2010年8月6日金曜日

コミュニティ・ヴィレッジ(大内宿)




江戸時代の田舎の宿場町にタイムスリップしてしまったような錯覚を感じるような街並みである
ここは最近観光客が急増(年間100万人)している人気スポットの大内宿(会津)だ
客層は家族連れがメインであるが若い人から年配まで男女問わず幅ひろい。
この集落には昔から「結い(ゆい)」という互助制度があり、かやぶき屋根のふき替えなどを行ってきた習慣があったとのこと
この結いの精神をもとに大内宿保存会というところが主体となり11億円以上かけてトタン屋根を茅葺きにしたり舗装道路を砂利道にしたり
外壁修景、防災設備、本陣新築、電柱の移設、駐車場設置などをおこなってきたらしい。
大内宿保存会は、「売らない、貸さない、壊さない」を原則とし、自分たちでこの街並みを作りあげ
道路や河川等の環境美化はみんなの奉仕活動として年中行事となっている
街並保存といっても観光地として生きていくために通り沿いはおみやげ屋やネギ蕎麦屋(そばの中にネギが丸々1本入っている)
民宿などで賑わう状況となっているがこの通りから道一本中に入ると素朴な集落の空気が感じられる
大内宿はメイン通りだけを舞台セットのように作られているのではなく集落として全体をアピールしているように感じるのだ
通り裏の田畑は現在も耕され、町外れには鎮守の森があり樹齢数百年のスギがご神木となっている
神社の傍らには杉木立の中にせせらぎがやわらかい曲線を描いて流れていた。
この神社のそばから大内宿の集落をみると大きな山の懐にたたずむ一つのコミュニティ・ヴィレッジであることが分かった。

↑田畑に伸びる砂利道と鎮守の森       ↑神社のせせらぎ 


今回はタツキと二人で金曜の午後にサイトにやってきた。
前回来たときに小屋の鍵を東京に忘れていたので小屋には入れなかったのだがほぼ3週間ぶりで入ってみると
バイク用の革のジャケットやパンツ、ヘルメットの一部などがカビだらけでおぞましい状態になっていた
換気として窓を少し開けてファンを1時間に15分動作するようにタイマーをセットしていたが
その程度では夏の湿気には到底勝てないことが改めてよくわかった。
翌日は単独SRで大内宿に向かった。那須神社からボルケーノハイウエイ経由で甲子道路(かしどうろ)に入り、
長いトンネルを抜け一気に会津街道に渡るとすぐに大内宿に着く。サイトから約60km、1時間強である
ボルケーノハイウエイは以前那須どうぶつ王国からの帰りに通った時は一部有料区間があったが去年から無料開放されたらしい。
(有料なのであまり近寄らないようにしていたが快適なワインディングロードなので今後は多いに利用したい)
甲子道路は2年ほど前に開通した出来立ての道路で4kmを超える長いトンネルで会津に抜けることができる
しかし長いトンネルはバイクにとって楽しいものではない。はっきりいって気が変になってしまいそうで嫌なものである
だがこの甲子道路のおかげで会津と劇的に短時間で結ばれた。
大内宿を見てから羽鳥湖経由でサイトに戻った。全工程150kmの天気に恵まれ快適なツーリングであった。
翌日は午前10時ごろ東京にむかったが小屋の換気が気になりファンのタイマーを
4時間で動作3時間45分1セットで一日6セットに設定した。
24時間フル稼働でもよいのだが安物のファンなのでモーターが火でも吹いたら大変である。
効果があればよいのだが... 今回のメニュー
0806

  • 夕食 さしみ、冷凍餃子
    0807
  • 朝食 さんま定食
  • 昼食 実:白河ラーメン タツキ:自作麻婆豆腐
  • 夕食 ハンバーグ
    0808
  • 朝食 パン、オムレツ

    でした。
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