2002年4月27日土曜日

男女の火遊び



火遊びに興じるタツキ&マオちゃん

2月に丸太割した薪をキャビンの軒下で乾かしていたので
今回は驚くほど良く燃えた。
幹を割り中までよく乾燥するように軒下でじっくり寝かせておく
という準備は必須であると痛感した。
同じ木でも雨にさらされ中まで湿気を含んでいては燃えないのはあたりまえである。
それにしても火は不思議な魅力をもっている。
焚き火の炎を眺めていても飽きることがない。
ログサークルでの焚き火に若い二人が興じる。

今回はゴールデンウィーク前半である。
金曜8時スタート。交通量は多めであったが11時ごろサイトに到着、
三日間のメニュー、食材などの買出しリスト作成し就寝。
土曜日、天気は上場であった。きょうは恭ちゃん家族が来る予定である。
9時ごろサイトに着くはずであったが9時すぎに電話が入り羽生SAを出たとのこと。
スタートが遅れゴールデンウィークの渋滞にはまってしまったらしい。
我々は買出しのため黒磯に出かけた。
買出しリストを作成していたので効率的であった。
ちなみに今回のメニューは
27日昼食:特上那須牛のお座敷デッキオイルフォンデュー。
27日夕食:手作り那須餃子&麻婆豆腐。
28日朝食:七輪で焼いた鮭、あぶりたらこ、からし菜、納豆、あさりの味噌汁、釜炊ごはん。
28日昼食:チャーハン、具沢山スープ。
28日夕食:豚のカチャトーレ、釜焼きピザ。
29日朝食:おぼろ昆布と釜揚げ風うどん。
である。
特にこばやしミートでゲットした特上那須牛は最高であった。
ハイカロリーバーナーと復活した中華なべのコラボレーションもすばらしかった。
若葉の微妙なグラデーションがサイトを彩り、ウグイスのBGMが流れる。
天気にも恵まれ最高のゴールデンウィークとなった。
昨年までは入浴はグリーングリーンにいっていたが
この時期は異常に混雑して洗い場は背後霊が出没するほどであった。
母屋の風呂ができたのでそのわずらしさから開放されたのもうれしい限りである。

28日には久保田家とタツキの4人で那須サファリパークに行ってきた。
久々の観光地でタツキも喜んでいたらしい。
(ちなみにホワイトライオンが売りらしいが実は真っ白ではなくちょっと茶色っぽいということである。)
ゆっくりとした時間の流れを三日間サイトで楽しみ29日の昼前に久保田家とともにサイトを後にした。

2002年4月20日土曜日

シンボルブリッジ



完成した橋

サイトに新たなシンボルが完成した。
昨年秋に製作した橋梁に明るめの黄色系で塗装した板を張り仕上げたのである。
明るい色のため新緑のサイトで結構目立つ
これから緑が深くなっていくとさらにそのコントラストが楽しめそうだ。

今回は金曜の夜9時半過ぎにサイトに向かった。
サイトには2時間ほどで到着。水抜きの作業からも開放されたので
水栓を捻ればすぐに水がでてくる。
水抜きをした場合は外部給湯器のフィルターを付けてから
元水栓を開くという作業をしなければならず面倒くさいのだ。
佐藤ファミリーも参加予定で12時半ごろ到着した。軽くビールを飲んで明日に備える。
翌日は天気も上々。田舎道ウォーキングを楽しんだあと昨夜買い込んだ
サンドイッチや陽子さん持参のおにぎりなどで朝食をとる。
佐藤ファミリーは草刈に情熱をかたむけているようだ。
1年ほどエンジンを掛けていない草刈機を納屋から取り出した。
歯がさび付いていて切れ味が悪そうであったがガソリンタンクで貯蔵していた
ガソリンはまだガソリンらしい臭いがしていたしオイルも十分な量があった。
私は橋の上板を張ろうと提案し10時前にカインズホームに向かった。
草刈機の歯や橋板を購入し食材もダイユー、いけがみなどで手に入れ昼にサイトにもどる。
いつもならゴールデンウィークに食べごろになるタラノ芽であるが
今年はやはりあたたかいせいかすでに芽が大分大きくなっていた。
このタイミングを逃す訳にはいかない。今日の昼はタラノ芽お座敷てんぷらに決まりである。
久々に土禁デッキに炉端風テーブルを設置し、中央にガスコンロをセットすれば用意万端である。
サラダ油とゴマ油をミックスした特性てんぷら油が香ばしい香りをただよわせたころ
第一弾の野菜に衣もくぐらせ揚げる。サクッとして食感がたまらない。
てんぷらは食感がいのちである。
さっそくカエルガーデンに移植しておいたタラノキからタラノ芽をもぎ取った。
ウグイスの鳴き声をBGMにした取れ立てのタラノ芽てんぷらのうまさは
たとえようがありません。(昨年もおなじような事を書いたような気がする)
佐藤ファミリーもこの「お座敷デッキ炉端風てんぷら(うぐいすサウンド付)」
には大変満足してくれたようである。
午後は草刈や橋の板張りなどみんなで楽しく過ごす。
たつきとひかる君も板張りの釘うちに熱中していた。
夕食は恒例になったひかる君大好物の釜焼きピザと初登場のカチャトーレ
手間がからずとてもおいしいお勧めのメニューである。
夜は昼間の労働と大量摂取のビールのため大人は早寝であったが
子供たちはレンタルDVDのユニコーンに見入っていたようである。
翌日はあいにくの曇り空であった。
朝をゆっくり楽しんだあと昼前に帰路についた。

2002年4月14日日曜日

藤工芸教室



籐工芸(花器)

サイトにはツル植物がたくさんある。
ナツフジとよばれるものがメインであるが細いものではスイカズラなどある。
藤工芸はこのツルを利用してカゴなどを製作するわけである。
ツルの採取は秋がベストシーズンであるがこの時期でも可能だ。
野生の蔓を利用した藤工芸は野趣がありなかなか渋い。
タツキ、叔母、母で熱心に作業に集中する。
叔母は実際に藤工芸教室に通っているのでみんなの先生になっている。
花器らしきものが1つ。カゴのようなものが1つ。よくわからないものが1つ完成した。

今回は母、叔母が参加して5名となった。
金曜PM6:20母たちを乗せ東陽町をスタート。
那須塩原でユキをピックアップし、9時過ぎにサイトに到着した。
思ったより早く着いたのでゆっくりと金曜の夜を楽しんだ。
翌朝、田舎道ウォーキングのあと朝食(前夜コンビニで購入したサンドイッチ)
天気もよく気持ちのいい朝である。
その後タツキ、叔母、母の3人グループはツル、ツルと叫びながらツル探しに出かけた。
わたしとユキは黒磯まで買出しである。ガスレンジの下に棚が欲しいとのことなので
棚板と電動ドリルなどを購入。食事材料をダイユーで仕入れサイトに戻った。
ランチは恒例のユキパスタ&ピザ。ピザ釜をガスレンジで焼くとかなりの高熱になり
レンジに負担がかかるので今回は携帯ガスコンロを利用して外で焼いた。
食事あとツルグループは採取したツルを編むことに集中。
私は棚の作製。ユキはシノダケの手刈である。
各自作業のあと夕日風呂を楽しみ夕食となった。
今夜のメニューはオイルフォンデュ。
叔母、母は初めてのメニューらしく色つきの串に興味津々であった。
夕食後はホームシアターで楽しむ。
今夜の上映作品はブラットピット、アンソニーホプキンズ競演の"Meet the Joe Black"
開演直後の衝撃的なシーンや死神などのはなしで始めはこんな怖い映画はヤダとかいって
拒否反応をしめしていたがストーリーが展開していくうちに二人とものめりこむように
画面にくぎ付けとなった。
3時間にもおよび長編のラストシーンには大満足だったようである。
翌朝もウォーキングを楽しむ。天気は上々だ。
サイトに戻りキッチンを除くと
砂抜きのため水につけておいたアサリはこれでもかといったように管をのばしていた。
今朝は釜炊きごはんとアサリの味噌汁と焼き魚、納豆、ひじきの和定食である。
朝からしっかりと食べるのが健康に一番だと改めて感じるのである。
昼前にツルグループを車に乗せ那須湯元温泉、殺生石などの観光地にいく。
スキーシーズンも終わりゴールデンウィーク前で比較的空いている時期ではあるが
さすがに那須の超メジャー観光スポットは混雑していた。
サイトに戻りきつねうどんのランチをとりその後、後片付けをみんなでやる
モップ掛けはタツキが精力的にやってくれた。
3時に叔母を那須塩原の駅まで送り帰路についた。

熱心に蔓を編む叔母とタツキ