2019年5月26日日曜日

狛犬のマーキング?


狛犬のマーキング?

いつでも行けると思いながら足が遠のいていた日光東照宮に小学校の林間学校以来約50年ぶりにバイクで訪れた。サイトから塩原を抜けて川内温泉から向かった。途中の湯西川温泉の付近は湖が続く魅力的な湖畔ルートであった。日光は平日の午前中にも関わらずかなり賑わっている。外国の観光客、修学旅行、年配のグループがメインであるので平日は関係ないのだろう。
日光に着た目的の一つは東照宮近くにある逍遥園という庭園である。思っていたより小ぶりな庭園だったが、近くの山を借景にしているので広がりを感じる。しかし江戸時代には無かった送電線の鉄塔が頂下に目立っていたのが残念である。でも見方を変え鉄塔も山に立つ巨大な石塔だと思えば面白いのかもしれない。
そのあと東照宮に向かった。見ざる聞かざる言わざる、日暮門、眠り猫、泣き龍など超有名なスポットを見て回ったが豪華絢爛なイメージの中にも何か庶民的な分かりやすさが楽しい。泣き龍も厳格というよりアニメ的な雰囲気を感じた。一番面白かったのが主柱の控柱役を務めていた狛犬?であった。まるで柱にマーキングしているようである。
すごさを感じたのは奥宮の石段だ。石段の脇壁の石積が非常に美しい。石積の美しさと真っすぐ伸びる杉木立が緊張感を生み出して上へ上へいざなうのだ。石柵も柱、手すりを一つの石から削って作りだしたらしい。すごすぎる!
「楽しさ」と「緊張感」が徳川時代のキーワードなのか....
50年ぶりの東照宮は思ったより刺激的であった。

杉木立と石段
階段脇の石積
一つの岩から作られた石柵


今回は水曜から土曜朝までトラとサイトで過ごした

風呂に入っていると目の前のイソノキに見慣れない派手な野鳥がやってきた。シジュウカラより一回り大きい。図鑑などで見た覚えがあったので調べてみるとアカゲラと判明した。
アカゲラ(Wikipediaより)

木曜は日光までツーリングを楽しみ、金曜は八幡平のツツジと平成の森の散策をした。
平成の森で聞いた話ではレンゲツツジは枝が柔らかく雪の重さで埋もれてしまうがそれが寒風から花芽を守るのだそうだ。そのため花芽は比較的薄い膜で覆われているとの事。
雪が少ないと花芽が寒風にさらされレンゲツツジには災難になる。

 

レンゲツツジの花芽

レンゲツツジ

ヤマツツジ


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