2004年8月28日土曜日

超音速衝撃波

久々に釣りの話である。
春に解禁になった渓流釣りであるが
いつかやろうと思っているうちに夏も最終段階になってしまった。
たしか9月中には禁漁になってしまうはずである
昨年フライ宣言などをしたためこのままでは格好がつかないので
フライフィッシングに再トライとなった。
リーダー(釣り糸の一種)を前回紛失してしまったので
まずはそれを購入するために西那須野の上州屋へほぼ一年ぶりに出かけた。
リーダー、ティペットを購入してサイトに戻る。
老眼気味の目を駆使してこれらの糸をそれっぽいび方で結び
明日早朝の釣りに備えた。
はっきりいってこの結ぶ作業は今の私には一番ツライ、
まともに結ぶのに1時間くらいかかった。
翌朝はタツキと二人で5時に出発、めざすはよくいく疎水公園。
ちなみに魚のお食事時間は早朝と夕暮れの2回なので
この時間が重要なのである
すでに長い竿で釣りをしている人が一人いた。たぶんアユ釣りなんだと思う。
さっそく竿(フライフィッシングではロットといので以後はロットにします。)をセットし
サイトでみかけた虫と似たような形態のフライ(羽針)をつける。
渓流沿いの岩場で片足を川に入れるような格好で
魚がいそうかなと思えるポイントを狙ってロットを振りながらラインを伸ばしていく
ころあいを見計らってフライを着水させる。(これをプレゼンテイションと呼ぶらしい)
フライはあたかも命尽きた羽虫が川面に落ちたようなイメージで川面を流れていった。
これをなんどか繰り返していたのであるが
棒振り3年というぐらいでロッドを振るのにコツがいる
これがヘタだとはっきりいってフライフィッシングは楽しめないのである。
わたしのいい加減な振り方のためラインがきれいに伸びていかない時がおおく
ラインが後ろに伸びたときにパチン!という大きな音がでるときもある
この日もはじめはなんとかラインが伸びていたが途中でうまくいかなくなり
後方の空中でパチン!という音がなった
それでもどうにかプレゼンテイションしてみるとフライが見当たらない
おかしいなと思ってたぐりよせるとフライがなくなっていたのである。
以前もなくしたことがあったがこれは私のフライの結び方がいい加減なためだと思っていた
今回は気をつけて結んだので解けてなくなったとは思えない。
しかたなく別のフライを結んで再挑戦した。
しかしまた同じことがおきてしまった。
やはり振り方(キャスティングという)がヘタくそということである。
結局この日は30分でフライを4つも失ってしまった。
ちなみにフライは1つ200~250円ぐらいだったので損失額は1000円近くになる。情けない。
タツキにも「あ~もったいない」といわれカッコが付かない幕切れとなってしまった。
くやしいので後でこの現象について調べてみた
それによるとラインが完全にターンオーバーしないうちにキャストを開始する
(ロッドを後ろから前に振るタイミングがはやすぎる)と、パワーがティペットの先端に集中して
音速を超える衝撃波でフライがちぎれとんでしまうとのことである
パチン!という音はなんと超音速の衝撃波だったのである。
そしてこの超音速衝撃波により合計1000円なりのフライたちは抹殺されてしまったらしい
恐るべし超音速衝撃波!なのである
というかもう少しキャスチングの練習をしなさいということである。
毛針による環境汚染についても深く反省しなければいけません。m(_ _)m

土曜の早朝那須に向かう
広谷地ココスには7時過ぎに到着。
朝食後黒磯の市内に向かい
まずはセルフのガソリンスタンドで給油。
カインズホームで買出し後黒磯図書館に向かう
夏休みの宿題が磯野カツオ状態のタツキは図書館で宿題の調べ物に集中する。
昼は黒磯ラーメンであった。
夕方はオリンピック男子サッカー決勝をライブで堪能した。
8月サイトにはオレンジ色の華麗な花が点々と出現する
目立つ花がほとんど咲かないサイトでもこの花だけは自己主張がわかりやすい。
名前はフシグロセンノウと花が目立つわりには地味めな名前である。
翌朝は早朝フィッシングで打ちのめされたが
炭焼きさんまで多少気分を持ち直し
コンポストなどの移設をしてから帰路についた


フシグロセンノウ(ナデシコ科)
今回のメニュー
8/28
  • 朝 広谷地ココス
  • 昼 黒磯ラーメン
  • 夜 キムチ鍋 
    8/29
  • 朝 炭焼さんま定食
    でした。
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