2000年11月25日土曜日

満天の星空



サイトから見えた星空をCGで再現

今回はちょっとパターンが違う。
金曜日の夜にサイトに着いた。
夜、長距離をドライブするのは嫌いなので
今まで土曜の早朝出発にしていたが
土曜日を丸一日ゆったりサイトで過ごすには
やはり金曜出発にするしかないということである。
サイトに着いたときは新月ということもあって真っ暗であった。
ランプに火をともし、石油ストーブで部屋をあたためる。
すっかり冷え切っていたコテージは2週間ぶりにぬくもりを戻した。
今夜は晴天かつ新月なので夜空は満天の星空であった。
さっそく双眼鏡をとりだしてデッキに寝転び夜空を見上げた。
すっかり葉を落とした木々の梢がの間からまさしく
手に取るように無数の星が目の前に現れる。
夜空を観察する方法をして
この「寝転がり双眼鏡観察法」はおすすめである。
寝転がることで首がつかれないし、
視点が動きにくく安定するので双眼鏡の映像がブレにくい。
また望遠鏡より倍率はひくいが視野がひろく星を見やすいのである。
ただこの星空を写真にとる技術がないのが残念だ。
翌朝は昨夜の満天星空が約束してくれたような快晴であった。
恒例の早朝・田舎道ウォーキグを楽しむ。
今日丸一日那須を楽しめるぞと思うといつもの日曜ウォーキングより気持ちが踊る。
朝食を青空快晴無風状態のなかデッキでゆっくり楽しむ。
なんと今朝のメニューは朝から七輪による炭火焼肉である。
クッパがメインであったが肉が多かったので焼肉となった。
もう朝から大変である。ヤンニョムの辛味と焼肉であればやはりビールはかかせない。
キリン生ビール2L樽をサーバーにセットし、土曜の朝から飲め飲めモードである。
ユキと二人で2Lは気持ち良く飲み干した。
さすがに昼前から2Lはこたえる。
しかたないので午前中にハンモックで昼寝となった。
昼頃、昼寝からめざめグリーングリーンに向かった。
この時期の那須は紅葉狩りも終わりスキーにはまだ早いのでオフシーズンである。
グリーングリーンは地元の人間がほとんどで昼時ということもあって空いていた。
彩りの残る山を見上げ、露天風呂で多少残っていたアルコールを吹き飛ばし
ランチは黒磯のパスタ屋マンジャーレで食した。安定してうまい店である。
その後カインズホーム、ダイユーなどで買出しをしてサイトに4時頃戻った。
最近カインズホームの隣にセルフのガソリンスタンドができた。
この日はハイオク104円であった。セルフにしては高い気もするが
自分の車のガソリンは自分でいれるといった
考えてみればごく当たり前のことが結構楽しい。
夜はカキ・タラなどをベースに鍋料理をサイトで楽しみ早めに床についた。
翌朝はウォーキングのあと土禁デッキですっかり「朝那須」定番になってしまった
クロック・ムッシュとコーヒーで朝食をとり11時前に東京にむかった。

2000年11月11日土曜日

結構快適6畳生活


00/11/11



いつものように土曜早朝出発。
普段は木場ICから首都高に乗り小菅経由で東北道に向かっていたが
箱崎、小菅あたりで必ず渋滞にはまっていた。
距離的にも多少遠回りになるので今回は一般道を走り扇大橋ICから乗ることにした。
扇大橋までの道は快適で20分強で扇大橋に着いた。
しかし浦和ICの先で事故渋滞7kmとの表示があったので
岩槻ICまで一般道でいくことにした。
岩槻ICから矢板ICまでは渋滞もなく快適であった。
途中大谷Pで朝食をとったがサイトには10時頃無事到着。
サイトはすっかり落ち葉に埋もれていた。
まだ多少葉っぱが木に残っているがすっかり初冬の景色である。
平野部は快晴であるが那須周辺の山は雲で覆われていた。
中間に位置するサイトあたりは晴れているのに小雨がパラツクといった天気である。
俗にいうきつねの嫁入りという感じだ。
昼すぎまでゆっくりしてから
昼は黒磯のお気に入りラーメン屋で楽しみ、そのあとカインズホーム、ライトオン(ジーパン屋)
ダイユーと買出しをした。
カインズホームでは小物収納用のA4キャビネットを3つ買いこんだ。
その後はグリーングリーンでゆったりしてちょっと盛りを過ぎた紅葉を楽しみサイトに戻った。
サイトでは棚の整理をした。結構小物や電池、印刷物などが雑多にたまっていたが
カインズホームで買ったキャビネットに整理して大分使い勝手がよくなった。
いままでアウトドアにこだわってきたがこの6畳コテージも2段ベットやテーブルを取り入れてから
かなり住環境がかわった。外はかなり冷え込んでいるがコテージ内なら石油ストーブ1つで結構あたたかくなる。
さらに前回購入したカセットボンベストーブをテーブルの下で使うと
足もとがホカホカと温まりテーブルが掘りごたつに変身してしまうのだ。
夜はテーブルにカセットコンロで鍋である。
ちなみにカセットガスボンベはサイトでは大活躍である。
コンロ、ストーブ、冷蔵庫、ガスバーナーなどでフルに利用している。
カセットガスボンベはどこでも手に入るし1缶100円前後で安いのだ。
自作延長アンテナ付きラジオでJWAVEもクリアに聞くことができる。
月明かりに照らされた初冬の木々を窓から眺め結構快適な6畳コテージの夜はふけるのであった。
翌朝は久しぶりに早朝田舎道ウォーキグを楽しんだ。
キャビンで朝食をとり11時前に東京にむかった。

2000年10月28日土曜日

ハーレー初体験。





携帯ストーブ

28日朝6時ジャスト。晩秋の那須に向かい東陽町を出発した。
花見と並ぶ国民的行事紅葉狩りのハイシーズンで東北道はすでに渋滞表示がでていたので
久しぶりに常磐道からサイトに向かった。那珂ICからの道はだいぶ整備されていてとても走りやすく
通常の東北道からアプローチする時間より30分程度プラスされるだけなので
東北道渋滞の時は絶対にこちらが早く快適である。
毎度のカインズホームで炭などを買い込んだがこれからの防寒対策として
カセットボンベを利用するアウトドア携帯ストーブを4980円で購入した。
イスにすわり足元などに置いておくと結構あたたかく使えそうである。
サイトの倉庫にしまいこんでいたシェラフが湿気でカビが出ていたので
この際夏で湿気が染み込んでいた寝具類を洗濯、乾燥をしようということで
黒磯のシャボン(コンランドリー)に向かった。
大型洗濯器、乾燥機をそれぞれ40分、50分使ってしめて2300円であった。
この時間を利用してオレとタツキは以前からちょっと気になっていたハーレー屋に
いってみた。ダイユーの隣にあるバイクショップである。
ハーレーについてはくわしくないがYAMAHASR500にはもう20年ちかく乗りつづけている
ハーレーというと馬鹿でかい高速ツアラーのイメージがあるがライトなスポーツタイプもあった。
イメージとしては乗りなれたSR500が一回り大きくなったという感じである。
それでもVツインエンジンは1200ccあり存在感を主張している。
XL1200Sというタイプで店員に聞いてみると新車諸経費込みで約150万円とのことであった。
他のハーレーの値段はよくわからないが一般の自動車が新車で買えてしまう。さすがハ~レ~
試乗ができるとのことなので早速乗ってみることにした。
タツキとタンデムでハーレー初体験である。
多少緊張したが乗ってみるとSRに近い感覚で
とても1200ccもある単車とは思えない
信号待ちではアイドリングが700~800回転なので
ハーレー独特の鼓動のような音が体感できた。
また低回転からアクセルをガバとあけると
蹴飛ばされたように加速する。やはりトルクの太さはすさまじい
ライディングポジションとしてはサイドにある
エアクリーナのためにニーグリップがやりにくく
基本的にはひざを開いて乗るスタイルになる。
考えてみるとハーレーでニーグリップをして
お行儀良くのっているやつを見たことがないが
行儀がわるいのではなく行儀良く乗ることができないバイクなのだ。
無事試乗が終わり店にいると近くのカフェSHOZOでお買い物をしてきたユキが登場し、
「まあ素敵なバイク」とおっしゃていたがやはりしばらくはSR500を乗り続けることしよう。
サイトに戻り久々にグリーングリーンでくつろぎ
夜は恒例の七輪さんまを食し秋の夜長を楽しんだ。
翌朝はあいにくの雨であった。 キャビンで朝食をとり11時前に東京にむかった。

2000年10月8日日曜日

オノとトノ



今回は結構仲間が集まる。
ハセニイ一家+西沢氏と盛岡からトノも来る事になっている。
8日の朝東京をでた。
3連休の中日であるが東北道は加須ICから渋滞表示がでていた。
渋滞がわかっていて突っ込むのは耐えられないので
東北道に乗る前に首都高を下りて国道4号で那須に向かった
バイパスが整備されているため思ったより順調に走ることができる。
途中ハセニイ車と連絡を携帯電話でとりながら買出しを手分けして
昼過ぎまったく同時にサイトに到着した。
久々のサイトには栗があたり一面に落ちていてすっかり秋景色になっていた。
みんなで簡単なランチをとりながらさっそく生ビールとなった
今回も衝動買いポータブルビアサーバーをもってきているので
早速みんなに自慢しながら堪能した。
しかし今回は人数も多いということで本物生樽サーバーを楽しむ絶好のチャンスである。
最近世話になっている菊地屋酒店にサーバーの申し込みをした。
前回頼んだときは初めてでさすがにサイトを探すのに苦労したようであるが
今日はONTIMEで現れた。
生樽サーバーで注がれたビアグラスを片手に各自思い思いの時間を楽しむ。
今回はどういうわけかユキが東京で手に入れた斧を持って来ていた。
買えば結構高そうな斧である。
この斧を振り下ろし薪を割ったときの感覚は格別である。
なにかクセになってしまう魔力がある。
以前から枯れ木を切り倒した状態で散在していた丸太を
この斧で黙々を割り続けた。
さらに草刈の大鎌でサワラの丸太スツールの皮むきをした。
ログサークルの真中のファイヤープレイスにはいつのまにか斧で割った薪が
積み上げられそこにこのサワラの皮を着火剤がわりにして火をつけた。
メラメラと炎があがり割ったばかりの薪に火が廻る。
夕方トノから連絡が入ったのでハセニイが近くまで迎えにいった。
トノは猪苗代でBMW大好き仲間のミーティングがありそのあと
この那須サイトに合流したのである。
自慢の愛車BMWはビカビカに光輝いていた。
この時期になると夕方は急速に暗くなる。ランプにガソリンを注入して次々に点火する。
夕食は今回のメインイベントである七輪さんまである。
さんまを串刺しにして焼くとさんまが網にこびりつかずうまく焼けるいうので
さっそく試してみた。
なるほどうまく焼ける。ちなみに酢を塗ってから焼くものよいようである。
生樽サーバー&七輪さんま。ただただ脱帽ものである。
ログサークルの焚き火はいい雰囲気に燃えている。
さんまを堪能したあと今度はバーボンを片手に燃え上がる炎を見つめる。
秋の夜の演出としては出来すぎである。ひさしぶりにギターなどをキャビンから持ち出し
ログサークルで大昔のフォークソングなどを歌い出してしまった。
翌朝はあいにくの雨であった。
ハセニイ一家は近くのペンションに宿泊したので
キャビンは守屋一家&西沢氏&トノであった。
朝食のあとは三連休最終日なので早めに帰ることにした。
トノはこれから盛岡までのロング一人ドライブである。
みなさんお疲れ様でした。

2000年8月9日水曜日


9Days8Nights


ついにオニヤンマを捕らえる!


8/5 6時半に東陽町発

いきなり箱崎で事故渋滞にはまる
箱崎~駒形までなんと約50分もかかった
その後は順調に進み大谷Pで朝食
しかし矢板ICの手前7kmあたりからまたもや
事故渋滞、ガソリン残量も少なくちょっとひやひやものであった。
なんとか矢板までたどりつき今回はすぐ近くのガソリンスタンドに入った。
そのスタンドでも最近GAIAXをはじめたらしく85円/Lであった。
ガソリンとGAIAXの違いを確認するために今回はハイオクを給油
なんと83Lも入ってしまった。
はじめてGAIAXを給油したときはタンクの残量が半分程度だったので
ハイオク:GAIAX=5:5といった配分であった。
その時ガソリンと比べてなにも遜色はないと思ったが
今回はほぼ100%GAIAXから100%ハイオクへと入れ替わった。
そこで確信したのは
ガソリンの方がエンジン音が太く
低回転でのトルク感が太く感じるという点であった。
ドライビングテイストを重視するのであればやっぱりガソリンのほうが
いいというのが結論である。
サイトに到着して準備にとりかかったがタツキがなんとなく元気がない
熱を測ってみると38度もあったので解熱剤を与えて休ませた。
遊び疲れではないだろうか。
昼食はボンゴレビアンコをサイトで食し、その後グリーングリーンへ。
タツキは熱があるので大広間で休憩。
グリーングリーンで疲れを癒しているころから
雷がなりだしあたりはどしゃぶりとなった。すさまじい雷雨であったが
1時間ほどでやみその後はぐっと涼しくなった。
その後スーパーでうなぎなどを買いサイトで炭焼きうなぎを楽しんだ。
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8/6
朝5時起床。タツキの熱も下がり大分元気が出てきたようだ。
朝の散歩をしてから911で早朝ドライブを30分ほど楽しみ
ゆっくり朝食をとった。
午前中は草取りや以前から気になっていた土禁デッキの低い部分を直したり
車のパーキングスペース脇にあった土を取り除き砂利を敷いたりした。
午後は洗濯と買いだしのため黒磯市内にいきビストロイラブで昼食をとった。
たつきの夏休み宿題である読書本を借りるため黒磯市の図書館に立ち寄ってみた。
結構りっぱな図書館で時間制限はあるがインターネットも無料で利用できる。
住民票が黒磯になくても貸し出しOKとのことだったので
早速利用カードを作成して私たちの分を含めて4冊ほど借りた。
サイトに戻る途中、鳥目キャンプ場に立ち寄り皿などを洗いサイトに戻った。
4時近くになり空模様も大分あやしくなってきた。
関東北部山沿いはこの季節必ずといっていいくらい夕立になる。
グリーングリーンで入浴してスーパーで買いだしをしてからサイトに6時ごろ戻ったが
まさしくバケツをひっくり返したような雨とボディーソニック付きの雷で
夏の夜の一大イベントが五感を強烈に刺激してくれた。
こんなにすさまじい雷雨を経験したことがないタツキは
はじめ怖がっていたがだんだんとなれてきてこのイベントを楽しんでいたようである。
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8/7
5時起床。早朝ウォーキング&ドライブを楽しみポトフの朝食となる。
今日は近くの川原(那珂川渓谷)で遊ぶ予定だ。
タツキはホームセンターで買った材料で仮面ライダークウガの武器つくりに専念した。
私も水ロケットを改造した水バツーカ砲の作成をした。
朝食後以前からの最重要課題であった土禁デッキのペンキ塗り
を由紀が行いその後お互いの武器を持って川原に出かけた。
月曜日だというのに結構人がたくさんいてさすがに夏休みといった感じである。
たつきは海パン姿で武器を持ち川に入り遊んだ。
私の水バツーカ砲は思ったより飛距離が伸びず改良の余地がありそうである。
そのあと黒磯市内のラーメン屋で昼食(結構おいしかった)、
スーパーで買いだしをした後、由紀の提案で久しぶりに那須街道にでかけた。
久しぶりの那須街道にはあたらしい建物が多く結構新鮮であった。
空模様があやしくなり始めたので3時前にサイトに戻り夕立の準備をした。
そのうち雨が降り出し、ゴロゴロと雷も鳴り出したのでキャビン内で昼寝をした。
5時過ぎに起きてみると雨はあがっていた。そんなに雨も強くはなかったようである。
だんだん空が明るくなってきた。どうやら今日は昨日のような雷雨はなさそうである。
夜はすでにペンキの乾いた土禁デッキにテーブルセットを出して
タツキと由紀作成のキーマーカレーを楽しんだ。
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8/8
昨日から若干微熱があり体調不良のため朝の散歩はお休み。
今日は由紀ママ、パパの来客予定である。
朝食の後、まず鳥の目キャンプ場でビン、カン捨てをしてからコインランドリーで洗濯。
そのあとカインズホームとダイユーで買い物、メールチェックをしてサイトに戻った。
由紀ママたちは午後1時頃サイトにやってくる予定なのでそれまで食事の準備をしておくつもりであった。
しかし那須の天気はあなどれない夕立があったとしても3時以降であるとたかをくくっていたが
なんと12時を過ぎたころから空模様がおかしくなりだしサイトに着いた頃は本格的な雨となった
これでは土禁デッキでの5人ランチは無理なので急遽雨の中、赤デッキに蚊帳タープを張ることとなった。
雨は激しさを増しほとんどどしゃぶり状態である。その中どうにか蚊帳タープを張り終えたが
由紀ママたちが予定通り到着した頃は雨は上がり晴れ間が出てきた。
なんという人騒がせな雨なんだ!
ということで土禁デッキにテーブルセットをだし昼食の準備を始めたらまたもや雨が降ってきた。
さっそく赤デッキの蚊帳タープに非難しそこでランチとなった。
豪雨の中でのランチメニューは鳥から揚げイタリア風とペペロンチーニ。うまかった。
由紀ママたちは宿泊することとなり、時々雨が上がった時に由紀ママとタツキは昆虫取りなどをして遊んでいた。
我々3人はグリーングリーンで入浴をしてから夕食の準備である。
メニューはタツキ作のポテトサラダと私のポテトコロッケ。結構よくできて好評であった。
今回那須ではビールは生樽にしている。というのは先日生樽サーバーなるものを衝動買いしたからである。
このサーバーが結構よくて非常に気に入っている。
やっぱりガスを加圧してできた泡付ビールはきめこまかくうまい!
生樽3Lで約1800円それにカートリッジガスボンベのコストが
200~300円なので当然缶ビールより高くつくがうまいので納得。
また近くの酒屋で生サーバーの貸し出しが可能でビールは5,7,10Lであった
4人程度であれば市販の3L生樽でよいが人数がもっと増えた場合はこれを利用しよう!
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8/9
いつものように早朝ウォーキングをした。
今日はくもりで朝日のシャワーを浴びることはできなかった。
由紀ママたちと5人で朝食を楽しんだ後、タツキと由紀ママは
サイトに飛んでくるオニヤンマ取りに熱中しだした。
昆虫王である由紀によるとオニヤンマは他のトンボと違い
なかなか止まらず常に飛び回っているので取るがむずかしいとのこと
見ていると確かに止まらず飛び回っているがどうやらコースがあるらしく
同じ場所を周回しているようである。
30分以上オニヤンマ取りに集中していたタツキは
この周回コースに気づきそのコース上で捕獲する作戦をとった。
サイトの小川の上を必ず飛ぶのでそこで網を持ち
何度かトライしたのちついにオニヤンマを捕らえた。
網の中のオニヤンマはやはりKing of TOMBOといった形相で迫力がある。
タツキの執念もなかなか見上げたものである。
そのあとみんなで鳥の目キャンプ場の渓流に遊びに行った。
その間ごみ捨てやコンランドリーで洗濯をすまし、
5人でマンジャーレでランチとなった。
由紀ママたちもこの店は気に入ってくれたようだ。
ちなみにタツキはチーズリゾットである。なかなか渋い好みである。
その後、グリーングリーンで疲れを癒し由紀ママたちとは解散となった。
由紀ママたちとわかれたあとスーパー池上で買出しをしてサイトに戻った。
今日も4時ごろから雨が降り出し夜は雷がなり始めた。
3人なのでキャビンの中で夕食にした。今日のメニューはタコ焼きである。
最近購入したタコ焼き用の鉄板の出番である。
東陽町でも何度かやっているせいか鉄板も
大分なじんできたのできれいに焼けるようになった。
タコ焼きのあと9時前には寝てしまった。
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8/10
朝は快晴。恒例のウォーキングと朝食を楽しんだ。
今日は少し足を伸ばして観光を楽しむことにした。
鬼怒川ライン下りである。
由紀は以前に鬼怒川ライン下りは経験済みであったが
私とタツキはライン下り初体験である。
(由紀は長瀞ライン下りも経験済みらしい。)
サイトから鬼怒川まで車で約50分程度で、
サイトを10時頃に出て11時近くには現場についた。
平日ではあっても夏休み真っ最中の観光地真っ只中はやはり人が多く
ライン下りの定員はほぼ満席であった。
10隻の船が同時に出る。約6km40分のアトラクションである。
元祖ジャングルクルーズのようなこのアトラクションは
まさしく船頭さんの「語り」が勝負のようだ。
「手前に見える小岩の奥にある大きな岩は新小岩です」
などというこっちが照れてしまうような
ギャグである(東京下町に住んでいないと理解不能では?)
ジャングルクルーズは絶対にこの日本のライン下りを参考にしたに違いない。
ちなみに6kmの渓流を下った船はクレーンで吊り上げられ
トラックで上流の乗り場まで陸送されるのだ。
(一度に4隻が積み上げられ4t車で運ばれる。)
ライン下りのあと渓流沿いの温泉であゆを釣る人たちを眺めながら
ゆっくり湯船につかり、矢板でおそめのランチを食べた。
矢板からサイトに戻るときは4時近くになってしまった。
恒例の雷が鳴り出し夕立がときたまスコールのように道路をたたきつけた。
しかし今日の夕立はあたりが明るい。
雨も5時頃にはやみ虹と青空が見えてきたのだ。
どうやら連日の夕立づくしも峠を越したようだ。
那須街道沿いの別荘のモデルハウスなどを見学してから最近できたバリ風の店にいった。
由紀が以前から気になっていた店である。
インドネシアの小物、レストラン、バリダンスなどがあり
最近のアジアブームにあやかり誕生したようだ。
ここでパリダンスを見ていたらなんと
ダンスのお姉さんに誘われ私はステージにあがるはめになり、
分けもわからず見よう見真似で初バリダンスを観客の前で披露してしまった。
夕食はこの店で済まし(料理はうまくもまずくもないがランチメニュー中心)
7時にはサイトに戻り、久しぶりの星のまたたく夜空を楽しんだ。
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8/11
朝快晴。早朝の新鮮な空気と景色の中のウォーキングは最高である。
朝食の後、倉庫の奥にしまい込んだままのテントを取りだし
日干しにした。2年間もしまいこんだままだったので張り方もすっかり忘れてしまっていた。
キャビンの扉とデッキの塗装、基礎補強などもやった。
今日は午前中那須町役場に行くことにした。
先日、黒磯図書館で利用カードを作成した時那須の住所を記入しなければならなかったのであるが
土地の登記簿謄本や固定資産税の通知書でもないかぎり
このサイトの正式な住所がわからなかったのである。
当然、謄本等は持ってきてないので住所を記入できず
本を返すときに記入する約束になっていた。
町役場に行けばわかるだろうし、由紀もまだ行ったことがないのでみんなで行くことになったのである。
那須町役場はサイトからは結構遠い。そもそもサイトが那須町のかなり端っこにあり、
限りなく黒磯市に近いためである。
那須役場までは最近購入したNotebook用GPSを活用することになった。
SonyのNavingYou+DynabookSS(PenⅢ600Mhz,128MB,15GB)のコンビである。
このNavingYouはいかにもBIOシリーズ風のカラーリングであるが
Dynabookにも合う(DynabookがBioを真似したに違いない)
そして出発地をサイト、目的地を那須町役場に設定しドライビングガイドをスタートさせると
○m先のT字路を左ですとしゃべり始める。
すごい時代になったものだ!GPSのアンテナ部は500円玉くらいである。
それをダッシュボードの上に置き、助手席で膝の上でDynabookを操作するのだ。
曲がる場所の1kmぐらい手前から今度は左折だと何度もしつこいくらいにお姉さんがアナウンスしてくる。
同じ交差点を左折するのに
あと700mで左折です。
あと500mで信号を左折です。
あと300mでガソリンスタンドの先を左折です。
この先の交差点を左折です。
といった具合である。
1回の左折でこれだけアナウンスされるのである。
ここまで丁寧に指示されるが、いざ左折すると何もいってくれない。
せめて「よくできました。」ぐらい言ってほしくなる(冗談です。)
このお姉さんのナビゲーションで那須町役場にたどりついた。
無事サイトの住所もわかり黒磯市まで戻りコインランドリーと図書館によって
先日いったラーメン屋で昼食。カインズホームで買出しをしてサイトに戻った。
サイトで日干ししたテントをたたみ、3人で散歩がてら酒屋までビールを買いにいった。
タツキは虫取り網をもち途中でアカトンボを何匹も捕まえてはリリースした。
オニヤンマを捕まえたタツキには赤トンボなど「への河童」(古い表現!)なのだろう。
その後、一望閣で温泉を楽しんだ。
入浴後着替えていると携帯電話がけたたましくなった。
仁さんからの電話でなんと残念なことに仕事の都合でこれなくなってしまったとのことであった。
この知らせにタツキはかなり落胆してしまった。
入浴後スーパーで買いだしをして餃子屋で夕食を楽しみサイトに戻った。
今日は夕立もなく気持ちいい天気であった。
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8/12
やはり那須での早朝ウォーキングは非常に気持ちがよい。
約50分の道のりであるが山里の田舎道は最高だ!
サイトに戻り朝食。鳥の目キャンプ場で皿洗いとゴミ捨てののち由紀とタツキを図書館でおろし
私は西沢氏を迎えに那須塩原駅に向かった。
西沢氏を予定どおり11時半にピックアップし、図書館で由紀たちを乗せ
スーパー買出しの後サイトに戻った。
今日は近くの菊池屋酒店で生サーバーを予約したあったのだ。
1時半にサイトに届くことになっていた2時近くになっても酒屋は現れなかった。
「仕事の遅刻は許せてもビールの遅刻は許せない!」
ということで酒屋までビールを取りにいったのだ。
酒屋では今すぐお持ちしますから待っていてくださいということなので
結局サイトに戻り待った。待った。待った。
なんだかんだで酒屋がサイトにビールを届けにきたのは2時20分頃であった。
それまでは酒屋がきたら怒鳴りつけてやろうなどと思っていたが
いざ酒屋が来て手際よくサーバーをセッテングしてしまうと
怒鳴るより飲みたい気持ちが先行してしまう。
まちに待った生ダルサーバーがきたのである。
3人で5L缶である。飲みきれるであろうかなどという心配はまったくなく
至極のビールを味わった。うまい!うまい!うまい!
待ったかいがあるというものだ。
結局怒鳴る気持ちなどふっとんでしまい酒屋さんに「ご苦労様でした。」と笑顔を振り撒く3人であった。
あんまり酔っ払う前に一望閣までいき温泉を楽しんだ。
グリーングリーンとは違い貸切状態である。混みそうな時期には一望閣に限るのだ!
サイトに戻ると雨が降ってきた。タープを適当に張り生ビール&ディナースペースをつくり
生ビール仕切り直しとなった。
やはりうまい!風呂上り生だるサーバーは炭酸ガスを凝縮して泡をビールに溶かし込んでいくのである。
生ビールを発明した人には無条件でノーベル賞を与えるべきであろう。
5Lの生ダルはまたたくまになくなり5L樽の追加となった。
今度は電話1本すぐに持ってきてくれた。便利だ!すばらしい!
今度から那須サイトにビールのみが3人以上集まれば常に酒屋レンタルサーバーにしたい。
という具合で今回のロングステイのラストナイトは更けていった。
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8/13
午前4時半起床。
撤収開始である。
西沢氏の情報によると台風9号がくるらしい。
(そんなことはちっとも知らなかった。)
今日は早朝に帰らないと大変なことになるぞと
昨日のうちから西沢氏にいわれていたので
このような無謀早朝撤収となったのだ。
風はやや強かったが空は明るくなっていた。
6時過ぎにはサイトを出発して西沢を那須塩原の駅まで送り
ガソリンを補給して東京へ向かった。埼玉県に入った頃から雨が降り出したが
たいしたことはなかった。9時過ぎに東陽町につき9Days8Nightsは無事終了した。

2000年7月20日木曜日

恐竜とラクダの鬼ごっこ


子供の感性というか物の見方はなかなか面白い。
この写真はサイトの近くのなんでもない杉林であるが
タツキには左にラクダ、その右側に恐竜がいて鬼ごっこをしているように見えるのだそうだ
そういわれてみれば確かにそのように見える。
雲の形を何か別のものにたとえるのはよく知られているが
こんな杉林のスカイラインも子供には刺激的なようである。
さて今回は夏休み突入スペッシャルで4日間のロングステイである。
日ごろやりたかったペンキ塗りや倉庫の整理などして過ごした。
最近始めた水ロケットもさらに高度なしくみに挑戦した。
なんと2段式である。
インターネットで探した資料を元に製作に取り掛かった。
2段式ロケットのポイントは1段目のロケットの水が噴射しきってから
どうやって2段目のロケットを噴射させるかである。
機構としてはペットボトルの口径にあったゴムホースの内圧を利用するのであるが
資料を読んでもわかったようなわからないような感じである。
どうにか資料どおり作ることは出来たが
テストしてみると空気を加圧している途中で2段目が噴射してしまい
なかなかうまくいかないのである
次回はどうにか成功させ、2段目が空中で噴射する感動的な写真を掲載したいものである。
今回のスケジュール

7月20日
06:30 タツキと二人で東陽町出発。
09:30 矢板ICで降りGAIAXを給油。
12:00 スーパーで弁当を買いサイトで昼食。
15:00 2段式ロケットの製作、草刈
17:00 グリーングリーンへ
19:00 由紀を那須塩原駅でピックアップ
20:00 ビストロイラブでディナー
7月21日
6:00 起床。
8:00 ゆっくり朝食。
10:00とりあえず南が丘牧場などを散歩
   以前から倉庫にあったガーデンパラソルとテーブルを赤デッキに設置。
16:00 グリーングリーンが休み。途中にある一望閣で入浴(大人400円、子供200円。安い!)
19:00 七輪で焼肉。
7月22日
6:00 起床。
8:00 ゆっくり朝食。
   2段式ロケット打上失敗。
11:00 黒磯で食事&洗濯。
17:00 グリーングリーンへ
19:00 またまた七輪。あじを焼く。
7月23日
06:00 起床。
08:00 ゆっくり朝食。
09:002段式ロケット打上また失敗。
11:00グリーングリーンでお風呂
12:00 矢板ICから高速へ。
12:30 大谷で食事後、東陽町へ。最近購入したGPS(ナビングユー)が快調!

2000年7月8日土曜日

一家で台風一過


いつもなら出かける土曜の朝6時は台風3号の影響で風と雨が吹き荒れ
関東一帯には警戒警報が発令されていた。
関東上陸はないが台風は銚子沖を北上する見込みである。
この天気ではさすがに那須は中止にして自宅でゆっくりしようと思い
ビールを片手に風呂につかりゆったりと休日の朝を楽しんだ。
風呂からあがりポケーとしていると伊豆では台風が過ぎ青空が出てきたとニュースが伝えていた。
そうか今はこんな状態でも4~5時間後にはうそのように晴れ上がるにちがいないと
41年+αの人生経験により確信した。

やっぱり那須に行こう!
ということで雨が上がった11時に東陽町を出発した。
出る時は雨が上がっていたが基本的には台風を追いかけるように北上するルートである。
台風のスピードはせいぜい30~40kmだから高速を100km以上で北上すれば
当然というかあたりまえのように雨が降り出し、風が吹き出した。
しかしあまり恐い思いはしないで那須にたどりつく事ができた。
雨はほとんど上がりかけていたが以前として風は凄かった。
台風はすでに東北方面に抜けていたが俗に言う「吹き返し」というものらしい
グリーングリーンで露天風呂につかっていると目の前に山が見えるのだが
そこの木々がこの吹き返しでまるでスタジアムのウエーブのように踊りだしていた。
風が山肌を吹き上げていく様子がよくわかる。
なかでも落葉樹(クヌキ、コナラ)などはのりのいい観客のようにかなり踊り狂うが
スギやモミのような針葉樹はちょっと照れくさそうに踊っているといった感じであった。
この強風は夜遅くまで続いた。
最近お気に入りの餃子屋で夕食を楽しんだあとサイトに戻ると
今まで見たこともないくらいにホタルが飛んでいた。
この強風なのでホタルは諦めていたのだが
強風のはざまにホタルが林の中に飛び出すように乱舞するのである。
今日は那須に来てほんとによかったなと実感しながらデッキに椅子をだし
しばらくホタルの光を眺めていた。
翌朝はまさしく台風一過であった。
強風が湿気を追い払ってくれたので
カラっとしたさわやかな青空になった。
一家で台風一過の朝を楽しみグリーングリーン経由で帰路についた。

今回のスケジュール
土曜昼前台風を追いかけるように那須に向かう
矢板ICで降り途中GAIAXを補給
13:00 カインズホームでお買い物。
14:00 マンジャーレ(パスタ屋)で昼食。
15:00 サイト到着、軽作業(草刈)
17:00 グリーングリーンへ
19:00 近くのギョウサ屋で夕食。
20:00 サイトでホタル乱舞!
日曜
6:00 起床。
8:00 ゆっくり朝食。台風一過のすがすがしい那須を満喫。
11:00グリーングリーンでお風呂
12:00 矢板IC近くのレストランで食事。
13:30 矢板ICから一気に東陽町へ。

今回確認したオカトラノオとウツボグサ(ウツボには似てない。)

2000年6月24日土曜日

ホタル激写!



キャビン扉のホタル

激写というには迫力に欠ける写真であるがサイトにいたホタルの生写真である。
体長は約1cm結構大きいたぶんゲンジボタルだと思う。
黒磯市内でイタメシを楽しんだあと
サイトに戻ると雨あがりの暗闇に淡い光が見えた。
ホタルである。1年ぶりの再会だ!
今日は雨なのでダメかと思っていたら、この時間になって雨も大分小ぶりになり
樹林の中にはほとんど雨は落ちてこない状態であった。
闇夜の中を目を凝らしていると数個の光が飛び交っていたのである。
ホタルを見るというのは闇と向かい合うことであるが
タツキはどうもこの闇と向かい合うのがなんとなく苦手のようだ。
ホタルだよといって闇を指差してもチラッとみるだけなのだ
数個の淡く飛び交う光を眺めていると
その光の一つがフラフラと近寄ってきた
人懐こいホタルのようで私たちが見ているのに気づいて
遊びにでもきたようである。
なんとなく手を伸ばして捕まえようとすると
あっけなく私の両手にまるで飛び込んでくるかのように入ってきた。
両手の中に入ってもホタルはけなげにお尻を光らせていた。
タツキに見せると今度は喜んで見つめていた。
かわいそうなので放してあげると
今度はキャビンの扉に停まった。
これはシャッターチャンスだと思い上記の写真となったわけであるが
フラッシュがないと暗くて撮影できないため一番魅力的な淡い光を納めることは
残念ながら出来なかったのである。
今回のスケジュール
土曜早朝雨の中を出発
矢板ICで降り途中GIAXを補給
10:00カインズホームで2段ベットのカーテン購入。
12:00近所のそば屋で昼食。
15:00 西沢氏後輩とラリー仕様車で登場!
16:00 西沢氏後輩とラリー仕様車で去る。
17:00 グリーングリーンへ
19:00 イタメシ屋で夕食。
20:00 サイトでホタル発見!
日曜
6:00 起床。
8:00 炭焼きまるごと皮ごとトウモロコシを食す。
10:00グリーングリーンでお風呂
12:00 矢板ICから高速。途中大谷PAのケロリン亭で食事。

皮ごと丸焼きトウモロコシにかぶりつくタツキ

2000年6月10日土曜日

キャビン革命!



ピクチャーウインドウ&テーブル

前回フレームハウス計画なるものを発表したばかりだが
今回はキャビン革命の話である
いままでキャビンははっきりいって寝小屋であった。
寝るときだけ利用してあとは収納スペースとして活用していただけで
キャビンの中でくつろぐといったイメージはなかった。
所詮6畳ほどの広さなので無理だろうと思っていたのである。
しかし今回2段ベットを利用してこの6畳間の食寝分離にトライしたのだ!
(食寝分離:寝る場所と食べる場所を分離するのが建築の基本原則とする考え方)
2段ベットは2*4の木材とすのこを組み合わせて製作した。(材料費約6000円)
木ねじで組み立てようとおもったが充電式の電動ドリルがすぐにパワーダウンとなり
釘うちとなった。
マットレスサイズをあやまり設計変更をしなくてはならなくなったが
上段であばれないかぎり大丈夫と思われる2段ベットが完成した。
2段ベットはいままで棚があった場所に設置し、縦長の棚は横置きにした。
また木製のテーブル、椅子4脚セットを購入し(カインズホームで19,800円也)
観音開きの格子窓の横に置いた。
このベットとテーブルセットでキャビンが一変したのだ。
結構くつろげる空間で
いままでは貸しバンガロー布団部屋的であったが
リゾートホテルコテージ風になったのである。
またこのテーブルの位置が最高で窓からの眺めをよく
外側の軒下をキッチンとして利用すればまさにカウンターキッチンとなるのだ。
これで雨の日でもキャビンでゆったりとした時間のながれを楽しむことができそうである。

今回のスケジュール
土曜早朝出発
矢板ICで降り途中GIAXを補給
10:00カインズホームで2段ベットの材料、テーブルセット購入、レンタル軽トラでサイトに搬入。
12:00ノビローで昼食。マスターすでにニュービートルには飽きてしまい手放したとのこと。
PM 2段ベット製作。
19:00近くの餃子屋で夕食(結構おいしくて由紀絶賛!)
20:00 2段ベットで就寝。
日曜
6:00 起床。深夜より雨が降りだす。
8:00 テーブルで雨でみどりがあざやかになった木々をみながら朝食。(サイトのヤマボウシが満開!)
10:00グリーングリーンでお風呂
12:00 矢板ICから高速。途中大谷PAのケロリン亭で食事。

満開のヤマボウシ

2000年5月27日土曜日

フレームハウス計画



CGで描いたフレームハウス

今回は由紀の両親が来ることになった。
いつものように、 土曜の早朝に家をでて大谷Pで朝食、
カインズホームで2段式水ロケットの材料と1脚780円の椅子を4脚買い、
友愛の森で由紀の両親と待ち合わせて、サイトへ向かった。
この1脚780円也のプラスティックの椅子が結構赤デッキとテーブルに似あって大満足であった。
夜は恒例の七輪炭焼き料理で今回はステーキだ!
もう1~2週間早めにくればたらの芽天ぷらが楽しめたはずだが
タラの芽はすでに葉になってしまい今回はあきらめた。

タラの芽には合えなかったが新しい発見をした。
ツツジである。
周辺ではヤマツツジをよくみかけるのだが
サイトには見当たらなかった
しかしヤマツツジらしい木が1本、満開の状態でサイトの裏のほうに
自生したいた。
ヤマツツジにしたは結構ハデな花なので何というツツジが今度調べてみようと思っている。
ヤマボウシがもうすぐ満開になりそうだ。
2年前にはわずかに1輪であったが今年は枝という枝に花が咲きはじめた。
ヤマボウシの花のようにみえるのは花びらではなく葉が変化したものだ
漢字で「山法師」とかくが花の真中を法師の頭、4枚の花びらのような葉を頭巾にみたてたらしい。

夕方から雨が降り出してきた
赤デッキに蚊帳タープを張る。
タープ張は手慣れたものだが
やはり面倒である。なんとかもう 少し簡単にしたいと思い
フレームハウスを赤デッキに作成したらどうだろうかと考えた。
デッキに柱と梁をくみ、屋根はロープで作成する。
こうしておけば蚊帳タープをかぶせるだけで
雨、虫対策の快適なリビングが完成するというわけである。

天気予報によると日曜は春の嵐でかなり荒れるということであったが
夕方から降っていた雨は朝にはやみ、晴れ間もでてきた。
朝日を浴びながらゆったりと朝食を楽しみ、グリーングリーンによって東京にもどった。


トーちゃんの独り言
帰る途中でガイアックスというなんとなくあやしい自動車の燃料にトライした
オクタン価98以上でハイオク車にそのまま補給でき単価は85円/リットルで
通常のハイオクガソリンより20円以上安い。
馬力は代わらず、排ガスも環境にやさしい良いことづくめであやしいのである。
矢板ちかくにスタンドで補給した。
矢板ICから高速にのったがエンジンは快調で、ハイオクガソリン時となんら変化はないようだ。
おおきな影響がなさそうなら今後はガイアックスにしたいところであるが
結論をだすのまだ早そうである。
ガイアックスホームページ

2000年4月22日土曜日

ロケット打ち上げ成功



ロケット発射の瞬間

今回はロケットの打ち上げがメインプロジェクトである。
たつきも興味があり、どうしてもつくりたいといっていた水ロケットである。
ガイド本らしきものがありそれを頼りにつくるのだが、結構むづかしそうである。
打ち上げ場所としは那須は申し分ない。
サイトの近くの牧草地は理想的な場所だ。
材料はペットボトルがメインになるが空気をペットボトルに送り込むために
自転車用のバルブや水道ホース用の連結器具を加工する必要があり
結構楽しめるというより大変そうである。
土曜の朝カインズホームで材料を買いサイトで製作した。
ロケットは昼すぎには完成していよいよ打ち上げとなった。
自転車用のポンプを40回ほどポンピングしてボトルに空気を送り込み
ロケットを発射台(踏台に1mほどのガイドパイプを巻き付けたもの)にセットした。
発射方法はロケットの噴射口につけたアッタチメントノズルを
手で引き抜くという原始的な方法である。
確実な方法だが水しぶきをもろ浴びてしまうという欠点があるのだ。
10秒前からカウントダウンを始めた。
9、8、7、6、5、4、3、2、1、0! 緊張の一瞬である。
アタッチメントノズルを引き抜くとロケットは水しぶきををあげ
3~4mほど上がったのである。
バランスが悪く真上には上がらず横方向に 飛んで仕舞ったが初回としては成功である。
たつきは大喜びである。
しかし喜びもつかのまであった。
2回目を打ち上げようとポンピングを始めたが
1回目のように空気がうまくはいらないのである。
ノズルのむしピンを変えたりしてみたがだめだった。
結局空気入れのノズルを交換するしかなさそうなので
夕食の材料買い出しのときに購入して翌朝再挑戦することとなった。
グリーングリーン経由で買い出しにいった。
今夜のメニューは定番になりつつある七輪焼きである。
肉、旬の野菜などを炭火で少しづつや焼きながら
夜になるとまだ寒さがこたえるサイトの赤デッキで楽しんだ。
サイトのタラの芽はまだまだであったがあと2週間もすれば食べごろになりそうだ。
翌朝は予定通り水ロケットをやった。
空気いれのノズルを交換して無事空気が入るようになり10回以上打ち上げた。
ほとんどがバランスをくずしていたが、1度だけまっすぐ真上に5~6mあがり感動した。
この日は別の用事があったので9時過ぎにはサイトを出発した。

2000年3月25日土曜日

深雪からの脱出



雪国となったサイト
那須にもそろそろ 行って見ようかということで、約3カ月ぶりに那須サイトに向かった。
東京はすっかり春。 もうすぐ花見だな
ていう感じである。 いつものように土曜の朝 東北自動車道で那須塩原ICに向かった。
天気は上々! 那須の草原でたつきとサッカーでもやろうかと思い
組み立て式のミニゴールまで持ち込んでいたのである。

なんか変だな!と思ったのは高速を降りてからであった。
やたら屋根に 雪を積み上げた車とすれちがったのである。
当たりには雪らしきものはまったくない。
あの車はどこから来たのかなと不思議に思っていたら
またもや同じように屋根に 雪を積み上げた車とすれちがったのである。
いったいどういう事か理解できなかったのであるが サイトに近付くにつれ辺りがほんのり白くなってきた。
最近、雪が降ったのかな?とおもい那珂川をわたる頃から道路にも雪が積もりはじめ、雪 自体も舞始めていた。
そしてサイトについた時はまさしく雪国とかしていたのである。
高速を降りたときには想像も出来なかった銀一色の世界である。

サイトの屋根、デッキ、テーブルなどはうず高く 雪が積もっていた。
今年は都内では雪がほとんど降らなかったので たつきは大喜びである。
早速ゆきだるまをつくることになった。
雪玉をつくり転がしながら大きくして造る方法がとても気に入ったらしく
かなり興奮気味のうちにバケツを帽子替りにしたゆきだるまは完成した。
サッカーをしようとしていた野原は雪原になっていた。
誰にも踏み荒らされていない
真っ白な雪原に足跡で大きく字を描いて遊んだ。

グリーングリーンへのアプローチも雪道のためチェーンをつける必要があった。
911という車はRRのためか雪道のような滑りやすい路面でも上りは結構強い。
チェーンさえ着けていれば登坂能力は4駆並である。
しかし下り坂はかなりというかすさまじく恐い。
おしりが重たい為簡単にスピンしてしまう。
かなづちの重たい方を上にして板の上を滑り落す感覚なのである。
ともあれ下りさえ 超慎重運転すれば雪道には強い車である。

夕食は黒磯市内のビストロイラブで食事したが
驚いた事に黒磯市内は雪がほとんど降っていないのである。
サイトから車で20分たらづの距離であるが別世界なのだ。
山の天気と里の天気はこんなにも違うものかと感心してしまった。
夜は再び雪国のサイトに戻った。
雪がまた降りはじめた。

翌朝は想像を越えた雪景色になっていた。
雪はひざ高付近まで積もり、雪が積もった枝はその重さで地面近くまで垂れ下がっていた。
幸いにも雪はやみ始めだんだん明るくなってきていたが これじゃ車が出せないかもしれない。
しかたないので垂れ下がった枝の雪をはらい、舗装道路までの道の雪かきをするはめになった。
日曜の早朝から重労働である。
帰りの仕度をして祈るような気持ちでエンジンをかけ、クラッチをつないだ。
タイヤにチェーンをまいた911はこの深雪を
ラッセル車のごとく掻き分けゆっくりと前進してくれたのである。
そしてなにごともないように舗装道路までたどり着くことができた。

ほんとに911は頼りになる車である。
それからは雪道を慎重にドライブして黒磯市でチェーンをとり、
ガソリンスタンドで雪で汚れきった911を洗車し、
帰路についた。