2002年3月30日土曜日

魚に春



鰆の子(サゴシ)

魚に春で鰆(サワラ)であるがその子供をサゴシと呼ぶらしい。
このサゴシの開きを七輪で焼く。
大皿に乗せられたサゴシは子魚といっても
鰆の子だけあってかなりデカイ。
斜めにしても皿からはみ出すサイズである。
この焼きたてのサゴシ
身がホクホクで最高にうまい。
ちなみに鰆の子でも50cmまでをサゴシとよび
70cmぐらいまでをヤナギと呼ぶらしい。
鰆は全長1.5mにもなる大魚である。

今回は雨の降る土曜の早朝に東京をスタートした。
途中コンビニで朝食の食材を購入しサイトには7時半ごろ到着。
その頃は雨はすっかり止んでいた。
サイトで朝食のあとはゆっくりを朝風呂を楽しむ。
今回はグランマたちとヒーバーの3人が昼過ぎに来る事になっている。
昼前にいけがみに買出しにいく。
ランチはタツキのリクエストでユキのリゾットとなった。
この頃には時おり日が射す程度に天気は回復していた。
ランチのあと先日設置した風呂場の目隠スクリーンを
もう少し見栄がよくなるようにサイトにある木材で手を加えた。
仮設ではあるが前より大分イメージアップしたと満足している。
プップーというクラクションと共にグランマたちは2時ごろサイトに登場した。
グランマたちは母屋の外構工事の最中に一度来ていたが
完成してからは初めてになる
ヒーバーもキャビン時代に一度来たことがあったが母屋が
出来てからは初めてだ。
夕方、おみやげにもらったサゴシを七輪で焼くことになった。
炭火を起こし外で七輪の準備をする。
火も安定したところでサゴシを焼いた。
七輪にほ乗り切らないほど大きく
前と後ろを交互に焼いていく
母屋にいたヒーバーが様子を見にやってきた。
ちょっと気なるらしい。
そのあとはヒーバー自ら団扇で扇ぎながら手際よく焼いてくれた。
サゴシが焼きあがった頃、タイミングよく菊池誠商店に頼んでった生ダル7リットルが届いた。
そして文頭にあるようにみんなでおいしく食したのである。
夜のメニューはポトフ。夜はいつもどおり早めに就寝した。
翌朝は曇りで風も強かった。田舎道ウォーキングを楽しみ
朝風呂のあとみんなで和朝食。
そのあとオジイチャンお兄ちゃん、タツキと3人でサイト内の枯枝、
伐採したシノダケなどの清掃をした。
おかげで大分スッキリした眺めになった
枯枝に結構太いものもあったので薪割をして焚き木にするため
キャビン前の軒下で乾燥させることにした。
サイトにはウグイスの泣き声は飛び交い。カケスが青い模様の入った羽を見せびらかすように
木々を渡っている。ウグイスカズラの花も咲き始めている。
魚に春の鰆を楽しみながらサイトにも春がやってきた。
昼にユキのパスタをみんなで食したあと2時過ぎに帰路についた。

カケス
(鳩ぐらいの大きさサイトによく遊びにくる)

2002年3月23日土曜日

なごり雪



薄化粧のはだかデッキ

今年は桜の開花が記録的に早く
東京は桜も満開で今週が花見のラストチャンスという状態であったが
那須サイトは別物であった。
冬が最後の力を振り絞って雪を降らせたのである。
もう春だと思っていた時期の雪。なごり雪だ。
このなごり雪でサイトは薄っすらと雪化粧をして春本番を待ち構えているようである。

今回は金曜の夜8時半、家族3人でスタートした。
雨が降っていたので高速もゆっくりと走り西那須野ICで降りコンビニで朝食の買出しをして
サイトには11時ごろ到着した。
翌朝は小雨。朝食のあと黒磯に買出しに出かけた。
午後は先日導入したDVD5.1chシステムのスピーカー配線をスッキリさせるための作業を行った。
配線ケーブルも目立たなくなり大分スッキリした。
昼はユキのパスタ。鮭とほうれん草のクリーム仕立てである。
はっきりいって最高にうまい!
その後はだかデッキの改良のため目隠しスクリーンと移植を行った。
はだかデッキはかなり開放的であったので多少の目隠しと植栽を施し
落ち着いた雰囲気にしてみた。
目隠しスクリーンに利用したのは寒冷沙である
植物の遮光や保温のために利用されるビニールの網のようなものであるが
これを丸太の支柱に張るようにした。仮の囲いといった感じである
植栽はサイトに自生していたガマズミ、ニシキギと
キャビン時代にゲートとして利用していたヨーロッパゴールドである。
ちなみに3月末は樹木を移植する最適期なのである。
夕方はDVDで購入したTOMERAIDERを大音響で堪能する。
夕食はタツキのリクエストで焼きそばとなった。
その後はお決まりのパターンで早寝となり8時には全員就寝した。
翌朝外を見るとなんと雪だったのである。
朝は定番になった和食メニュー。今回の焼魚は赤魚の粕づけである。
昼前にサイトを後にしたときは雪はすっかり姿を消していた。

2002年3月16日土曜日

那須餃子


那須で餃子を作るのは母屋のコンセプトのかなり重要なものであった。
餃子をつくるために芦野石のアイランドキッチンを採用したといっても過言ではない。
ここでみんなで楽しく餃子をつくるイメージである。
本来であれば皮から自作するのが本道であるが
今回は市販の餃子の皮を食べ比べてみようと試みた。
いけがみで購入した餃子の皮は
宇都宮餃子の皮 100円
菊地餃子の皮 115円
ジャンボ餃子の皮 158円
計 70枚である。
これを守屋家3人で全部食べ尽くした。
食べ比べてみるとそれぞれの皮の違いがよくわかる。
宇都宮餃子は皮が薄くパリッとした食感である。
ジャンボ餃子の皮は大きいというより厚みがあり
モチモチした食感であった。

今回は家族3人で週末をサイトで過ごした。
土曜の昼に東京を出発。羽生PAで昼食をとり
矢板ICより地方道で那須に向かう。
いつもどおりスーパーいけがみで買出し後
3時過ぎにサイトに到着。
このところ暖かい日が続く
この時期は俗に三寒四温などとよばれて
暖かい日と寒い日が交互にやってくるというのが
お決まりであるが今年は三温四温といった感じでこのまま春に突入といった感じである。
サイトではすでにウグイスが鳴きはじめていた。
さっそく夕日を眺めながらの入浴。
夕食はは前述したようにみんなで餃子づくりを楽しんだ。
今回はプラモデルの製作をした。
以前から購入してあったフェラーリDINOの模型である。
たつきはレゴについては熟練していたがプラモデルつくりは初めての体験で
接着剤がないと作れないものだとは知らなかったようである。
私も久しぶりのプラモデル製作に没頭した。
翌朝は久しぶりの田舎道ウォーキングを楽しむ。
朝食は最近定番になりつつあるお釜ごはんと焼き魚に汁物である。
その後プラモデルつくりの続きをやり、昼にサイトも後にした。


タツキのプラモデル第1号

2002年3月10日日曜日

丸太割り


02/03/10



直径40cm近くある丸太である。
斧を振り降ろしてもとても割れるとは思っていなかった。
それがものの見事に縦にまっぷたつに割れたのである。
薪割りではなくまさしく丸太割である。
さすがに一発で割ることは出来なかったが同じ場所に何度も斧の歯をくいこませていくと
丸太は最後に悲鳴のようにバリッという音をたてて割れた。
この偉業をなしとげたのは今回参加した久保田兄弟。
とくに剣道の達人である修ちゃんの斧の威力は絶大であった。
その後も丸太割は続きログサークル用の薪は大分確保できたのである。 今回の参加者は大人8名、子供6名で総勢14名の大所帯となった。
我々3名と仁さんとヒカル君、久保田兄ファミリー3名と弟ファミリー5名、さらに
母屋完成後初登場の西沢氏である。
金曜夕方に仁さんパジェロで那須へ
途中那須塩原で西沢氏をピックアップしてサイトには9時ごろ到着した。
今回、家からテレビとDVD5.1chシステムを持ち込んで来ていた。
前回スカパーに加入したのでそれなりのTVが欲しかったためと
さらに那須で5.1chの大音響で楽しみたかったからである
那須まで来てテレビなんか見るのはもったいないと以前は思っていたが
非日常ライフを楽しんでいたキャビン時代とは違い
日常の週末住宅として利用するのとは意味合いが違ってくる。
非日常ライフでは電気、ガス、水道もない生活の不便さを逆に楽しんでいた。
しかし日常の週末住宅となるとこの不便さを楽しむというのはちょっとツライ
「東京では楽しめない事を楽しむ」
これを那須サイトのコンセプトとしたい。
東京では5.1chの音源をMAXのボリュームで楽しむのは周辺住民に
迷惑がかかり不可能である。
その点このサイトの周りは民家がない。あるのは雑木林だけなのである。
前述の薪割や焚き火なども東京ではなかなか楽しめない。
仮に公園で薪割りをしようとして斧などを持って歩いていたら間違いなく
警察に連行されるであろう。
ということでテレビとDVDシステムを階段棚にセッテングして母屋初来訪の
西沢氏と毎度の仁さんと3人でビールを楽しんだ。
深夜1時ごろ久保田兄弟ファミリーが到着。総勢14名の大所帯となったのである。
翌朝は全員でマウントジーンズに向かう。天気は文句無しのピーカン。
風もなく絶好のスキー日よりとなった。
マウントジーンズには9時過ぎに到着。
天気は申し分ないが雪質はこの時期なのでザラメ状態であった。
1時近くまで各自スキーを楽しんだ。
我々(守屋家3人)は比較的空いていたのでゴンドラを5本分(ノンストップで2本を含む)、
クワッド2本分を滑った。
スキーを楽しんだ後は黒磯のラーメン屋までみんなで行って昼食。
改装のための閉店セールということで味噌ラーメン&餃子が500円という破格の値段であった。
昼食後は買出し等をしてサイトに戻った。
人数が多かったのでグリーングリーン温泉組と内風呂組に分かれ
おのおのの時間を楽しむ。
西沢氏は今回燻製に挑戦ということで自作の燻製器を持ってきていた。
さっそく燻製の作業に取り掛かったが燻材(煙りの素)として利用しようとした
期限切れの紅茶の葉がうまく燃えないため無念のリタイア。次回に期待という結果になった。
日も落ちてきて夕食となる。メニューは板長西沢氏のポトフがメインである。
子供たちはみんな喜んで食べていた。
恭ちゃんが前回焚き火で挫折していたので今回は焚き木を購入。
やはり乾いた木はすぐに燃え出し前回のように苦労することなく
焚き火は安定して燃えつづけた。
この焚き火の火を利用してシラスコをやり大好評であった。
デザートはマシュマロを焚き火であぶったマシュマロ焼き。
ビールとバーボンを飲み続け夜は更けていく。
そこで5.1chDVD映画鑑賞会となった。
東京ではとても出来ないMAXボリュームに挑戦。
ちなみにDVDソフトは仁さんが持ってきた「猿の惑星」。
あまりにもすさまじい音響で腹に響く。
那須に持ってきてよかったと改めて実感した。
前日寝不足気味なのでみんな10時ごろには就寝した。
翌朝も快晴。若干風が強いようだ。
この日はタツキの学童クラブのお別れ会のため
タツキとユキは早朝の新幹線で東京に向かった。
その後お釜で炊いたご飯で朝食。
予定では久保田ファミリーはスキーに行くはずであったが
朝からデッキでビールを飲んでいるうちに急遽予定を変更。
サイトで遊ぶことになった。
そこで文頭の丸太割となったのである。
昼前にはみんなでサイトをあとにした。