2003年6月28日土曜日

バリの風

やさしい風が心地よくハンモックを揺らす このハンモックは那須開拓史においてはかなり以前に手に入れたものである。 小屋もないテント時代に980円で買った記憶がある。 結構長持ちしているサイトの必須アイテムとなっている。 いつものようにデッキのコナラとカシワの木に吊るす。 しかし今回はちょっと違うアイテムがある。 前回紹介したバリの風鈴だ。 これは金属の筒が数本円形状に釣り下がり真中にある木片が風にゆられ 廻りの筒にあたり音色を奏でるというものである。 風が吹いてくるとなんともいえない異国情緒漂う音色があたりを包み込む。 この音色に揺すられるようにハンモックで木漏れ日のなかうたた寝を楽しむ。 至高のひとときとなる。 金曜の夜11時ごろにサイトに到着した 雨が結構降っている。 翌日も雨ベースで湿っぽく暗い一日であった。 梅雨の真っ只中であるので仕方ないというか雨を楽しみたいと思う。 そこで風呂上りにはだかデッキで少しだけ雨シャワーを浴びてみた。 自然の中で丸裸状態で雨に打たれるというのは なかなかできない経験である。 夜には雨も上がったので今夜こそはホタルが見れるのではと思い サイトのせせらぎの奥の闇をしばらく見つめていたが残念ながらホタルには出会えなかった 翌日は梅雨とは思えないすばらしい天気となった。 あまりにも気持ちのよい朝なので車をオープンにして早朝ソロツーリングを楽しんだ。 雨上がりの那須のワインディングロードは朝日でまぶしいくらいに光っていた 今回のメニュー 6/28 朝 納豆定食。 昼 タツキと由紀の牛丼。 夜 ポトフ 6/29 朝 焼魚定食。 でした。

2003年6月21日土曜日

蛍星

ホタルの季節が始まった。 辺りが真っ暗になったのは夜7時過ぎである。 懐中電灯の光をたよりにホタルの淡い瞬きを見るために我々3人は二期倶楽部近くの沢に向かった。 この辺りにはいかにもホタルがいそうであったがホテルの照明が明るすぎるのと 強風のためかホタルを発見することができなかった。 そこで今度は蕎麦屋裏の沢に向かった。 しかし周りに明かりはほとんどなく真っ暗に近い状態であったがホタルを発見することが出来ない。 やはりこの強風が邪魔をしているのであろう。 残念だなと思い空を見上げると満天の星空であった。 強風のおかげでクリアな空となったのである。今夜はホタルより星空がおすすめらしい。 懐中電灯を夜空に向けるとサーチライトのラインが空に吸い込まれていくように見える 北斗七星が目の前に見えた。懐中電灯のライトを天空にあてその位置をタツキに教える ポインティングデバイスとしてもなかなか有効である。 タツキも北斗七星のことは学校で習ったので知っていたが意識して見るのは初めてのようである。 北斗七星の位置から北極星を探す。思ったより暗い星でタツキ、ユキには意外であたらしい。 サイトに戻るとせせらぎに淡いホタルの光を1つだけ見ることができた。 今度は今夜の満天の星空のようにホタルの光を見てみたいものである。 土曜の朝にサイトに到着した 今日は風が強く木々はザワザワと揺れ続けている。 先日キャビンの軒下に下げておいたバリの風鈴が心地よい音を奏でてくれている。 昼に昼食と買出しにでかける。 梅雨の合間の晴れで街中は陽射しが厳しかったが サイトは木々のおかげでさわやかである。 夕食後ホタル狩りに出かけた。 翌朝は都合により朝食を早めに済ませ8時過ぎにサイトを後にした。 6/21 朝 大谷PAで朝定食。 昼 黒磯ラーメン屋。 夜 冷やし中華 6/22 朝 おにぎり。 でした。

2003年6月14日土曜日

発煙筒

発煙筒に着火した。まるで巨大なマッチ棒に火をつけるようである。 発煙筒の蓋を抜き取る。蓋は火薬の入った筒と一体化している これをいままでとは逆の方向で発煙筒に取り付け火薬棒の先端についているキャップをはずす キャップにはマッチ箱の擦る部分のようなものが付いていて キャップをはずした火薬棒の先端にはマッチ棒の先端のような突起があるのである このキャップと火薬棒の先端を擦って着火するわけである。 恐々と2~3回擦った時勢いよく炎が噴出した。発煙筒というわりには あまり煙がでないがかなり明るくまぶしい炎であった。 実はこの発煙筒は使用期限が97年となっていてものである 今回新たに発煙筒を購入した(1本450円であった)ので古い発煙筒は練習用にしたわけである。 いざ本番というときに落ち着いて説明書を読んではいられそうもないからだ。 使用期限切れが2本あったので1本を私、2本目はタツキが着火した。 考えてみればこんな練習は東京ではやる場所がない。 やはりこれもサイトならではの経験なのかもしれない。 ちなみに強風雨でも消えないと書いたあったが手のひらに溜めた水を少しだけかけたら 瞬時に消えてしまった。こんなことで豪雨に耐えるのであろうか? (期限切れでパワー不足なのかもせれない) 土曜の朝にサイトに到着した 今日は前回の水漏れアクシデントの関係で 乾燥機のメーカーと販売の方が状況確認にくることになっていた。 水漏れを起こした和室は先週からタタミを上げて 使い慣れた除湿機により除湿していたためにほとんど乾いていた。 メーカーの人たちは10時半ごろ登場した。 水漏れを起こした機械を分解チェックし、設置状況なども確認した。 結果はまだ出ていないがどうも接続パイプの状態がまずかったようである。 昼過ぎにメーカーの方は帰った。 我々は黒磯のまちで昼食をとり買出しをしてサイトに戻った。 この時期、那須周辺はヤマボウシの花が満開である。 サイトのヤマボウシもきれいな花を咲かせていた。 今回のメニュー 6/14 朝 大谷PAで朝定食。 昼 黒磯ラーメン屋。 夜 豚しゃぶ 6/15 朝 焼魚定食。 でした。

2003年6月7日土曜日

床下探検隊

一面に敷き詰められた炭の上をホフク前進する 懐中電灯は必須アイテムである。 打放コンクリートの基礎と黒い墨、張り巡らされた木材で構成されたその空間は きれいで不思議な場所であった。 土曜の朝にサイトに到着した時 和室に設置していた除湿機の底から水が漏れている事を発見した 板間とタタミ2畳ほどが水もれ被害にあっていた。 さっそくタタミを揚げて乾し、石油ファンストーブで部屋を加熱し、 除湿機をフルパワーにしてスキー宿の乾燥室のような状態にした。 部屋には除湿機用のドレンがありそこから排水できるようにしてあり 去年の梅雨も留守中除湿機を運転していたのであるが 今回は何故かうまく排水されず水漏れとなってしまった。 原因を解明しなくてはならない。 水漏れイベントで多少ブルーな気分になっていたが 前回強行移植したレンゲツツジが今のところ元気で育っているのがうれしかった。 昼に買出しに出かけ午後はゆっくり過ごす。 夜はDVDでリメイクのE.T.を鑑賞した。 翌日、和室の水漏れ部分も丸一日近くスキー乾燥室状態にしてあったおかげで 大分乾いていたが見えない部分がどうなっているのか気になり床下に潜ってみることにした。 和室に床下への出入口があることは以前聞いていたが確認はしていなかったので はじめはその位置がわからなかった。 よくみるとタタミを上げた床の中央に四角形の細い切れこみがあることに気づいた。 端を指で引っ掛けてみると結構簡単に開けることができた 初めてみる床下には湿気対策で敷き詰めた炭で真っ黒に見えた。 頭を突っ込み懐中電灯で周辺を眺め回す。 水漏れのあった場所は床下までの被害はなさそうであったが 念のため近くまでいって確認しようと思い床下に潜り込んだ 四つんばいで動けるほどの高さはないので匍匐前進である 炭があるので新聞紙を敷いておいたが肘が結構痛い。 水漏れ個所に直接触れてみたが濡れてはなく大丈夫のようである。 タツキも喜んで潜り込んでその不思議な世界を体験した。 今回のメニュー 6/07 朝 大谷PAで朝定食。 昼 ユキペンネ。 夜 キーマカレー 6/08 朝 焼魚定食。 でした。