2017年9月18日月曜日

ジェイアラート

金曜朝のウォーキングをして家の前まで戻ってきた時スマホが今まで聞いたことがない音を鳴らしだした。画面を見ると「北朝鮮ミサイル発射!」という内容だった。
家に入ってテレビをつけると速報でミサイル発射について各局が伝えていた。
前回ジェイアラートが発令された時は東京にいて警戒範囲ではなく鳴らなかったが今回栃木が警戒範囲という事で鳴った。数分後に今度は日本を通過して太平洋に向かったという事がアラートで知らせれた。正直その数分間は落ち着かず不安を感じた。
日本のはるか上の宇宙空間を通過したのであればこんなに大騒ぎする必要はあるのかと疑問を感じた。日本の上空を通過などと表現されると何となく飛行機と同じような高さを想像してしまうが実際はジェット機の高度が約10km、今回のミサイルは約800kmなので比較にならないような高度である。大気圏が高度100kmといわれていて日本の領空は大気圏までと考えられているので今回のミサイルは日本の領空を通過したとはいえない。
今回の報道では領域という言葉を使って「日本の領域から離れていった」という表現を使っていたがこれでは日本の領空侵犯をしてそこから離れたというイメージを与えてしまう 。
報道はもっと事実を素直に伝えてほしいと思う。ミサイルは「日本上部の宇宙空間を飛行し太平洋に向かいました。」といった方が実態に近いと思うのだが。
ミサイル発射の直後にそのミサイルが日本を通過するのか、または日本に向かって発射されたものかはわかるらしい。であれば日本のはるか上の宇宙空間を通過するミサイルに対してジェイアラートを通報するのは大げさのように感じるがよく考えてみるとこれはあくまでミサイルが正常に飛行した場合の計算に基づく判断で、通過すると思っていたミサイルがトラブルで日本に落ちてくる可能性は否定できない。
であれば今後もジェイアラートに翻弄され続くのであろうか?
通過するはずのミサイルがトラブルで日本に落ちてこないよう北朝鮮の技術力向上を祈らなければならないような矛盾に悩まされる。

今回は水曜朝トラをサイトにやってきた。週末は台風18号の影響があったが月曜(敬老の日)朝6時前に東京に向かった。