2013年6月15日土曜日

摩のT字路

ルナガーデン脇の砂利道からアスファルト道路に出るT字路は以前から左側の樹木等で見通しが非常に悪く(特に左ハンドル)、あぶなかしい場所であった。
そして起こるべきして事故が起きてしまった。
日曜、朝8時すぎに東京に戻ろうとサイトをスタートした直後である、ルナガーデン脇の砂利道から左折しようとして恐る恐る鼻先を出すように車を進めた時 突然ドーンという音と衝撃が響いた。左側からの直進車にまったく気づかなかった。
やってしまった!と思ったが怪我はまったくなく接触事故というレベルだと思い相手方を確認しようと車を降りたが不思議な事に相手の車が見えなっかた。 そのまま行っちゃたのかとも思ったが相手は直進車で私の方が分が悪いので当て逃げのような事はしないと思った。
すると左の牧草地の下に車の屋根らしきのが見えた。始め訳が分からずなんだろうと思っていたが急に動き出し、牧草地を走って道路に戻ってきた。 接触したあとハンドルを取られ左の牧草地に滑り落ちたらしい。、結構スピードを出していたのだと思う。(この道はみんな結構飛ばしている)

事故状況図

私の近くまできて車を止め出てくると、「急にとびだすな!」といった事を言っていた。 私はお怪我はありませんか?と声をかけた。まさか牧草地に落ちたなんて思いもしなかった 転倒などしなくてほんとうによかった。相手の車も接触により右サイドに傷、ヘコミはあった走行に問題はなさそうであった。
取り敢えず110番で警察を呼ぶ。「事件ですか?事故ですか?」といったお決まりの文句のあと車同士による接触事故である事をつげ、 場所はどちらですかと聞かれた。何年も前に小屋で陽子さんが体調が悪くなり救急車を呼んだ事があったがその時は場所を伝えるのが大変であった。 しかし今回は「ルナガーデンの脇の道です」と告げると数秒で場所を確認できたようであった。警察が到着するまでお持ちくださいと言われる。 田舎だし、到着するまではしばらく掛かりそうである。
私の車は右前のバンパーが少したわみ右ライトと右ウインカーカバーが割れてしまったが走行上の問題はなかった。 取り合えず道路に散らばったカバーの破片を拾った。相手方の人は同年代の男性でどちらかというと穏やかな感じの人であった。
外見上大きな損傷がなかったポルシェをみて、やっぱり外車は丈夫ですね。などと言っていた。 確かにこの車には衝撃吸収用の大きなバンパーがついている。そのせいでビックバンパーなどといったあだ名がついているくらいである このバンパーのおかげで今までも駐車時に壁に接触するなどの多少の衝撃は吸収してくれてとても助かっている
最近の車はバンパーがなくなりボディと一体型になってしまったのでささいな接触でも傷が付き修理代がかさんでしまうのは困ったものだと思う。
そのビックバンパーであるが今回の衝撃はさすがに無傷ということはなく歪んでしまったのでる。ポルシェくん、痛い思いをさせてごめんなさい。
10分ほどでパトカーに乗り警察官二人がやってきた。 警察官はT字路の確認をして左側の見通しが悪く非常に危険だと言って左の林地の木を伐採したほうがいい!我々警察が勝手に切るわけにはいかないので 持ち主を見つけて伐採させた方が良いといった事を主張していた。ほんとにそうしてもらいたい。
警察官の一人は若者でポルシェを見て「これはフェラーリですか?」と素っ頓狂は質問をしてきた。最近の若者は車に興味がないらしい。 (警察官ならこの程度は知っていてほしいが)さらにこの若者は車の中のトラとクロをみて「犬ですか?」とも聞いてきた。
怪我がないと人身事故ではなく物損事故扱いとなる。物損であれが事故があったという記録だけで 現場検証などはしない。事故の概要とお互いの氏名、連絡先、職業など一通りの事を聞いたあとは「後は当事者間で話し合ってください。」という事になる
その後、保険会社に連絡をして今後の交渉は保険会社同士で行ってもらうことをお互いに確認して現場を去った。 自走できる事は本当に助かる。昼には東京に戻れた。ここでレッカー移動などになっていたら家に戻るまで丸一日かかってしまったであろう。
今回も由紀と二人&猫二匹でやってきた。高速を降りる頃にはガソリンが心細くなったのでサイトにいく前に黒磯のガソリンスタンドに寄った。
その後近くの松屋で朝定食となった生卵、ひじきの煮物、漬物、味噌汁、半ライスでなんと170円であった。驚愕の値段である
光熱費などを考えれば自宅で作るより安いのではないだろうか?
午後から雨が降りだし梅雨らしくなる。日曜は朝4時に起きてサッカーのコンフェデ観戦。ブラジルのネイマールの華麗なシュートで目が覚める ブラジルは大会ではいつもスロースターターなので初戦でブラジルにあたるのはラッキーではないかと思っていたが ホームの大会では違っていた。必勝の本気モードのスタートだったと思う。結局日本はいいとこなしで0-3で完敗。
気持ちを取り直して次に期待したい。


今回のメニュー
6/15


朝 黒磯の松屋
昼 ユキスープパスタ
夜 ジンギスカン
6/16日
朝 大谷PAで餃子
でした [事故追記]------------------------------
この事故について保険業者の仲介で決着した過失割合は7:3であった。 理由としてほぼ同幅員の道路であり一時停止などの標識はなかったことなどである 先方は当初自分に過失はない突然飛びだしてきたと主張していたが、交差点内の事故でお互いが運転中であれば10:0といった割合はまずないらしい。一方が正当な場所で駐車していたところへ運転中の車が突っ込んだ場合などは10:0といった過失割合になる事はあるとのこと 優先道路を走行していても交差点では注意して走行する事が義務付けられているわけである。優先道路を走っていても飛び出してきた車と事故った場合過失ゼロという事にはならないのである。
自分が飛び出して事故を起こしてしまっても全面的に私の過失ですなどと認めない方がよい。 ただ現場でケンカになっても大人げないので自分の過失割合が大きいと認めれば取りあえず恐縮した態度でその場を穏便にやり過ごすというのも大人の対応であるが決して全面的に悪かったなどと言った表現は避けるべきである
事故は大きく人身事故と物損事故に分けられる 今回もどちらかに怪我があれば人身事故扱いとなり警察も現場検証を行う事になる何処でどのようにぶつかったのか現場を測量して詳細なレポートを作成する。そして人身事故という事で免許証も減点扱いになる 怪我がなく物損だけであれば物損事故となり警察も測量などはしないで現場確認だけで事故があったという記録だけが残る。免許証の減点もない。
お互いの車の損害はどの程度かはお互いの保険業者が相手方の損害を見積って本人の了承を得て決定する。今回は相手方の保険業者が私の車の修理業者まで出向いて詳細に調べて見積金額を算出した。 ここで興味深いのは実際の修理金額とは無関係である事である。 今回は7:3の過失割合なので見積額の3割が私の口座に入金された。 先方の車の損害見積は私の契約している保険業者が算出したのであるが修理見積額が車の査定額を超えてしまったため査定額の7割が保険業者の支払額ということになった。ようするに修理する方が高いので買い替えてくださいという事である。 具体的な金額は控えるが今回の事故では過失割合が7:3であったが入金された金額は私の方が多いという逆転現象となった。
ハンドルを握ったら過失0はないという気持ちで運転しなくてはならない。


0 件のコメント:

コメントを投稿