1999年2月26日金曜日

さすがプロ!ユンボおじさん


廃棄処分となった木製フェンスが手に入ったので那須サイトに運搬することになった。


廃棄処分といってもまだ十分使えそうなしっかりしたフェンスである。
幅90cm高さ90cmの正方形のパネルに9cm角の支柱が付いたのもので
パネル3枚支柱4本で1セットになったものが5セット、パネル2枚で支柱3本のセットが2セットである。
千葉から運搬するためロングバンを東陽町のニッポンレンタカーで借り千葉に向かい
仮置していた地下倉庫からバンに積み込んだがめちゃくちゃ重い!
もちろん一人では無理なのでこの日はスエヒロ君をバイトに雇った。(3食+後日寿司食べ放題付き)。
疲労コンパイ足元ふらふらゼイゼイ状態でどうにかバンへの積みこみ作業を終え、那須サイトに向かった。
高速は順調快適快走状態で黒磯に到着。カインズホームで支柱設置用に基礎ブロックを買占めサイトに向かった。
アクシデントは那須サイト直前で起こった。
黒磯カインズホーム周辺ではまったくなかった雪がノビロー付近では目立ちはじめ、
サイト近くでは道が真っ白しかも坂道。レンタカーにはチェーンは無し。(別途料金らしい。)
どうにかなるだろうと無謀にも真っ白な坂道に挑んだが車はあえなくリタイア。
アクセルを吹かしても車は前に進まない。
しかたなく平坦な部分までバックで下がりははめたが突然分けの解らない警告音が鳴り出し車はスピン!
 あえなくリアを90度ふり道端にスタック。まったくどうにもならないドツボ状態に落ち込んだのである。
携帯電話も使用不可なので近くの人家まで歩いてレンタカー屋に連絡しようなど思い歩き始めようとした時、
なんとユンボ(シャベルカー)を積んだトラックが通りかかったのである。
まさしく砂漠でオアシス状態。なんと運ちゃんが「どうしたんだ~」と声を掛けてくれたのである。
事情を説明すると対応がめちゃ早い。トラックを横にとめ、
ワイヤーをバンのフックに掛けユンボにアームに繋げると「いくよ~」
といった瞬間にバンはグイと引っ張られ無事脱出したのである。
「プロはすごい!」こんど生まれたらユンボのオペレーターになろう!
と思ったぐらいカッコよく手際のよく、無駄のない動きであった。
しかたなくこのルートはあきらめ遠回り那須サファリパークルートでサイトに向かった。
どうにかサイトにたどり着きフェンス、基礎ブロックを無事運搬する事が出来たのである。
2月の那須は雪国なのだ!