2020年4月14日火曜日

巣ごもり

緊急事態宣言が7日に出された。一般人には強制力はないが強い要請と言ったところであるが人生初体験でもある。
必要不可欠(買物、通院等)な外出以外は自宅にいてくださいという要請で仕事、学校もネットを活用しましょうといっっている。道路封鎖があったり、公共交通機関が止まる事はない。
人との接触を8割減らせれば感染は収束に向かうとの事だ。接触とは2m以内に近づく事だと理解しているが「接触を避ける行動=外出自粛」というのがよく分からない。
人と接触しない外出はたくさん考えられる。ジョギング、散策、公園利用、サイクリング、ドライブ、畑仕事、ハイキングなどは店舗施設、公共交通機関などを利用せず単独で行えば人との接触はない。外出自粛というと空気感染で外に出ると危険だと誤解されてしまうのではないだろうか?(散歩などは自粛に含まれないとは説明しているようだが、、)
東京など感染者が多いところから避難のために地方にくるコロナ疎開はやめてくださいとも言われ出した。外出自粛の息苦しい都会から離れて地方で伸び伸びしたい。または学校も休みなので実家に帰って家族と暮らし地元の友人とも会うなどといった行動に対して警鐘をならしている。確かに東京から地方にきて地元の人たちと多く接触するような行動は感染拡大になるがこれも人と接触しないように生活すれば問題は無いはずである。
要は人との接触回避なのに拡大解釈されて様々な行動が制約、非難されるのはおかしいと思うのである。
今回もコロナのため月曜から翌週火曜まで一人で巣ごもりした。
仕事やらフィットのタイヤ交換などをして人との接触はスーパーの買い物のみであった。

2020年4月5日日曜日

コロナ世界大戦

大変な事になってきた。
ヨーロッパ、アジアで猛威を振るっているコロナがアメリカにも広がり世界中の感染者数が100万人、死亡者5万人(2020/04/03)という状況で感染者の8割は軽症、無症状で2割が重症になり、その25%が急激に悪化し死に至ると言われていてイタリア、ニューヨークでは医療限界、崩壊になっている。オリンピックも一年延期、イベント、学校などは中止、休校、外出自粛などで経済、社会への影響は計り知れない。見えない敵の恐ろしさを思い知る。そして世界中がコロナを共通の敵として戦っている戦時となってしまったのである。これまでもSARS、MARSなどとの戦いはあったが私にはどこか他人事であったが今回は違う。これは人間同士の戦いではなくコロナウイルスと人間が戦うコロナ世界大戦ともいえる。
ちなみにスペイン風では第二次世界大戦とほぼ同じ 8000万人近くが死亡したと言われている

私は基礎疾患(COPD)のある60代なのでユキから「東京にいないで那須に避難してください。」と言われ単身+トラで那須に疎開となった。ここでの生活なら人との接触は買い物以外皆無で、感染のリスクは激減する。といってもたまには東京に戻る必要があるのでしばらくは那須をメインに時々東京に戻るという逆転生活になるのかもしれない。
このウイルスが厄介なのは無症状でも感染力があるらしいという事だ。
ウイルスの唯一無二の目的が自己増殖だとすればエボラのように死亡率が高く寄生主を殺してしまうのは元も子もないので死亡率は低くして気がつかれずに(無症状)寄生主内で自己増殖をして他の宿主に感染するのが得策となる。そう言った意味でこの新型コロナウイルスは強敵である。もしかしたら自分はすでに無症状感染しているのかもしれないのだ。
そうであれば感染しないようにかつ人に感染させないように注意する必要もある。
しばらくは自分の手近くの人間に注意して生活する必要がある。
今回は火曜から日曜朝までサイトでトラと過ごした。

2020年4月3日 人口当たりの死亡者数


死者数
人口
(百万人)
百万人当たり死亡者数
イタリア
14681
60
244.7
スペイン
10935
46
237.7
ベルギー
1143
11
103.9
フランス
6520
67
97.3
オランダ
1490
17
87.6
スイス
591
8
73.9
英国
3611
66
54.7
イラン
3294
81
40.7
スウェーデン
358
10
35.8
デンマーク
139
5.6
24.8
ポルトガル
246
10
24.6
米国
6921
325
21.3
ドイツ
1234
82
15.0
トルコ
425
80
5.3
カナダ
153
38
4.0
韓国
174
51
3.4
中国
3326
1386
2.4
オーストリア
168
90
1.9
ブラジル
343
200
1.7
フィリピン
136
104
1.3
日本
63
120
0.5


オヤジの独り言
マスク不足で大騒ぎとなっている。安倍さんは一世帯当たり2枚の布製マスクを配ると発表してこれまた物議を醸し出している。
そもそも「マスクは感染者が人にうつさないためにするもので健康な人がマスクをしても感染防止にはならない。」というのが専門家の通説になっている。しかし多くの人がマスクをしてれば感染予防になると信じマスク信仰者になってマスクを購入するために長蛇の列に並び感染リスクを高めるという本末転倒状態である。
感染者の咳、くしゃみ、大声によって吐き出される飛沫に大量のウイルスが含まれているのでマスクで飛沫をシャットアウトするのがマスクの最大の効果だ。飛沫はマスクのメッシュより大きいのである程度飛散防止ができるが全てのウイルスを止める事は出来ず空気中にウイルス単体が放出されてしまう。ウイルスはマスクのメッシュよりはるかに小さいので近くにマスクをした人がいても簡単にすり抜ける。マスクでウイルスの侵入は防げないのである。
では健常者のマスクは全く無意味かといえばそうでもない。
マスクをしてない感染者の飛沫が直接侵入することを防ぐ、口内の湿度を保つ事で感染リスクを下げる、手から鼻口への直接接触を防ぐなどである。これらは二次的な効果であるがマスクをしないよりした方が良いといったところだ。しかし飛沫や手などによって汚染したマスクを長時間使用していればウイルスは容易に口内に侵入する。飛沫が乾燥すればウイルスは侵入してくるのだ。マスクの感染予防効果を期待するなら頻繁にマスクを替える必要がある。
しかし今回のコロナには無症状感染者というとても厄介な健常者が多く存在する。それを考えればマスクをするのは拡散防止と言う意味で必要になる。