2005年4月16日土曜日

サクラへ変身




作業中のヤマボウシと造花のサクラ


サイト近くの牧草地にやたら人がたくさんいた
バンやトラックなども数台止まっている
どうやらドラマか映画の撮影らしい。あまり興味がなかったのでその時は遠目でちょっと見ただけであった。
翌日通りかかかると人はほとんどいなくなっていたが
一台のリフト車とバンが牧草地にたつ高さ10mほどのヤマボウシのそばに止まっていた
なんだろうと思って近寄ってみると
なんとヤマボウシに造花をつけている。一人で作業をしていた人に聞いてみると
やはり映画の撮影ということでこのヤマボウジを満開のサクラにするために作業しているとのことであった。
ヤマボウシの枝先に房状に咲いたサクラの造花を針金でくくりつけているのである。
なんと気の遠くなる作業であろう。
サクラであれば那須は今ちょうど見ごろであるのにわざわざヤマボウシをサクラにするとは...
映画作成には不可解というか不条理な作業がつきものなのであろうか。
映画の題名を聞いてみたが長ったらしい名前で忘れてしまった。
そしてこのサクラに変身されたヤマボウシは撮影後また一つ一つ造花を取り外され
ヤマボウシに戻るとの事であった。
ヤマボウシにはヤマボウシの樹形があり多少詳しい人であればサクラでないことはすぐに気づくであろう
樹肌もまったく違う
黙々と作業をしている人を見るとちょっと可哀想になる。
[後日訂正:ヤマボウシだと思っていたが葉のある時期に確認したところ同じミズキ科のミズキと判明]
今回は3人で土曜早朝ツバメ返しを利用しサイトにやってきた。
那須はコブシの花が咲き様々な木々が活動を開始した。
午前中はタツキと西那須野の上州屋までいき(ユキは出張直後でで睡眠不足のため昼寝)
渓流に入れるようにフィーダーという水が入らない構造の
ズボンと靴そして釣り用ベスト他を購入した。
全部で27000円也!!今年の釣りへの決意が感じられる金額となった。
ちなみに入漁券もまじめに購入。一日1200円である。
最近タツキも大きくなり靴のサイズは私とほぼ同じ
購入したグッズはタツキでもそれなりに着ることができる。
子供の成長は早いとつくづく感じた
(ベストとフィーダー、シューズを着用し渓流を歩くタツキ)
翌朝は6時起きでタツキと二人で疎水公園に向かう
グッズを着込み膝あたりまで渓流に入ってみたが
水がまったく入ってこない感触がなんとなく不思議である
水圧で膝からしたが軽く締め付けられるような感覚となる
水は入らないのだが水の冷たさは伝わってくる。
フィーダーというのは2種類あってズボンに長靴がくっついているタイプと
ズボンに防水靴下のようなものがくっついているものに
渓流用のシューズを履くタイプである。
私が購入したのは後者のタイプで靴はトレッキングシューズみたいな靴の裏に
渓流用の滑り止めがついているものである。
釣り用のベストは普通のベストに比べると丈が短く小物用のポケットがたくさんついている
今までは入り込めなかった場所からキャスティングできるので当然ポイントも狙いやすくなる
しかし道具を揃えたからすぐに釣れるというものでもなく
腹も減ってきたのでサイトにもどり朝食にした
午前中はデッキのペンキ塗りなどをして
昼食後一休みして今度はグリーングリーンのそばの渓流に向かった
キャスティングがしやすく気持ちい場所であったが
強風でラインがほとんど飛ばないという状態を経験した
しかたなく今度はちょっと下流の木俣橋の渓流に移動した
さきほどより風は収まっていた
どこで釣ろうかと渓流沿いを歩いていると魚が見えるではないか!
ヤマメらしき魚が数匹水流に逆らうように泳いでいるため止まっているように見える
考えてみたらフライフィッシングを始めてターゲットの魚が泳いでいるのを初めて見た
興奮した!さっそくフライをつける作業をするがちょっとあせってしまう。
準備完了。フライを魚の上流から流し込むように落とす。
何度が挑戦しているうちに一匹のヤマメがフライに気づいて向かってきた
よし!食いつけ!!!と心の中で絶叫したが
ヤマメはフライを口先でつついただけでそっぽを向いてしまった。
残念。5時過ぎまでがんばってみたが結局坊主記録更新となった。
夕食は移転して広くなったマンジャーレでゆっくり楽しんだあと
ツバメ返しを利用して東京に帰った。

サイトの春を告げる植物たち

マユミ/ヤマボウシ/レンゲツツジ/アジサイ/ウグイスカズラ
コブシ/クリスマスローズ/コブシ/ニシキギ
今回のメニュー
4/16

  • ココス朝食
  • 昼 黒磯ラーメン
  • 夜 もんじゃ焼き 
    4/17
  • 朝 焼魚定食
  • 昼 ユキのパスタ
  • 夜 移転マンジャーレでイタ飯 

    でした。
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