2004年4月30日金曜日

シノダケ迷路


シノダケ王国はサイトの周りに限りなく広がっている
今までこのシノダケを伐採することがサイトの開拓史であったといっても過言ではない。
背丈以上に伸びているシノダケ王国にかき分けるように進入すると視界にはいるのは
シノダケだけで方向がわからなくなり迷いそうになる。
しかしそれが面白いのか子供たちはシノダケの中に秘密基地を作って遊んでいる
それならこのシノダケを利用して迷路を作ろうという事になった。
迷路の製作最高責任者は由紀である。
そして今回購入した刈込鋏は最強の剪定ツールとなった。
エンジン草刈機は作業効率がよいのであるが欠点がある
ひとつはうるさいこと。作業した後はしばらく耳が聞こえにくいほどである
そして最大の欠点は残しておきたい植物があってもいっしょに刈ってしまう可能性が
高いことである。
シノダケ王国のなかにもけなげに生えている植物たちは思ったより多い。
刈込鋏で必要最低限のシノダケだけを伐採して由紀は迷路を黙々と作り進めていく
片手用の剪定鋏に比較すると握力ではなく胸の筋肉を利用する
両手用刈込鋏は非常にパワフルである。太めのシノダケでも一気に切り倒す。
そして2日ほどの集中作業により全長100m近い迷路のメインルートが完成した。


由紀お気に入りの刈込鋏
今回は30日夜パジェロと2台でサイトに到着。
メンバーは我々3人と佐藤ファミリー(JINさん&ひかる君)それと
タツキの同級生の宮脇君である。一日遅れで久保田兄弟ファミリーも遊びにくる予定だ。
この時期ではもう深夜でも冷え込むこともなく夜は楽である。
翌朝は快晴。心配していたシジュウカラも何度も巣に出入りしている
良く見るとくちばしに何か咥えているらしい。
タマゴもあり巣作りは完成していると思えるので
もしかしたら雛のエサを運んでいるのかもしれない。ちょっと期待が膨らむ。
後日覗いてみたら親鳥が確認できたが雛は見えなかった。
もしかしたら親鳥が自分の下に隠していたのかもしれない。
夜はみんなで餃子をつくり楽しんだ。
そして一日深夜12時半ごろ久保田兄弟ファミリー8名が登場した。
サイトは総勢14人のビックグループで利用することとなり
男の子5名はキャビン、女性は和室、他は2Fを寝床とすることにした。
翌朝はサッカーの朝練で友愛の森へいった。
驚くべきことにゴールデンウイークのためかここの駐車場は全面オートキャンプ場と化していた。
どうにか空いてる場所にパジェロをとめてグランドでミニゲームをした。
参加者は私とタツキ、仁さん、ひかる君、宮脇君、久保田家ニ男の計6人である。
久々のミニゲームで私はヘトヘトになってしまった。
朝食後は子供たちみんなでログサークルの移動作業を行った。
今の場所では焚き火をすると煙がシジュウカラの巣を直撃してしまうからである。
新しい場所は少し奥の橋のそばである。
近くにイボタの木があり火の粉にあぶられそうなので倉庫脇に移植することにした。
ここはサイトへのアプローチで目立つ場所でありよいポイントになった。
午後も近くの牧草地でサッカーをする。今度は参加者9名となった。
牧草地はサッカーをするにはやや草が高くまたデコボコしていてやりにくくさらに疲れる。
4対4でミニゲームをする。一日2回のミニゲームは無謀であった。
その後筋肉痛に悩むことになった。
サイトに戻るとハセニイファミリーが遊びにきていた。夕方には帰るとのことであるが
これでサイト利用グループは総勢18名となり大変にぎやかになった。
夕方は我々(守屋家+宮脇君)を除き14名でグリーングリーンにいったが
ゴールデンウイークのグリーングリーンは想像を絶する混み方だったようである。
夜は久々に焚き火をたきダッチオープンでポトフを楽しみ、デッキではBBQコンロが活躍した。
その後は焚き火の炎を見つめながらログサークルでバーボンを楽しんだ。
翌朝は曇りスタートであった。
この日は草原サッカー、疎水公園での釣りなどをやった。
昼は子供たちだけで焼き蕎麦をつくった。子供に手伝わせるのでなく
子供たちに任せることで子供たちは結構生き生きと行動することがわかり
なかなか意義深いイベントであった。
夜は由紀が作った北京ダック風炭焼き合鴨が好評であった。
四日は朝食後久保田兄弟ファミリーと佐藤ファミリーが帰路についた。
10名が帰ったあとは静かになり、なんとなく寂しくなってしまう。
昼前に黒磯まで買出しに出かけ午後は倉庫脇にたつきと宮脇君に手伝ってもらい
フェンスの仮設置をした。
翌朝は7時前にたつきと宮脇君を黒磯駅まで送る。
毎回自動車に乗せるのではなく自立心を養うためにも子供だけで電車に乗せたいと思ったからである。
子供たちは由紀のおにぎり朝食弁当を持ち7時過ぎの普通電車に乗り上野に向かった。
初めての長距離旅行で多少緊張気味の二人であった。
子供を送りサイトに戻り由紀と二人で帰路についた。 
今回のメニュー
5/1

  • 朝 パン食
  • 昼 焼き蕎麦
  • 夜 餃子大会
    5/2
  • 朝 パン食
  • 昼 釜揚げうどん
  • 夜 ダッチオープンのポトフ&BBQ
    5/3
  • 朝 和食(納豆)
  • 昼 子供たちの焼きそば
  • 夜 北京ダック風合鴨他
    5/4
  • 朝 ブリ照焼
  • 昼 トマトベースシチュー
  • 夜 多品目カレー
    5/5
  • 朝 鮭おにぎり
    でした。
  • 2004年4月24日土曜日

    タマゴだけ




    タマゴはあったが親鳥はどこへ?

    シジュウカラの話題が続くが
    朝巣箱を覗いたらタマゴがあった。手前の巣箱に7個ほど、奥の巣箱に1個である。
    しかし親鳥がいない。気になる。
    タマゴを生めば当然親鳥が暖めている姿を想像するのであるが
    両巣箱ともタマゴだけ。これでは雛が孵らないのではないかと心配である
    しばらく巣箱を観察していたが親鳥らしいものは姿を現わさない。
    どうしてしまったのであろうか。
    そのあと風呂につかり窓をあけゆったり外を眺めていると
    目の前のコナラにスズメ大の小鳥が見え隠れした。
    よく見てみるとコゲラである。
    コゲラはキツツキの仲間らしくコナラの幹の周りを飛び回り
    気に入なる場所を見つけるとそこを必死にツツク
    木に穴をあけるというより木の幹に隠れている虫を食べているように見える。
    そしてそのそばには一匹のシジュウカラがコゲラと遊んでほしいように飛び交っていた。
    タマゴの親鳥であれば早く巣箱に戻ってタマゴを暖めてほしいところである。
    結局、昼間は巣箱の周りでシジュウカラの姿が見られなかったが
    我々がいないときに巣箱に戻っているのかもしれない
    何回か覗きに行こうかと思ったがシジュウカラが警戒してしまう可能性があるので
    覗きは一日1回としてガマンしている。
    夕方シジュウカラが一羽手前の巣箱に入るのを確認できたが
    翌朝覗くをまたタマゴだけであった。
    またカケスがキャビン前のデッキそばまでやってきた
    近くでみると結構でかい。
    ハトぐらいの大きさである。こちらは地面に隠れている虫をつつくような動作を繰り返していた。

    今回は土曜朝3人でやってきた。
    東電が電線に邪魔になる木を剪定するために9時前にくる予定になっている。
    邪魔になる木はサイトのシンボルツリーとなっている
    コーナーのコナラである。
    我々としては枝をブツ切にされては大変不本意なので
    小枝一本にいたるまで現地で立会指示したいと事前に伝えていたため
    本日の立会作業となった。
    作業の方々は8時半に登場した。リフト車1台と2tトラック1台で計3人であった。
    はじめは安全のため電線廻り2m以内の枝幹は全て剪定したいといっていたが
    きっぱりと断り、まさしく1本づつ細部にわたり剪定箇所を指示していった。
    結果樹形はあまりそこなわず剪定作業は終了したがやはり危険ということで
    後日電線周りに保護管を巻くことになった。
    保護管の色は黄色と黒が選べるとのことだったのでまよわず黒でお願いした。
    電線管理も大変な仕事だと思うが景観維持もエネルギーが必要である。


    リフト車での剪定作業

    今回のメニュー
    4/24

  • 朝 矢板北PA
  • 昼 黒磯ラーメン屋
  • 夜 由紀のイタリアンフルコースディナー
    4/25
  • 朝 パン食 
    でした。
  • 2004年4月17日土曜日

    覗いちゃいました。



    いました!シジュウカラ。

    巣箱に出入りするシジュウカラをみることができなかった。
    先週まではしきりに巣箱へ小枝などを咥えて出入りしていたのである
    どうしてしまったのか心配になりはしごを掛けて中を覗いて見ると
    巣箱の下には枝やコケなどが敷き詰められて立派な巣が完成しているようであったが
    シジュウカラはいなかった。
    巣箱を放棄してしまたのであろうか?ちょっと心配である。
    するとその奥の茂みにシジュウカラが飛び交う姿が見えた。
    先週、ヒカル君が作った巣箱を移動した場所である。
    気になったので早速覗きにいった。こちらの巣はあまり高いところにかけなかったので
    はしごなしでも覗くことができる。
    先週移動したばかりだったのであまり期待していなかったのであるが
    覗いてみるとなんと中にはシジュウカラがいたのである。しかも巣箱の中はすでに立派な巣が出来上がっていた。
    もうすでに産卵して卵を抱いているようにも見えるがよくわからない。
    もしかしたら手前の巣箱から奥の巣箱に引越したのであろうか?それとも別のペアなのであろうか
    今の段階では不明である。
    この時期はシジュウカラのほかにもカケスなど色々な野鳥が姿を見せる
    まだほとんどの木々には葉がないので観察には好都合である
    また虫などは活動を始めているため野鳥も活発に飛び回っているようである
    絶好のバードウォチングシーズンである。

    今回はタツキのクラスメートの岡村君と四人で土曜の早朝にサイトに到着。
    すっかり春らしく気持ちのいい季節になった。
    岡村君が那須は始めてということなので
    午前中はお決まりの観光コースである那須岳、八幡平、殺生石、南が丘牧場などをドライブした。
    那須岳付近は道路脇にはところどころにまだ厚い雪の塊が残っていた。
    昼は子供たちがピザ釜でピザを焼いた。
    このピザ焼き作業はみんな楽しそうにやってくれる。
    午後、子供たちは卓球に興じて過す。
    手作り卓球台は大人気であった。
    翌朝は朝練と称して子供二人と私の3人で友愛の杜のグランドでサッカーをやった。
    ここは青木の道の駅とちがい芝ではなく土(ダスト)であったがサッカーゴールなども置いてあり
    距離的にも近いのが魅力である。
    適度な運動のあとの朝食はとてもおいしかった。
    今回のメニュー
    4/17

  • 朝 矢板北PA
  • 昼 ピザ釜ピザ
  • 夜 もんじゃ
    4/18
  • 朝 パン食 
    でした。
  • 2004年4月10日土曜日

    巣作り

    入居者募集中の巣箱にシジュウカラのペアが巣作りをはじめた。
    OKの木にある巣箱に頻繁に小枝などを巣に運んでいる。たまに大きな枝をくわえて入ろうとすると
    枝が巣穴に引っかりうまく入れず苦労することもあった。
    一度だけハシゴをかけこっそりと中を覗いてみたが底に枯れ枝や枯葉でベットのようなものがあった。
    無事巣作りが完成し、産卵~子育て~巣立ちまでのドラマを是非見たいものである。

    金曜夜サイトに到着。
    天気はよく星空がきれいで家の中は冷え込みもなくストーブなしでも過ごせる程度であった。
    翌朝は快晴であった。前夜コンビニで調達したお惣菜と炊きたてごはん、みそ汁で朝食を楽しんだ後
    外を眺めているとチチッツ、チチッツというさえずりが聞こえ、シジュウカラが枝を飛びわたる姿が見えた。
    巣箱に入るかなと思ってみていると徐々に巣箱に近づき何かを咥えたまま巣箱に入ったのである
    どうやら巣作りをはじめたらしい。
    なんとなくウキウキした気分になってデッキから巣箱を眺めていたら
    車が家の前で止まった。善養寺さんが施主の方と登場したのである。
    建築の実例を紹介するために来たようである。
    サイトの建物全体を簡単に紹介したあと善養寺さんにタツキ自慢の卓球台を披露した。
    善養寺さんも卓球は好きらしくさっそくタツキと打ち合った。
    二人が帰った後はデッキのペンキが剥げた部分のペンキ塗りをタツキと二人で少しだけやり
    昼前に3人で黒磯公園に花見に出かけた。
    快晴、桜満開の公園はまさしく絶好の花見日和であり大勢の花見客が繰り出していた。
    この公園にははじめて来たが桜が見事であった。
    その後はタツキの一日遅れの誕生日を祝うためタツキのリクエストにより
    久々にビストロ伊良部で昼食となった。
    昼食後ムラサキスポーツでタツキはプレゼントに卓球のラケット(シェイク)と靴下を購入した。
    食材の買出しのあとサイトに戻り夕日を眺めながらの風呂を楽しむ。
    翌朝は多少曇っていたが野鳥のさえずりが周りから聞こえてくる
    カケスが木々を飛び回りペアのシジュウカラは朝から巣作りに励んでいる。
    ヒカル君が作った巣箱を覗いてみたがこちらは残念ながら巣作りは行われていなかった。
    たぶん設置位置がタツキの巣箱と近すぎるためではないかと思う
    そこでもう少し離れたところに移動してみた。
    こちらの巣箱にも別のシジュウカラのペアが巣作りしてほしいと願っている。

    今回のメニュー
    4/10

  • 朝 和食
  • 昼 ビストロ伊良部
  • 夜 タツキリクエストによる由紀の牛丼
    4/11
  • 朝 パン食 
    でした。