2006年3月18日土曜日

故障車あり


高速道路で見かける「故障車あり」の表示
その当事者になってしまった。
19日午後1時、東北道上り34.5kmポスト地点。
那須塩原から高速にのり東京に向かい快調に走行していたのだが
突然エンジンが咳き込むように(ガス欠状態に似ていた)なる
横風をすごかったので風にあおられてそのように感じたのかななどどのんきに考えていたが
パンクも気になったので最寄のPAにたちよりタイヤをチェック
エンジンの再スタートも問題なくできたのでまた高速に戻ったが
やはりエンジンの調子がおかしく感じたので走行車線を2000回転、80kmでゆっくり走るこにした
だましだまし走っているという感じでどうにか埼玉県までたどりついたが
あえなく加須ICの手前でエンジンストール
そのまま左路肩に車を止めハザートを点滅させた。
三角停止版を後方に設置して取り合えずJAFに連絡、また高速の緊急電話で故障の連絡をする。
そして「故障車あり」の表示が点灯された。

高速の路肩に停車する場合のルール
・三角停止板を設置する(道交法で規定)
・追突される危険があるので車の中にいないこと
・絶対右側から出ない(右座席に乗っている人も左のドアからでる)
・ガードレールの外側の安全な場所でロードサービスがくるのを待つ

強風と爆走する車の騒音の中我々はガードレールの外側で1時間以上JAFが来るまで待っていた。
その間パトカーが前でとまり警官が降りてきて
「どうしました?」と聞かれた。
「エンジンが突然止まってしまいました」というと
「高速管理者とレッカーの連絡してますか」
というようなことを聞かれ
「はい、しました」と答える
すると「風が強くて大変でしょうかここで待っていてください」といわれ
立ち去っていった。
すると今度は高速の管理車(黄色い車)がやってきて
「業者さんには連絡しましたか?」
と聞かれ業者って誰のことかわからなかったが
レッカー業者のこととわかり連絡したむねを伝えた。
そして彼らもいなくなり我々だけとなった。
前を通る車はほとんど我々に視線を向けているのがわかる
当たり前だがかなり目立つのである。

JAFのトレーラーで加須ICの駐車場まで移動する
ちなみに我々3人はポルシェに乗ったままトレーラーに積まれた
いつもより高い視線で高速を運転しないで移動するのは不思議な経験であった。
加須ICを出るときは当然だが那須塩原~加須ICまでの高速料金を支払う
トレーラーに荷台に乗った車から高速料金を支払うのも不思議な経験である。
ちなみにJAFのレッカーサービスはJAF会員は5kmまで無料である
加須のICからポルシェのエマジェンシーサービスを利用し
別のトレーラーで再度高速にのり大宮まで移動した。この時も我々は荷台の車に乗り込んでいた
車の中ではワールドベースボールクラシック準決勝の日本韓国戦をラジオで聞いていた
ここで少し変なことに気がついた
ETCの出口近くになるとETCカードが入っていないというアラートメッセージが鳴り出したのである
今度は高速に乗る前からトレーラーに積まれているので当然高速料金は必要ないのであるが
もしETCカードを挿したままでトレーラーに積まれていたら
料金を自動的に取られてしまうのであろうか
トレーラーは岩槻ICを降りて抜け道を駆使しながら大宮のポルシェディーラーに着いた
ちなみにこのトレーラーの運ちゃんはレッズファンらしくトレーラーにはスッテカーが貼ってあった。
正規ディーラーに来るのは久々である
なぜ正規ディーラーに来たかというとポルシェのエマジェンシーサービスでは最寄の正規ディーラーまで
のトレーラー輸送費が無料ということになっているためである
取りあえずここのメカニックに見てもらったがすぐには原因がわからず結局入院することになった
このエマジェンシーサービスでは自宅までの交通手段も用意されている
48時間までのレンタカーか15000円までのタクシーである。
15000円で自宅までたどり着くか不安だったのでレンタカーにした(乗り捨て可能)
我々が近くで遅い昼食をとりおえたころレンタカーがディーラーにやってきた
車種はクラウン。もっとも縁遠い車種である。
ポルシェに詰め込んでいたネコと荷物をクラウンに入れ込む
こんな時でもないと絶対乗らない車であるポルシェとは対極の車だ
まずキーがないのである!!
センサーが内臓されたマッチ箱のようなものを持ち車に乗り込む
キーがないので当然キーを差し込む場所がない
いつもならキーを差し込みたくなる位置に丸いスイッチがある。
押してみるとコックピットパネルがひかりハンドルが前にせり出してきた!
最近の車というのはこういうものなのか!
20年前の車に18万km以上乗っている私にとっては
カルチャーショックというか異次元の宇宙人の乗り物のように感じた。
(これはきっと腹の出ている中年オヤジでも楽に運転席に乗りこめるように開発した装置に違いない。)
次の問題はどうやってエンジンを掛けるかである。
もう一度スタートスイッチを押すとパネルが消灯しハンドルが元の位置に戻ってしまった
まったくわからず途方にくれているとポルシェのメカニックの人がどうやらブレーキを踏みながら
スイッチを押すらしいと教えてくれた。
どうにかエンジンがかかった
しかしエンジンが静か過ぎてエンジンが回転しているのが確認できるのはタコメーターの値だけであった。
当然のように純正のGPSナビゲーターが搭載されているので
自宅の郵便番号を打ち込みナビゲーションを試してみた
なにからなにまで至れり尽くせりの車である
加速もよく知らず知らずにスピードがでてしまうという感じで貴重な自宅までのドライブを楽しんだ。

今回は3人で土曜早朝にサイトにきた
午前中私とタツキはマウントジーンズで春スキー
天気もよく雪もまあまあであった
ユキは昼寝、午後は黒磯に買出しをする
夕方に深谷建設さんがきて
壊れてしまった勝手口の取っ手と風呂場の混合水栓の見積をしてもらった。
ウグイスも泣き出しサイトにも春の気配がやってきた。

今回のメニュー
03/18

  • 朝 広谷池ココス
  • 昼 黒磯ラーメン
  • 夜 お好み焼き
    03/19
  • 朝 サンマ定食
     

    でした。
    「後日追記」
    車の故障の原因はディストリビュータの軸の破損ということで
    デスビの交換をして95000円なりで元気になりました。
  • 2006年3月4日土曜日

    しちりん角型ワイド





    究極のさんま焼きコンロ:しちりん角型ワイド。


    かなりしつこいがまたもやさんまの話である。
    さんまの炭火焼きにこだわり七輪→樽型コンロ→U字溝と変遷してきたわけであるが
    U字溝さんま焼きには意外な欠点があった。
    それは熱効率が悪くやたら炭を浪費するということである
    そもそもU字溝さんま焼きは目黒のさんま祭りを見て思いたったのだが
    この時U字溝は長く繋がれて大勢で焼いていたのである
    U字溝1個で焼くと横に熱が逃げてしまい効率が悪いのではないかと推測した
    やはり無難なキャンプ用コンロにしたほうがいいのかなと思っていたら
    たまたま東京の地元ホームセンターで「しちりん角型ワイド」という
    まさしくさんまを焼くための七輪を発見したのであった。
    (値段はちょっと高めで3000円くらいした)
    このしちりん角型ワイドは通常の七輪より低いので卓上炭焼きコンロとしても利用できる
    また炭をおくところが2箇所に分かれているのが特徴だ
    さっそくこのしちりん角型ワイドでさんまを焼いてみる。
    やはり七輪は効率がよく少量の炭でさんまをきれいに焼くことができた
    やっぱりさんまは七輪であった。

    今回は土曜の夕方サイトに3人でやってきた
    道には雪はほとんどなくなっていた。
    3月上旬にしては比較的過ごし易い気候であった。
    年末の大雪のためであろうかサイトの奥に立っていた枯れ木が倒れていた。
    高さは10mほどの木で根元部分から折れ裂かれている
    枯れた大木が倒れ明るくなった林床にあたらしい命が芽生えリニューアルしていく
    自然のサイクルを感じる。
    倒木した枯れ枝を切り出しサイトの流れに突き出しているコンクリート管の目隠しに利用した
    以前にも同じような作業をしたが大雨で枯れ枝が大分流されてしまったためである
    この場所が今年もホタルやオニヤンマの聖地でいて欲しいと願った。

    根元から折れる---------------雑木林内に横たわる倒木----------枯れ枝を一部利用してビオトープ
    今回のメニュー
    03/04

  • 夜 ジンギスカン 
    03/05
  • 朝 サンマ定食
  • 昼 ビーフストロガノフ
  • 夜 黒磯ラーメン 
     

    でした。