平泉までロードで向かった
平泉の毛越寺は以前から興味はあった。午後5時に到着したが残念ながら入場は4時半まででその日は入場できず 近くにある寅さんに出てくるような昔ながらの旅館に宿泊した。
毛越寺は浄土形式庭園と呼ばれる平安時代の天国テーマパークのようなものである
建物は消失したが庭園は残り当時を忍ばせている
翌日(9/9)は早朝中尊寺を見て、朝食後待望の毛越寺を見学した
消失した建物を思い描いて庭を眺めるとタイムスリップをしたような気分になる
残念だったのは庭園の名所である立石が震災で倒れてしまい立ち込みの工事中だったことである
考えようによってはこれも珍しいものが見れたという事でよかったのかもしれない
10時前には平泉駅を後にしてJRで小牛田、仙台、白石、福島で乗換て午後3時過ぎに黒磯で下車した
いつもは下り電車で下車する黒磯駅であったが今回は「帰ってきた」といった感じであった
この旅で「青春18きっぷ」は無事使いきることができた
ちなみに11500円で購入したが全行程の運賃は24240円であったので十分元は取ったのである

黒磯駅から50分ほどロードバイクを漕いでサイトに到着したが
サイトの乾燥機が落雷のためなのか停止していてかなり湿っぽい状態であった
特に洗面所周りがカビでひどい状態になっていたので、その後大掃除となってしまったのである
翌日は昼にサイトを出発して2時間ほどのサイクリングで片岡駅に到着。宇都宮乗換で東京に向かった
今回のメニュー


  • 0909
  • 夕食 パスタ
    0910
  • 朝食 パン
  • 昼食 とんこつラーメン
    でした。